第7回 V・プレミア2012/13女子 神戸&姫路大会
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●岡山・宮下遥 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
3週間観ていないだけなのに宮下選手が突然大人びてみえたのは、レギュラーとしての落ち着きか、首位として誇りによるものか。
(撮影:2013年1月19日対NEC/姫路市立中央体育館)
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●岡山・栗原恵 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
栗原選手でも開始ホイッスルが鳴る前は緊張をしているように見える。視線は焦点を合わせず深呼吸を1回。そして気持ちを集中させている。
(撮影:2013年1月19日対NEC/姫路市立中央体育館)
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●岡山・栗原恵 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
栗原選手のサーブは岡山の大きな得点源であることは間違いない。しかし、その華麗な姿はランキングの数字では表すことができない。
(撮影:2013年1月19日対NEC/姫路市立中央体育館)
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●岡山・宮下遥 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
岡山の河本昭義監督は言う。「長身セッターはセットが読まれ易い」。しかしそれを逆利用したツーアタックはメリットになる。
(撮影:2013年1月19日対NEC/姫路市立中央体育館)
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●NEC・白垣里沙 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
これが昨シーズンを入替戦で終えたチーム?! そんなことを微塵も感じさせず、2レグの首位決戦を制した。拾ってつなぐ団結力が撮っていて楽しいチームになっている。
(撮影:2013年1月19日対岡山/姫路市立中央体育館)
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●久光製薬スプリングス (レンズ 280mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
姫路大会、神戸大会は久光のホームゲームとしての2連戦。ホームゲームの雰囲気があまりないVリーグにおいて、この2日間は満員の観客とともに明らかにホームゲームを感じさせた。
(撮影:2013年1月19日対東レ/姫路市立中央体育館)
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●東レ・中道瞳 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
「中道が悪かったから代えたのではなく...」試合後の会見で東レ・菅野幸一郎監督は語った。重要な久光製薬戦、コートから外れた中道選手には、調子の上がらないチームがどのように観えたのだろうか。
(撮影:2013年1月19日対NEC/姫路市立中央体育館)
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●久光製薬・狩野舞子 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
点差は開いていたとはいえ対東レ戦。2枚替えとして登場した狩野選手は経験値を上げ、私は「セッター狩野舞子選手」の写真を撮影することができた。
(撮影:2013年1月19日対東レ/姫路市立中央体育館)
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●久光製薬vs.東レ (レンズ 26mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
1レグ、2レグに天皇杯決勝を合わせると、このカードにおいてシーズン3連勝の久光製薬。しかし逆に3連敗した東レのファイナルラウンドに向けての秘策が楽しみになった。
(撮影:2013年1月19日姫路市立中央体育館)
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●東レ・高田ありさ (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
会場に早めに到着すると観られる可能性が高い当日練習。「何が足りない?」まるでそう自分自身に問いかけるように高田選手はサーブ練習を繰り返していた。
(撮影:2013年1月20日対岡山/神戸総合運動公園体育館)
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●東レ・小平花織 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
内に秘めたる闘志はチーム1なのかもしれない。そう思える理由は失点した時の小平選手の顔を見ればわかる。
(撮影:2013年1月20日対岡山/神戸総合運動公園体育館)
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●岡山・福田舞 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
攻守に渡りチームの中心、お手本となっている福田選手。サーブレシーブは身体の中心で正確に捉え、Aパスでセッターへ。
(撮影:2013年1月20日対東レ/神戸総合運動公園体育館)
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●岡山・吉田みなみ (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
時にはリベロ、時にはセッターの吉田選手はピンチサーバーもこなす。指を曲げてボールを支える特徴、目をつむり小さく細く息をはく。一瞬の静寂が彼女を包み込む。
(撮影:2013年1月20日対東レ/神戸総合運動公園体育館)
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●東レ・宮田由佳里 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
コートチェンジ、セット間の練習中、緊張が切れた私の脳裏は一瞬バレーボールを離れ、改めて美人顔であることを再認識した。
(撮影:2013年1月20日対岡山/神戸総合運動公園体育館)
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●東レ・荒木絵里香(左)&中道瞳(右)/岡山・栗原恵(奥)
(レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
お互いを知り尽くした3人。何をするかは眼を観ただけでわかってしまうであろう。しかしそこからが勝負の面白さになる。
(撮影:2013年1月20日対岡山/神戸総合運動公園体育館)
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●東レ・二見梓 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
記者の質問に「プレーには特徴はないですが、明るく振る舞うことでチームに貢献したい」と語っていた二見選手。しかし明るさだけではアタック決定率チーム2位にはなれない。
(撮影:2013年1月20日対岡山/神戸総合運動公園体育館)
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●東レ・迫田さおり (レンズ 85mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
それぞれ選手はスパイクを放つ時のフォームが違う。迫田選手の場合は特に判り易く、誰が観たとしても迫田選手である。
(撮影:2013年1月20日対岡山/神戸総合運動公園体育館)
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●東レ・小平花織 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
前日の久光製薬戦から一転、小平選手の意気込みは他を圧倒するほどであった。
(撮影:2013年1月20日対岡山/神戸総合運動公園体育館)
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●東レ・荒木絵里香 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
荒木選手のブロードでのこのフォーム、このボールの位置、このタイミングでこのフレーミング写真は、今までいったい何枚撮ったであろうかと自分でも思える程好きな1枚である。
(撮影:19-撮影場所)
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●東レ・迫田さおり (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
高い打点を誇る素晴らしいアタッカーは、ジャンプをする前に自らの羽を大きく広げる。迫田選手はその最たるウィングプレーヤー。
(撮影:2013年1月20日対岡山/神戸総合運動公園体育館)
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●久光製薬・新鍋理沙 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
ロンドンオリンピック以降、今シーズンを通して新鍋選手のカッコイイプレー写真、そして良い笑顔をあまり撮ることができずにいる。
(撮影:2013年1月20日対NEC/神戸総合運動公園体育館)
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●久光製薬・石井優希 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
期待の大きさは時に大きなプレッシャーとなる。石井選手に対してのそれは大きく、久光製薬というチームの枠を越えて期待となっている。
(撮影:2013年1月20日対NEC/神戸総合運動公園体育館)
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●久光製薬vs.NEC (レンズ 15mm/絞りf 4/シャッター速度1/1000秒)
満員となった神戸総合運動公園体育館(グリーンアリーナ神戸)で、それにふさわしい戦いとなった首位攻防戦。良い雰囲気の中「バレーボールは楽しい。しかし勝つことは容易ではない」と思える試合となった。
(撮影:2013年1月20日/神戸総合運動公園体育館)
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●久光製薬・岩坂名奈 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
「姫路、神戸の2試合は特に大切な試合」。中田久美監督からミーティングで叩き込まれたためか、岩坂選手はいつも以上に激しく戦っているようにみえた。
(撮影:2013年1月20日対NEC/神戸総合運動公園体育館)
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●久光製薬・石田瑞穂 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
4人が跳べる久光製薬の多彩な攻撃の1枚、石田選手。しかし相手チームが読めない攻撃を撮影するのは至難の業ではあるが、石田選手のバックアタックを雰囲気とともに撮影をしたい。
(撮影:2013年1月20日対NEC/神戸総合運動公園体育館)
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●NEC・近江あかり (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
昨シーズンに比べて、力強さが出て来たと定評のある近江選手。いつの間にか表情豊かな近江選手のシャッター回数が増えている。
(撮影:2013年1月20日対久光製薬/神戸総合運動公園体育館)
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●NEC・島村春世 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
試合中の闘志はプレーに現れている。カメラのファインダーの中に入る島村選手はいつも戦闘モード。
(撮影:2013年1月20日対久光製薬/神戸総合運動公園体育館)
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●NEC・松浦麻琴(左)&内田暁子(右) (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
シーソーゲームとなった首位攻防戦。途中からセッターが松浦選手に代わり、攻撃的なリズムとともに選手達の勝ちたい気持ちが伝わってきた。
(撮影:2013年1月20日対久光製薬/神戸総合運動公園体育館)
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●NEC・松浦麻琴 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
セッター松浦選手は早い攻撃が特徴。そして、どんな崩れた形からでもトスアップに持って行ってしまう凄さは撮影していても頼もしい。
(撮影:2013年1月20日対久光製薬/神戸総合運動公園体育館)
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●NECレッドロケッツ (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
首位攻防戦となった久光製薬戦をフルセット勝利。単独首位で2レグ最終戦をホームむかえることができる。
(撮影:2013年1月20日対久光製薬/神戸総合運動公園体育館)
Michi ISHIJIMA(石島 道康)
1966年8月17日群馬県生まれ。1985年からフリーランスフォトグラファーとして活動し、月刊バレーボールをはじめ、2輪・4輪のモータースポーツ誌、芸能、経済誌など題材は多岐に渡る。AFC(アジアサッカー連盟)、Jリーグ・名古屋などのオフィシャルフォトグラファーを歴任。その後オランダ・ロッテルダムに渡り、サッカー、格闘技など欧州を中心に活動する。2012年はロンドン五輪にも赴き、バレーボール女子日本代表の銅メダル獲得の瞬間にもシャッターを切った。AIPS(国際スポーツプレス協会)会員、AJPS(日本スポーツプレス協会)会員、FIVB(国際バレーボール連盟)公認スペシャリストフォトグラファー、Jリーグ公認フリーランスフォトグラファー。
●公式HP「Michi ISHIJIMA Photographic World」http://www.prideone.net/