第5回 第65回春高バレー 埼玉に集いし106校
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●「春の高校バレー」第65回全日本バレーボール高等学校選手権大会
(レンズ 14mm/ 絞りf 2.8/シャッター速度1/400秒)
今年の春高の舞台はさいたまスーパーアリーナ。全国の予選を勝ち抜いた男女106校により、計5日間に渡って争われている。
(撮影:2013年1月5日/さいたまスーパーアリーナ)
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●建国高等学校/大阪 (レンズ16mm/ 絞りf2.8/シャッター速度1/320秒)
大阪予選を勝ち抜き2年ぶり3回目の出場。53校の頂点を目指した。
(撮影:2013年1月5日/さいたまスーパーアリーナ)
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●県立岐阜商業高等学校/岐阜 (レンズ400mm/絞りf2.8/シャッター速度1/1600秒)
3年連続4回目の出場。1回戦は37回目の出場を誇る古豪・就実(岡山)をフルセットで退けた。
(撮影:2013年1月5日対就実/さいたまスーパーアリーナ)
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●ラインズマン (レンズ400mm/絞りf2.8/シャッター速度1/2000秒)
春高はいうまでもなく高校生の大会。主副審以外はすべて高校生が務める。もうひとつの春高がここにある。
(撮影:2013年1月5日/さいたまスーパーアリーナ)
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●盛岡女子高等学校/岩手 (レンズ400mm/ 絞りf2.8/シャッター速度1/1600秒)
3年連続19回目の出場。試合前につないだ指と指はそのまま伝統として後輩達にも受け継がれる。
(撮影:2012年12月23日皇后杯準決勝対岡山/都城市早水公園体育文化センター)
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●津商業高等学校/三重 (レンズ14mm/絞りf2.8/シャッター速度1/320秒)
13年連続13回目の出場。常連校として、そして三重県代表としても感謝の気持ちは忘れない。
(撮影:2013年1月5日対由利(秋田)/さいたまスーパーアリーナ)
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●由利高等学校/秋田 (レンズ14mm/ 絞りf2.8/シャッター速度1/250秒)
2年連続24回目の出場。勝者がいれば敗者が生まれる。今大会1回戦で敗れはしたが、まだまだ彼女達のバレーは終わることがない。
(撮影:2013年1月5日対津商(三重)/さいたまスーパーアリーナ)
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●西原高等学校/沖縄 vs.東亜学園/東京 (レンズ400mm/絞りf2.8/シャッター速度1/2000秒)
3年連続18回目の出場で、1回戦では松阪工(三重)をストレートで下した西原。しかし8年連続29回目となる東亜学園の壁に上位進出の夢を阻まれた。
(撮影:2013年1月6日/さいたまスーパーアリーナ)
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●東九州龍谷高等学校/大分 (レンズ400mm/ 絞りf2.8/シャッター速度1/2000秒)
13年連続28回目の出場となった春高5連覇中の東龍は2回戦より登場。國學院栃木(栃木)を相手に接戦をものにした。
(撮影:2013年1月6日対國學院栃木(栃木)/さいたまスーパーアリーナ)
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●東九州龍谷高等学校/大分 (レンズ400mm/ 絞りf2.8/シャッター速度1/2000秒)
春高5連覇中の出場は、先輩からの想いがつながってきた成果。
(撮影:2013年1月6日対國學院栃木(栃木)/さいたまスーパーアリーナ)
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●習志野高等学校 /千葉 (レンズ200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/800秒)
6年連続29回目出場の名門校は、ブラスバンド、チアリーダーの大応援団も伝統のひとつとなっている。
(撮影:2013年1月6日対習志野(千葉)/さいたまスーパーアリーナ)
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●とわの森三愛高等学校/北海道 (レンズ400mm/絞りf2.8/シャッター速度1/1600秒)
2年ぶり7回目の出場。天皇杯でみつけた私のお気に入り選手・小池勇輝選手はまだ2年生。来年も逢いたい選手である。
(撮影:2013年1月6日対習志野(千葉)/さいたまスーパーアリーナ)
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●大和南高等学校/神奈川 (レンズ400mm/絞りf2.8/シャッター速度1/2000秒)
8年連続9回目の出場。白井美沙紀選手は全日本ユース代表としてアジア大会全8試合に出場して優勝に貢献をした選手。しかし想い通りにいかない時もあるさ。
(撮影:2013年1月6日盛岡女(岩手)/さいたまスーパーアリーナ)
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●人間環境大学岡崎学園高等学校/愛知 (レンズ400mm/絞りf2.8/シャッター速度1/2000秒)
2年ぶり39回目の出場。1回戦での正セッター負傷を受けて出場した1年生の一森祐希奈選手。左手には「笑顔」の文字、 右手にはニコちゃんマークと「大丈夫」の文字。ケガから初出場まで撮影した者として見守りたい選手が またひとり増えた。
(撮影:2013年1月6日対川崎橘(神奈川)/さいたまスーパーアリーナ)
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●東九州龍谷高等学校/大分 (レンズ18mm/絞りf2.8/シャッター速度1/320秒)
先輩達から託された春高6連覇。3回戦で京都橘に敗れはしたが、後輩達がまた新しい歴史をつくる。
(撮影:2013年1月7日対京都橘(京都)/さいたまスーパーアリーナ)
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●九州文化学園高等学校/長崎 (レンズ15mm/絞りf2.8/シャッター速度1/60秒)
15年連続26回目の出場。国体を6年ぶりに制して挑んだ春高であったが、下北沢成徳を相手にまたもや準々決勝を越えられなかった。
(撮影:2013年1月7日対下北沢成徳(東京)/さいたまスーパーアリーナ)
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●下北沢成徳高等学校/東京 (レンズ400mm/絞りf2.8/シャッター速度1/1250秒)
5年連続13回目の出場。キャプテン小笹奈津子選手はチームをまとめ、這い上がって来た。そして数多く全日本で活躍する先輩達に誇れるように準決勝進出を決めた。
(撮影:2013年1月7日対九州文化学園(長崎)/さいたまスーパーアリーナ)
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●細田学園高等学校/埼玉 (レンズ14mm/絞りf2.8/シャッター速度1/250秒)
10年連続15回目の出場。春高はオレンジコートの中だけで行なわれているわけではない。スタンドに目をむければ、そこにももうひとつの春高が繰り広げられている。
(撮影:2013年1月7日対柏井(千葉)/さいたまスーパーアリーナ)
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●古川学園高等学校/宮城 (レンズ14mm/絞りf2.8/シャッター速度1/250秒)
8年連続33回目の出場。コートの中でプレーしている選手だけではなく、同等の力を有したベンチに控えし選手達無くしては、強豪バレーボールチームは成立しない。
(撮影:2013年1月7日対共栄学園(東京)/さいたまスーパーアリーナ)
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●共栄学園高等学校/東京 (レンズ14mm/絞りf2.8/シャッター速度1/250秒)
2年ぶり20回目の出場。負ける時はいつの日かやってくる。それが嫌ならば勝ち続けなければならない。
(撮影:2013年1月7日対古川学園(宮城)/さいたまスーパーアリーナ)
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●共栄学園高等学校/東京 (レンズ200mm/絞りf2.8/シャッター速度1/2500秒)
勝者は敗者があってこそ成立する。女子53校の中で唯一負けないチームは1つのみ。
(撮影:2013年1月7日対古川学園(宮城)/さいたまスーパーアリーナ)
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●細田学園高等学校/埼玉 (レンズ200mm/絞りf2.8/シャッター速度1/2500秒)
敗者の悔しさを知っているものは強くなり、寂しさを知るものは優しくもなれる。そしてそんな敗戦の痛手はチームメイトが癒してくれる。
(撮影:2013年1月7日対柏井(千葉)/さいたまスーパーアリーナ)
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●開智高等学校/和歌山 vs.長野日本大学高等学校/長野 (レンズ 200mm/ 絞りf 2.8/シャッター速度1/2500秒)
18年連続18回目の出場を果たしている開智。しかし3回戦で顔を合わせた4年ぶり4回目出場の長野日大にフルセットの末に敗れた。
(撮影:2013年1月7日さいたまスーパーアリーナ)
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●東京都市大学塩尻高等学校/長野 (レンズ400mm/絞りf2.8/シャッター速度1/1600秒)
2年連続2回目の出場となった都市大塩尻。連続出場は後輩達が受け継いでいき、いつの日にか頂点に登り詰める。
(撮影:2013年1月7日対文京学院大女(東京)/さいたまスーパーアリーナ)
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●文京学院大学女子高等学校(東京)vs.東京都市大学塩尻高等学校/長野
(レンズ400mm/絞りf2.8/シャッター速度1/1600秒)
情熱だけでは止める事は出来ない。しかし技術だけでは勝つ事は出来ない。
(撮影:2013年1月7日さいたまスーパーアリーナ)
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●東京都市大学塩尻高等学校/長野 (レンズ400mm/絞りf2.8/シャッター速度1/1600秒)
敗戦とともに3年生は高校バレーと別れを告げ、1、2年生は先輩達との別れを惜しむ。ただ負けただけではない寂しさがそこにある。
(撮影:2013年1月7日対文京学院大女(東京)/さいたまスーパーアリーナ)
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●文京学院大学女子高等学校/東京 vs.東京都市大学塩尻高等学校/長野
(レンズ 24mm/絞りf2.8/シャッター速度1/500秒)
敗者から勝者へ託される望み。都市大塩尻の高相みな実選手から文京学院大女セッター田原愛里選手に託された言葉は「がんばって!」「うん、がんばるよ」。(撮影:2013年1月7日さいたまスーパーアリーナ)
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●日本航空高等学校/山梨 (レンズ200mm/絞りf2.8/シャッター速度1/160秒)
11年連続11回目の出場。敗戦とともに3年生が卒業。残された在校生達には予選を勝ち抜いて、再びこの地に戻らなければいけないという義務感にも似た権利が発生する。
(撮影:2013年1月7日対大村工(長崎)/さいたまスーパーアリーナ)
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●鹿児島商業高等学校/鹿児島 (レンズ200mm/絞りf2.8/シャッター速度1/1600秒)
6年連続25回目の出場。互いに1回戦をシードされ、2回戦、3回戦、準々決勝までストレートで勝ち上がって来た。準決勝では星城(愛知)と対戦する。
(撮影:2013年1月7日対東洋(東京)/さいたまスーパーアリーナ)
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●柏井高等学校/千葉 vs.文京学院大学女子高等学校/東京
(レンズ400mm/絞りf2.8/シャッター速度1/1600秒)
柏井と文京学院大女、この2チームはお互いに練習試合を重ねる事で春高まで登り詰めてきた。決勝で当たりたかったとネットを越えての優勝祈願が柏井に託された。(撮影:2013年1月7日さいたまスーパーアリーナ)
Michi ISHIJIMA(石島 道康)
1966年8月17日群馬県生まれ。1985年からフリーランスフォトグラファーとして活動し、月刊バレーボールをはじめ、2輪・4輪のモータースポーツ誌、芸能、経済誌など題材は多岐に渡る。AFC(アジアサッカー連盟)、Jリーグ・名古屋などのオフィシャルフォトグラファーを歴任。その後オランダ・ロッテルダムに渡り、サッカー、格闘技など欧州を中心に活動する。2012年はロンドン五輪にも赴き、バレーボール女子日本代表の銅メダル獲得の瞬間にもシャッターを切った。AIPS(国際スポーツプレス協会)会員、AJPS(日本スポーツプレス協会)会員、FIVB(国際バレーボール連盟)公認スペシャリストフォトグラファー、Jリーグ公認フリーランスフォトグラファー。
●公式HP「Michi ISHIJIMA Photographic World」http://www.prideone.net/