第2回 V・プレミア2012/13男子 静岡大会
-
●堺・松本慶彦 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
会場に到着後、試合前の集中力を高めるためにはそれぞれの方法を持つ。松本選手の場合は機嫌が悪い訳ではなくコート周りをふらつく。もちろんこの後笑顔で「おはようございます」。
(撮影:2012年12月8日対大分三好/三島市民体育館)
-
●堺・井上裕介 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
試合前に集中力を高め、爆発的な活躍でどんな球でも拾いまくる。
(撮影:2012年12月8日対大分三好/三島市民体育館)
-
●堺・千々木駿介 (レンズ 800mm/絞りf 5.6/シャッター速度1/2000秒)
初めて千々木選手を撮影した。甘いマスクからまだあどけない感じがしたが、試合開始のホイッスルとともにその想いは完全否定された。
(撮影:2012年12月8日対大分三好/三島市民体育館)
-
●堺・ペピチ・ミラン (レンズ 800mm/絞りf 5.6/シャッター速度1/2000秒)
ゴッツ以上に激しいガッツ。ボスニア・ヘルツェゴビナ、バルカン半島の血は熱い。
(撮影:2012年12月8日対大分三好/三島市民体育館)
-
●堺・今村駿 (レンズ 800mm/絞りf 5.6/シャッター速度1/2000秒)
2010年世界選手権イタリア大会の全日本、そして堺においては撮り慣れている感もある今村選手のトスまわし。奇抜な事はめったに起きないが写真を観ると細かい発見が多いのも今村選手の特徴。
(撮影:2012年12月8日対大分三好/三島市民体育館)
-
●堺・なおき団長 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/800秒)
日本のVリーグならではの企業応援、チアによる応援、大音響のリズムにのった応援もスキなのだが、とりわけ堺ブレイザーズの応援は楽しみでならない。
(撮影:2012年12月8日対大分三好/三島市民体育館)
-
●堺・石島雄介 (レンズ 24mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
その昔、バレーを離れていた時にゴッツ石島選手の存在を知った。彼がブラジルから帰国すると時を同じくバレー写真に復帰。同姓のよしみで応援してはいるがまだ本来の石島選手を撮ってはいない気がする。
(撮影:2012年12月8日対大分三好/三島市民体育館)
-
●大分三好・山田要平 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
6人目のアタッカーという意識を常に持っているというセッター山田選手。なるほどツーアタックが多い。
(撮影:2012年12月8日対堺/三島市民体育館)
-
●堺・今村駿、松本慶彦、大分三好・マイケル・チェモス (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
セッター今村選手の空中でのトスを松本選手が空中で狙い、チェモス選手がそれを空中で待ち構える。男子のネットの高さは2.43mもある。
(撮影:2012年12月8日堺対大分三好/三島市民体育館)
-
●堺・伊藤康貴 (レンズ 85mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
6人制バレーを配置で書くと3人が2列。しかし実際のコート上では作戦によって様々な陣形を観る事ができる。
(撮影:2012年12月8日対大分三好/三島市民体育館)
-
●堺・千々木駿介 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
「オレに持ってこい」。実践は千々木選手を鍛え上げ、そしてやがて信頼は集まりエースに成長する。
(撮影:2012年12月8日対大分三好/三島市民体育館)
-
●大分三好・マイケル・チェモス (レンズ 70mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
身体的なバネは天性のものか。今シーズンから加入したチェモス選手はケニア出身の22歳。
(撮影:2012年12月8日対堺/三島市民体育館)
-
●大分三好・橘裕也 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
コントロール重視とされるオーバーハンドでのレシーブ。しかし強打が主流の男子のサーブ、スパイクの処理で使えるには技が必要。
(撮影:2012年12月8日対堺/三島市民体育館)
-
●大分三好・橘裕也 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
タイムアウト明けに先頭を切って入り、両手を広げてチームを出迎える。バレーボールはムードが大切。
(撮影:2012年12月8日対堺/三島市民体育館)
-
●堺・ペピチ・ミラン (レンズ 560mm/絞りf 4/シャッター速度1/2000秒)
その視線の先にあるのは相手ブロッカーか、それとも自分自身か。
(撮影:2012年12月8日対大分三好/三島市民体育館)
-
●堺・石島雄介 (レンズ 560mm/絞りf 4/シャッター速度1/2000秒)
2007年から帰国をしてからすでに5年、今シーズンよりキャプテンに任命された。
(撮影:2012年12月8日対大分三好/三島市民体育館)
-
●JT・イゴール(左)と堺・ペピチ(右) (レンズ 24mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
試合を終えたペピチはボスニア・ヘルツェゴビナ出身。これから試合のイゴールはクロアチア、そして対戦相手の東レにはセルビアのボヨビッチと旧ユーゴスラビア選手が揃い、バルカン選手好きにはたまらない。
(撮影:2012年12月8日三島市民体育館)
-
●JT・八子大輔 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
2009年八子選手を初めて知ったのは全日本選手としてだった。あれから3年、昨年JT加入ではあるがすでに私の中では中堅に位置する。
(撮影:2012年12月8日対東レ/三島市民体育館)
-
●東レ・梅野聡、篠田歩 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
バレーボールの面白さのひとつにコンマ数秒のタイミングというものがある。サインの理解、意思の疎通だけでは図れないタイミング。ときには6人、ベンチ全員の呼吸が合ったときのチームは強い。
(撮影:2012年12月8日対JT/三島市民体育館)
-
●JT・イゴール・オムルチェン (レンズ 800mm/絞りf 5.6/シャッター速度1/2000秒)
試合中、舌を出す選手を多く撮影する。無用な緊張をほぐすため、余計な力を排除するため。しかしその実、無意識な事が多い。
(撮影:2012年12月8日対東レ/三島市民体育館)
-
●東レ・米山裕太 (レンズ 800mm/絞りf 5.6/シャッター速度1/2000秒)
サーブを打つ前に必ず天井を観る。しかし、実際には天井の形状を確認している訳ではなく、サービスが巧くいくためのルーティンワーク。
(撮影:2012年12月8日対JT/三島市民体育館)
-
●東レ・富松崇彰 (レンズ 800mm/絞りf 5.6/シャッター速度1/2000秒)
試合前、タイムアウト明けの後、そして挽回をする時、拳を握りチームで合わせて気合いを入れ直す。
(撮影:2012年12月8日対JT/三島市民体育館)
-
●JT・イゴール・オムルチェン (レンズ 800mm/絞りf 5.6/シャッター速度1/2000秒)
目の前に立ちはだかる4本の腕。しかし必ずしも隙間が無い訳ではない。そしてブロックの弱い部分が無い訳でもない。
(撮影:2012年12月8日対東レ/三島市民体育館)
-
●JT・イゴール・オムルチェン (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
身長208cmのオムルチェン選手。183cmの深津選手、國近選手ご覧の通り。
(撮影:2012年12月8日対東レ/三島市民体育館)
-
●東レ・富松崇彰 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
球技はボールを観る事から始まる。しかし相手のやりたい事を読むには相手を直視しなければわからない。
(撮影:2012年12月8日対JT/三島市民体育館)
-
●JT・深津旭弘 (レンズ 560mm/絞りf 4/シャッター速度1/2000秒)
7連敗でスタートした今シーズンのJT。しかし深津選手のスタメン登場とともに連勝を飾る。反撃の狼煙を上げる事ができるのか。
(撮影:2012年12月8日対東レ/三島市民体育館)
-
●東レ・米山裕太 (レンズ 560mm/絞りf 4/シャッター速度1/2000秒)
指の先まで力を込めて、大きく開いた両手で相手のスパイクを阻止する。止めるため、そしてコースを塞いで拾い易いところに打たせるため。
(撮影:2012年12月8日対JT/三島市民体育館)
-
●JT・町野仁志 (レンズ 24mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2500秒)
1試合目ならば試合直前に練習が行なえるが、2試合目になればクールダウンがコート上で行なえる。
(撮影:2012年12月8日対東レ/三島市民体育館)
-
●JT・石橋健 (レンズ 24mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2500秒)
クールダウンは次への思考も含まれる。今日の反省、課題の列挙。
(撮影:2012年12月8日対東レ/三島市民体育館)
-
●JT・イゴール・オムルチェン (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/100秒)
イゴール選手はクロアチア。しかし試合後の記者会見はイタリア語。欧州の選手はバレーボールに限らず数か国語を話す。
(撮影:2012年12月8日対東レ/三島市民体育館)
Michi ISHIJIMA(石島 道康)
1966年8月17日群馬県生まれ。1985年からフリーランスフォトグラファーとして活動し、月刊バレーボールをはじめ、2輪・4輪のモータースポーツ誌、芸能、経済誌など題材は多岐に渡る。AFC(アジアサッカー連盟)、Jリーグ・名古屋などのオフィシャルフォトグラファーを歴任。その後オランダ・ロッテルダムに渡り、サッカー、格闘技など欧州を中心に活動する。2012年はロンドン五輪にも赴き、バレーボール女子日本代表の銅メダル獲得の瞬間にもシャッターを切った。AIPS(国際スポーツプレス協会)会員、AJPS(日本スポーツプレス協会)会員、FIVB(国際バレーボール連盟)公認スペシャリストフォトグラファー、Jリーグ公認フリーランスフォトグラファー。
●公式HP「Michi ISHIJIMA Photographic World」http://www.prideone.net/