フジテレビ系『パリオリンピック™』中継のスペシャルキャスターに、元卓球日本代表の石川佳純さんが就任することが決定しました。
ロンドン・リオデジャネイロ・東京と3大会連続で五輪メダルを獲得した石川さんは、去年5月の現役引退発表後、伝える立場として臨む初めてのオリンピックに向け、「オファーをいただいた時は正直とても驚きました。もちろん初めての挑戦になるので不安もありますが、現役を引退してもこうしてオリンピックに関われる機会をいただけたことを大変うれしく光栄に思います。選手の魅力、そして競技の魅力を全力でお伝えできればと思っています」と意気込みを語りました。今回の舞台は、実に100年ぶりの五輪開催に沸く花の都パリ。石川さんは現地の特設スタジオや競技会場から、4年に1度のオリンピックの醍醐味を連日伝えます。
現在は、競泳やバドミントン、スケートボード、さらにはパリで新採用されるブレイキンなど様々なスポーツの事前取材を熱心に行い、スペシャルキャスターとして臨む夏本番に向けて準備を加速中。新しい発見や驚きの連続で、自身にとっても刺激的な日々だと話しています。
もちろん、卓球についての思いは人一倍強く、一緒に競技生活を送ってきた後輩たちは、2月に韓国で行われた世界選手権女子団体決勝で、絶対女王中国をあと一歩まで追い詰めるまでに成長。石川さんも「男女ともに目指すは金メダルだと思います。実力もあり、勢いもあり、ワクワクさせてくれる選手ばかりです。本番では攻めの気持ちを貫いてほしいです」とエールを送ります。この夏、パリで歴史が塗り変わる瞬間は訪れるのか、キャスターとして卓球会場に足を運ぶ石川さんは、インタビューエリアで試合後の選手たちを待ち受けます。
世界のトップで戦ってきたからこそ見えるもの、感じる思いを大切に、現役時代に全てを懸けてきた夢舞台でどんな言葉をつむぐのか。石川さんは「参加する選手は様々なストーリーを背負って、パリの舞台に立ちます。インタビューでは選手たちに本音を語ってもらえるような質問をしていきたいです。オリンピックでの大きな興奮や感動を、精一杯テレビの前の皆さんにお届けします。一緒に選手の応援をよろしくお願いいたします」と話します。
Q:今回のオファーを聞いたときの率直な気持ちを教えて下さい。
オファーをいただいた時は正直とても驚きました。もちろん初めての挑戦になるので不安もありますが、現役を引退してもこうしてオリンピックに関われる機会をいただけたことを大変うれしく光栄に思います。
Q:スペシャルキャスターとしての抱負を教えて下さい。
4年に1度のオリンピックという舞台を私自身3大会経験したことで大きく成長できました。
参加する選手は様々なストーリーを背負って、パリの舞台に立ちます。インタビューでは選手たちに本音を語ってもらえるような質問をしていきたいです。選手の魅力、そして競技の魅力を全力でお伝えできればと思っています。
Q:既にいろいろな競技・選手の取材を始めていますが、印象的だったことを教えて下さい。
取材で一番最初に試合を会場で見たのがブレイキンの全日本選手権でした。人間離れした技の数々に圧倒されたのと同時に、選手同士がお互いを高め合いプレーする姿がとても印象的でした。オリンピックの新競技としても注目しています。
Q:卓球競技への注目も高まっています。今回の日本代表選手たちへの思いを教えて下さい。
今回は男女ともに若いチーム構成になりました。男女ともに目指すは金メダルだと思います。実力もあり、勢いもあり、ワクワクさせてくれる選手ばかりです。本番では攻めの気持ちを貫いてほしいです。
Q:そのほかにパリオリンピックで気になっている競技や、オリンピックでやってみたいことがあれば教えて下さい。
競技に関しては、柔道の阿部一二三、詩選手。連覇のかかるプレッシャーもあると思いますが、東京五輪からさらに強くなったお二人を見ることが楽しみです。
スケートボードの四十住さくら選手。こちらも連覇がかかりますが怪我を乗り越えて出場するパリでの活躍に期待したいです。
競泳の池江璃花子選手。大きな試練を乗り越えて獲得した出場権は諦めないことの大切さを教えてくれました。
選手として3度オリンピックに行っていますが、いずれも卓球会場と選手村でほとんどの時間を過ごしていました。パリではできるだけ多くの競技会場で取材をしたり、オリンピックを開催する都市がどんな雰囲気なのか、現地の人や世界中から来ている人がどのようにオリンピックを楽しんでいるのかなど、今までに経験したことのないオリンピックを感じることがとても楽しみです。
Q:パリオリンピック中継を楽しみにしているみなさんに一言お願いします。
4年に1度の大舞台、パリでの熱い戦いを全力でお伝えできればと思います。オリンピックでの大きな興奮や感動を、精一杯テレビの前の皆さんにお届けします。一緒に選手の応援をよろしくお願いいたします!