フジテレビパラスポーツ応援サイト
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vol.33
提供=産経新聞社
2018年3月1日
【月刊パラスポーツ】
左から道端カレンさん、秦由加子さん
衣類の再利用でパラスポーツを応援する「ふくのわプロジェクト」のトークショー「ふくのわ☆衣類のリユースでパラスポーツを応援しよう!」が、2月8日、東京都渋谷区で行われた。パラトライアスロンの秦由加子選手と、トライアスロンの大会で優勝経験があるモデルの道端カレンさんが今後の目標などを語った。司会は堀尾若菜さん。
--パラのトライアスロンとトライアスロンの違いは
秦:「オリンピックではスイム(水泳)1・5キロ、バイク(自転車)40キロ、ランが10キロ。パラトライアスロンはその半分です。」
--トライアスロンでパラならではの大変な点は
秦:「バイク用、ラン用の義足など、それぞれの体の特徴を生かしながら、自分に適したものを用意します。種目と種目が変わるところも競技の一つですので、いかに素早くやるかが大変です。」
--大変さというのを聞いていかがですか
道端:「スイムのスタートはバトルになるので、いろんな人にぶつかったりして、パラの方を見ると私たち以上に不安になるんじゃないのかなって思います。」
--東京五輪・パラリンピック決定による変化は
秦:「リオで夢の舞台に出られ感動したにもかかわらず、伝える手段が少なく、残念に感じています。東京五輪はたくさんの方に見ていただきたい。選手一人一人の魅力を知った上で観戦してもらったら、なにかしら感じてもらえるのかなと思います。」
--トライアスロンの今後の目標は
道端:「いくつかのレースにエントリーしているので練習した成果をそのまま出せたらいいなって思っております。」
秦:「私の一番の目標は、東京2020でメダルを取ることです。助けていただいた方々に表彰台の上からお礼を伝えたい。たくさんの方にパラトライアスロン競技を知っていただくことが障害者の理解につながります。」