小澤陽子アナの「よーこそ!KEIBA」

「みんなのKEIBA」MCも3年目突入!
今年も競馬を学び、愛し、
沢山の方に競馬の魅力や情報を伝えられるように
明るく楽しく頑張ります!

2018年6月

天国にいるあの馬と、変わらぬ強い絆

2018年6月29日

こんにちは!
みんなのKEIBA MCの、小澤陽子です^^*

寒暖差の激しい毎日、、
風邪や、流行している「寒暖差アレルギー」など、みなさん大丈夫でしょうか?
かくいう私も、その流行りに乗ってしまったのか、鼻がスッキリしません…(;;)

が、そんなのも吹き飛ばす、熱いドラマが、先週日曜日にありましたよね!!

そう、平成最後の、「宝塚記念」。

今週の「人文字KEIBA」ですが、、
これ。何かわかりますか?(笑)

「宝塚記念」ということで。

宝塚記念は、グランプリレース。
=「ファン投票」で、
出走馬を決めるレース。

ということで!

『投票(voting)』を
表してみました、、、、、、、

単なるローマ字で表すだけだと今までのものに被ってしまうため、だいぶ複雑化してしまいました、、(笑)
わかった方、、いない模様です^^;
次は、もう少~し、わかりやすいものを考えます!!笑

さて、その「ファン投票」1位に輝き、1番人気として出走したのは、3歳時の輝きの復活が期待される、サトノダイヤモンド。

混戦模様で馬場も稍重、どの馬が勝ってもおかしくない、、という状況でした。

そんな混戦の中、平成最後の宝塚記念の勝利を勝ち取ったのはミッキーロケット でした!!!☆

鞍上は、和田竜二ジョッキー。

和田騎手がGⅠを制したのは、2001年のテイエムオペラオーで勝利した
天皇賞(春)以来、8勝目。☆☆

実に、「17年ぶり」の、GⅠ制覇。
この期間というのは、JRA・GⅠ勝利間隔では最も長いそうです!

その和田騎手が思い入れの強かったであろうテイエムオペラオーが、今年5月にこの世を去りました。
テイエムオペラオーの後押し、和田さんの強い想い、、
そんな強い絆が勝利に導いたんですかね。

こんなストーリーがあるから、競馬って深いですよね。
感動してしまいます。

ちなみに、2着に入った香港から参戦のワーザーは、各国でのGⅠレースで15戦して4勝、さらに14戦が "3着以内"という、素晴らしすぎる安定感!!!!!☆

前日にワーザーをずっと調べていたら、調べるほど強いじゃん!強いやん!
、、と気になって、複勝を買っていました。笑

そうすると、、なんと、当日の馬体重が、「27kg減」!!!(°Д°)
過去、最軽量という、、、

そんな馬体重を見て、不安になって買うのをやめた、という方も多かったのではないでしょうか!?

ちなみに私たちは、馬体重を確認できるのがオンエア本番に入ってからなので、
馬体重を知る頃にはもう既に馬券は買っている状態。
普段は、「あ~~我らも馬体重を確認してから買えたらいいよね~」と話しているのですが、今回初めて、「知らなくてよかった!」という結果になりました。(笑)

さて、これでしばらく東京競馬場とはお別れ、、(;;)!

馬場造園課のみなさんが綺麗にして、また次の開催に備えてくれます★

そして!
今週末からは、毎年恒例! 福島に4週連続でお邪魔します!!^^*

福島・新潟、あわせて10週!
輸送がんばります!笑
楽しみだなぁ~~^^☆彡

多くの方にお会いできますように!

それでは、また みんなのKEIBA or 福島競馬場でお会いしましょう!!!

競馬の魅力☆彡

2018年6月15日

こんにちは!
みんなのKEIBA MCの、小澤陽子です^^*

先週は、東西でGⅢのレースが行われました。

東京では、エプソムカップ、阪神ではマーメイドステークスです☆彡

この日は、雨予報で。
お昼すぎから雨が降り始め、本番を迎える頃には、馬場状態も、「良」から→「重」に。

ちなみに、馬場状態には、4段階ありますよ★
良(1番良いコンディション)→ やや重 → 重 → 不良(1番悪いコンディション)
という順です。

今回、エプソムカップを制したのも、サトノアーサーということで、4歳の牡馬(男の子)、、!やはり強い世代ですねえ、、、
(※先週のブログ参照)

上位5頭が、上がりタイム(最後の末脚)が、TOP3と良い成績で、やはり東京競馬場は、最後の直線、すごく長くて坂もあり、タフなコースなため、ここでちゃんとスタミナを残して、早いスピードを出せることは、重要ですね。

勝ちジョッキーは、戸崎騎手!
夏に勝ち鞍を一気にあげて、リーディングジョッキー争いをするジョッキーというイメージがあります。
本人も、「夏はいつも調子いいので、この調子でがんばっていきたいと思います」とおっしゃっていましたし、ここから更にまた注目ですね!!^^

そして、阪神で行われた
「マーメイドS」は、
“マーメイド”というだけに、
牝馬(女の子)限定のレースです。

雨が降ったり馬場が悪かったりすると、”荒れる”(人気通りの決着にならない)といいますが、エプソムカップは、思ったより荒れなかった一方、
こちらは、荒れました!

1着が、 10番人気の アンドリエッテ、
2着に、9番人気の ワンブレスアウェイ、
3着に、4番人気の ミエノサクシード!!!

雨の時は、いつも固い買い方をする方も、ちょっと穴馬を入れてみたりするのも、いいかもしれませんね☆彡

芝生の上、最高ー!笑

ちなみに、土曜日は、プライベートで競馬場に遊びに行きました♪

大学の友人が、「競馬場に行ったことない!行ってみたい!!」ということで、東京競馬場の案内役を務めましたよ★笑

東京競馬場の綺麗さと、競馬の迫力と面白さに、イメージとのギャップが大きくあったようで、感動していました!!(o^^o)

先入観に捉われず、肌身で感じることって、大切ですね!!

競馬は、ドラマと歴史のあるスポーツです(T-T)★!!

『馬って、1日に何レース走るの!?』や、『何頭くらいいるの?』など、素朴な疑問が沢山でてきて、私も初めて来た時(2年半前)を思い出しました!(笑)

UMAJO誕生♪

パドック見て、地下馬道を見せて、馬券の買い方を教えて、レースの楽しみ方もシェアして、、と、しっかりエスコートしましたよ♪(笑)
(ちなみに、この地下馬道の見えるところは、検量室前なんですが、私もたまに現れます!笑)

みんな、ハマりそう!!と、たのしんでくれたようで、嬉しかったです(o^^o)!!

私もやっぱり、ゴール板近くで、馬が走るのを目の前に、同じ目線で見るのが、迫力があって、とっても好きです^^*

では、
いよいよ函館競馬も始まります!!

また 東京競馬場 or みんなのKEIBAでお会いしましょう!!

新たな1年の始まり☆

2018年6月8日

こんにちは!☆
みんなのKEIBA MCの、小澤陽子です(*^ω^*)!

先日は、日本ダービーも終わり、
新馬戦も始まり、、競馬界にとって、
“新たな1年の始まり”である、
《安田記念》が行われました。

恒例の「人文字KEIBA」。
安田記念の、“Y”です!笑

新馬戦では、グランアレグリアや、
アカネサスと、強い牝馬の誕生(デビュー)を目撃できました。
今後の活躍が、今から楽しみです(o^^o)♪

さて、今年の安田記念。
GⅠ馬が多数出走となった、豪華メンバーの中、1番人気となったのは、
4歳でGⅠ大阪杯を制し、“サウスポー”と言われていたジンクスの克服を証明した、『スワーヴリチャード』。

でしたが、、
勝ったのは、連闘で挑戦した、9番人気の『モズアスコット』でした!!!

さすが、怪物フランケルの子☆

強いとはわかっていましたが。。
連闘(2週連続での出走)で、GⅠレースを制覇してしまうなんてこと、、
あるんですね!!
すごい!!!

と思っていたんですが、モズアスコットを管理する矢作調教師からは、
「うちは連闘得意」という言葉もあったようで、なにか秘策があるんですかね!??

陣営の皆様、矢作厩舎の皆様、ルメール騎手、おめでとうございます!!!

番組では、安田記念に、
“安田”美沙子さんが来てくださっていましたが、、
見事、大的中!!!☆
しかも、3連単ですよ!!すごーい!(^o^)

おめでとうございます♪

終わってみれば、上位6頭が、4歳世代…

個人的なイメージですが、去年の秋からメキメキと今年の4歳世代が力を出し始め、大活躍しているなぁと思っていたので、今回も注目はしていましたが、、
こんなに顕著に、上位にくるとは思いませんでした!笑
強し!!!

幸運を祈って…fingers crossed!

ちなみに、今回『ウエスタンエクスプレス』に騎乗のため、初来日した、
クリッパートン騎手。

香港と日本の競馬場の違いについて、香港はゲートが小さいが、日本はもう少し大きいとのこと。

今回の滞在はすごく短くて残念だけど、とても日本を気に入っていて、また来たいとおっしゃっていました!

オーストラリアに1年いた私は、勝手に親近感が湧き、オーストラリア訛りの英語での会話ができて、嬉しかったです♪(笑)

さて、これで GⅠ 6週連続開催が終わりました。

来週からは、いよいよ函館開催が始まり、3場開催★
『夏競馬』がきます!!!
夏!!!って感じがしますよね〜(o^^o)

東京開催も、残り三週ということで、
来月からは、毎週、福島・新潟にお邪魔する生活が始まります!

楽しみだな〜(*^ω^*)

では、また みんなのKEIBA or あと3週間、東京競馬場でお会いしましょう!!

それでは★

平成最後のダービー☆

2018年6月2日

ダービージョッキーのお2人と☆

こんにちは!
みんなのKEIBA MCの、
小澤 陽子です ^^*!!

競馬界の1年は、、『ダービーから始まり〜ダービーに終わる』
と言われているほど、BIGな日本ダービーが行われました!!!

お昼休みには、恒例のダービー騎乗のジョッキー紹介がありました☆

今年は、弥生賞から(皐月賞はザ石のため回避で)直行の、
2歳王者 『ダノンプレミアム』や、毎日杯から参戦の『ブラストワンピース』など『別路線組』が強いのでは?と言われていました。
田辺ジョッキー もそんなことを言ってました。

特にこの二頭は、「無敗馬」ですからね。

でも、別路線から来るため、初対戦の馬が多く、
尺度がなくて難しくもありましたよね。

“平成最後のダービー馬”となったのは…
『ワグネリアン』でした!!!

結局、上位2頭は一般的なローテーションである、『皐月賞組』となりました。

1着が皐月賞 7着の『ワグネリアン』、
2着が皐月賞馬の『エポカドーロ』。
3着は、プリンシパルSから参戦、なんと“16番人気”の『コズミックフォース』で、
これが勝馬投票券の、払い戻し金を動かしました!!
鞍上の石橋騎手。すごい!

なんと、3連単は、285万6300円!!!!!
すごい高配当となりました。

そして、
“平成最後のダービージョッキー”となったのは、、、
福永祐一ジョッキー でした。

騎手になるからには、誰もが憧れ、勝ち取りたい称号です。

レース後の会見の様子

福永騎手は、お父さんである、福永洋一ジョッキー でも果たせなかった夢を、
ダービー19度目の挑戦で、悲願の初制覇を果たしました!!!!!

「お父さんが1番勝ちたかったレース。デビュー前から聞いてた。
代わりは誰にも果たせないが、JRAのジョッキーとして、繋げられた。

現役では難しいと思ったこともあって、調教師になって勝つしかないと思ってた(笑)」
と、近くで支えてくれた方に感謝の気持ちを添えながらおっしゃっていました。

過去に悔しい想いばかりしてきたという、福永さんにとっての日本ダービー。
レースのゴール直後も、涙を流されていて、「地に足ついていない感じ、実感がない」とおっしゃっていました。

キングヘイローという大変な有力馬に乗って、期待に応えられなかったりと…ここまで長かったとのこと。
福永さんにとって、初めて緊張に飲まれる競馬が、日本ダービーだったそうです。
ダービーは違うって聞いてたが、やっぱり違うそうです。
「アメリカでもGⅠ勝たせてもらったが、ダービーが1番違う、特別。
喜びが最初にくるが、今日はそうでなかった。一言では表せない気持ちが先にきた。
最高!ジョッキーやっててよかった」
とのこと、、その喜びは、想像してもしきれないです、、。

レースについては、
「枠順当たってから、具体的なイメージ作った。
外枠当たって、最悪やと、調教師の友道先生が言ってて、それで楽になった。
選択肢が2つくらいに狭まって、この乗り方ができなかったら、、と、逆に腹をくくれた。それをやり切れて、うまくハマった」ということです。

それから。
金子オーナーは、これでダービー4勝目…本当にすごい馬主さんです。
金子オーナーもダービーオーナーで、友道調教師もダービートレーナーで、、
ワグネリアンは、ディープインパクトの息子、
かつ、お母さんが、キングカメハメハの子、、ということで、
「勝ってないの、僕だけだったんで(笑)勝たせてもらった」
と、笑いを交えながら、オーナーの偉大さを語っていました。

ダービートレーナーの友道先生も、
マカヒキからたった1年あけて、
またダービーを勝つなんて、、、すごいですよね。

福永さんとも20年の付き合いで、「ダービージョッキー」への想いを知っていたからこそ、本当によかったと、心から一緒に喜ばれていました。
検量室前でも、涙を拭われているように見えました。

私も、いつも快く取材に応じてくださる、福永騎手と友道先生の勝利、とっても嬉しいです!本当に、陣営のみなさま、おめでとうございます!!☆彡

そんな、全てのホースマンの熱い想いが詰まった“平成最後の日本ダービー”が終わってしまって、少し寂しい気もしますが、今週末も、また
GⅠ・安田記念が行われます!!!

楽しみましょう^^*!!☆彡

当日の放送は、海外の競馬を意識して、こんな髪飾りと衣装でした*

それでは、また みんなのKEIBA or 東京競馬場で、お会いしましょう!!