2018年 8月10日(金)・11日(土)・12日(日)・13日(月)
[日本時間]
ベルリーブ・カントリークラブ
今大会、最大の見どころはやはり松山英樹であろう。
昨年の大会では、自身のメジャートーナメントで最も優勝に近づいた大会と言っても過言ではない。最終日、単独トップでサンデーバックナインに入るも、11番から痛恨の3連続ボギー。勝利の女神は10番、13番でミラクルバーディーを決めたアメリカの24歳(当時)ジャスティン・トーマスに微笑んだ。
ホールアウト後、人目をはばからず涙を流した松山英樹。あの涙から1年、悔恨の全米プロに再び松山英樹が挑む。
今年4月、低迷が囁かれる日本男子ゴルフ界にビッグニュースが飛び込んできた。小平智、日本選手として5人目となるPGAツアーでの優勝。誰もが予想していなかったに小平智の快挙だが、そこには確かな伏線があった。
2017年シーズンは国内で2勝をあげ、初出場となった全米OP・全米プロでは4日間を戦い抜き、確かな手ごたえをつかんだ。
さらにプライベートでは日本女子ツアーの賞金女王にも輝いた古閑美保プロと
結婚。公私ともに充実した日々を送る男は優勝以降、PGAツアーに本格参戦。
今季のメジャーはマスターズ28位タイ、全英35位タイと安定感を示している。
今季ラストメジャーで再びビッグサプライズは起こるのか?
3年ぶりの出場 T.ウッズ
優勝争いの本命と目される海外勢のなかでも、特に注目は今季からツアーに復帰してきた、タイガー・ウッズであろう。
2017年シーズン序盤にトーナメントを棄権して以降は、欠場が続き、春には腰の手術を受けるなど満身創痍の状態だった。1年5か月ぶりの復帰となった今季はここまでトップ5フィニッシュ3回、さらには先の全英オープンでは最終日、一時は単独トップに立つなどさすがの存在感を示している。またこの全米プロではメジャートーナメント唯一無二の2度の連覇を成し遂げている大会。好調の波はきている。3年ぶりの全米プロで15度目のメジャータイトルなるか?
キャリアGS王手 J.スピース
全米OP連覇 B.ケプカ
そしてワナメーカー・トロフィーに誰よりも強い気持ちを持っているのがアメリカの若き至宝、ジョーダン・スピース。このタイトルを獲れば、史上6人目となるキャリア・グランドスラムが達成される。全米プロの最高位は2015年の2位T。今季もマスターズ3位とメジャーではやはりその強さを発揮している。キャリアグランドラムの大偉業へ、2度目の挑戦が始まる。
そのほか今季のメジャーを制したP.リード、B.ケプカ、F.モリナリなど注目選手がファイナルメジャーに挑む。
毎年、4月のマスターズを皮切りに行われる「四大メジャー大会」のうち、その年の最後に行われる大会。1916年に第1回が開催され、今年で100回目という歴史を誇る。アマチュアは出場することができない、プロゴルファー№1をかけた戦いといわれている。
日程 | 8月9日(木)~12日(日) (現地時間) |
開催コース | ベルリーブ・カントリークラブ (ミズーリ州セントルイス) 7,316ヤード Par70 |
賞金総額 | $1,050万 |
優勝賞金 | $189万 |
主な 出場予定選手 |
|
解説
深堀 圭一郎プロ(第3日・最終日)リポート
大町 昭義プロ実況
竹下 陽平(フジテレビアナウンサー)