知ってるワイフ

Interview#03 木田(剣崎)なぎさ役 川栄 李奈さん

『知ってるワイフ』への出演オファーを知られた時の感想は?
「お話をいただいた時に韓国の原作ドラマを見たのですが、とても面白かったです。そんな作品にオファーをいただけたことがすごく嬉しくて、日本版はどうなるんだろうと、楽しみになりました。」
今作の台本をお読みになっていかがでしたか?
「やはり面白かったですし、共感出来る部分がたくさんありました。私は、大倉(忠義)さんが演じる元春の妹、なぎさを演じるのですが、妹目線でも共感出来ました。いろいろなキャラクターが登場するので、“誰か”に共感出来る作品だと思いました。」
なぎさはどのようなキャラクターですか?
「すごく物事をハッキリと言う人だと思いました。基本的には明るくて、元春との兄妹の絆のようなものも持っていると思います。」
大倉さん、広瀬アリスさんの印象は?
「大倉さんは、すごくクールなイメージなんですけど、みんなでワチャワチャ話している時は関西弁が出たりして、面白い方でした。アリスちゃんは同い年なんです。私は同じ年齢の方と共演する事があまり無かったので、不思議な感じでした。すごくしっかりとしていて、現場を明るくしてくださる素敵な方だと思いました。」
澪(広瀬アリス)となぎさは、最初は義姉妹ですが、元春が過去を変えた事で女友達に変化します。演じられる上で、何か違いはありましたか?
「関係性はあまり意識する事なく、私はどちらも自然にお芝居が出来たと思います。澪となぎさの会話は、女性のみなさんには共感していただけるんじゃないかな?」
元春はタイムスリップして今を変えようとした事で、澪となぎさの関係が変わります。もし、川栄さんがタイムスリップして今を変えられるとしたら?
「高校生の時に戻りたいですね。高校一年生の時に、今のお仕事を始めたので、全然遊べていないんですよ(笑)。友だちが楽しんでいるような事を全くしてこなかったのが、悔いと言えば悔いです。お仕事も大事ですけど、やっぱり高校生ぐらいの時はたくさん遊んで、その中から勉強以外のいろいろな事も学べたと思うので、そういう事をしておけば良かったと思うんです。」
今作で思い出に残っていることは?
「なぎさは、聞き側に回る事が多い作品でした。また、澪が悩んでいたり、元春が考え込んでしまった時を見守る事も多く、“分かるなぁ”なんて思いながらお芝居をしていたのが印象的です。」
川栄さんご自身は相談事などを聞く側、それとも話す側ですか?
「両方ですね。なので、聞き側のなぎさにも共感出来ます。また、私には姉がいるのですが、なぎさのように兄がいる役は初めてでした。姉は同性同士なので、私もよく話したんですけど、兄はどうなるんだろう?と、距離感がわからなかったんです。兄がいる友人に聞いたら、すごく仲良くて恋愛の事も話し合えると聞いて、悩みも分かちあえるんだなぁと思いました。関係性にもよるのかも知れませんけど。」
最後に視聴者のみなさまへメッセージをお願いします。
「澪やなぎさの子育ては、お母さま方には共感していただけると思います。若い方には、自分の人生、一瞬一瞬が本当に大切なんだという事を感じていただけたらうれしいです。」

BACK NUMBER