新宿野戦病院

2024年4月スタート 毎週水曜よる10時放送

ストーリー

新宿野戦病院 ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)

ここは新宿歌舞伎町。ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)は医師国家試験の勉強に日々奮闘していた。そんな中、白木愛(高畑淳子)は、旦那のスマホの位置情報がいかがわしいお店の中で止まっていることが判明する。白木は怒り心頭で、その場所に向かうが旦那もスマホも見つからなかった。

新宿野戦病院 ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)、高峰享(仲野太賀)、堀井しのぶ(塚地武雅)、横山勝幸(岡部たかし)、田島琢己(馬場 徹)
新宿野戦病院 白木愛(高畑淳子)、田島琢己(馬場 徹)

ある日、コンカフェで働く少女・かえで(田中美久)がストーカー被害に悩んでいるとNPO法人『Not Alone 』へ相談にくる。南舞(橋本 愛)岡本勇太(濱田 岳)は事情を聴き、犯人捜しと警備を兼ねてかえでの働くコンカフェに高峰享(仲野太賀)たち、聖まごころ病院の医師たちを誘う。

新宿野戦病院 高峰享(仲野太賀)、岡本勇太(濱田 岳)、南舞(橋本 愛)
新宿野戦病院 高峰享(仲野太賀)、横山勝幸(岡部たかし)、田島琢己(馬場 徹)

渋々承諾して、潜入する享たち。そこへストーカーをしていると思われる男性・後藤和真(北野秀気)を見つける岡本。さらにそのコンカフェに白木の旦那である白木誠(おかやまはじめ)を発見し、声をかける。誠はいかがわしいお店がある地下と同じビル内にある2Fのコンカフェに通っていたのだった。白木は、そのことを知り、離婚と騒ぐのだが…。

新宿野戦病院 ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)、高峰享(仲野太賀)、堀井しのぶ(塚地武雅)
新宿野戦病院 新宿野戦病院 ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)、高峰享(仲野太賀)、白木愛(高畑淳子)
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ヨウコ・ニシ・フリーマン/小池栄子

アメリカ国籍/元軍医

アメリカ国籍の元軍医。アメリカのニューオーリンズに生まれ、14 歳で母親と2人でカリフォルニアへ移り、その後医大に合格し、28 歳で医師免許を取得。13年間軍隊病院で働いていた過去を持つ。岡山弁や英語交じりのその口調に独特の個性がにじみ出た明るく芯の通った性格。親の影響で、軍医を志望する中、いきなり戦地に配属され、銃弾が飛び交う“野戦病院”において、兵士や住民の救急活動を行うことになった。とある戦地において、ヨウコはがれきの街で瀕死の重傷を負った人と遭遇することになる。その人が死に際、ヨウコに大切な物と、あるメッセージを自らの最後の力を振り絞り託す。そして、ヨウコはその人との約束を果たすため、日本に向かうことになる―。

高峰 享(たかみね とおる)/仲野太賀

美容皮膚科

父譲りの金もうけ主義者で、叔父の古びた病院には麻酔医の勉強できているが、美容整形クリニックとしてリニューアルオープンするという夢を抱いている。チャラくいけすかない典型的な気取り屋タイプ。夜は聖まごころ病院で麻酔の勉強をしながら昼は週3で広尾のビューティークリニックで働きアンチエイジング療法を学んでいる。趣味は港区女子とのギャラ飲みで、お金を使って派手ににぎやかな世界に生きている。しかし、ヨウコとのひょんな出会いから、享の生き方に変化がもたらされていく―。

南 舞(みなみ まい)/橋本愛

NPO法人『Not Alone』新宿エリア代表

ピュアな心の持ち主で困っている人がいると放ってはおけない。貧しい命も富める命も皆平等。人権は保障すべきだという強い信念がある。その強い思いの裏側には何か秘めるものを抱えている。

岡本勇太(おかもと ゆうた)/濱田岳

新宿・歌舞伎町 交番

新宿・歌舞伎町にある交番の地域課に勤務する巡査。
警察官にもかかわらず、町民たちからも無駄に絡まれてしまうこともあるなど、心優しくもちょっと頼りない街のお巡りさん。映画やサブカル好きの警察官で「聖まごころ病院」に入り浸ったり、休憩がてら病院を訪れている。岡本は物語が進むにつれ、さまざまな秘密を抱えることになってゆく。

高峰啓介(たかみね けいすけ)/柄本 明

3代目院長/元外科医

創業100年の聖まごころ病院・3代目院長。名医だった創業者の祖父、2代目である父親からまごころ病院の運営を引き継いでいる。啓介は、とても腕のいい元外科医で、ホームレスから犯罪者まで、分け隔てなく治療することで歌舞伎町の“赤ひげ先生”と称されていた。しかし、近年は病院の老朽化、医療費の未払いが相次ぎ、多額の借金などさまざまな問題を抱えることに―。今となってはアルコール依存症となり、現場を退き、病院を手放すか否かの瀬戸際に立たされている。

リツコ・ニシ・フリーマン/余 貴美子

ヨウコの母/ジャズシンガー

元アメリカ軍医のヨウコ・ニシ・フリーマンの実の母。シングルマザーのリツコはジャズシンガーとして暮らしており、夢はニューヨークのクラブでステージに立つこと。リツコは、アメリカ人医師のフリーマンと結婚し、その影響もあり、夫の援助を得て、ヨウコを医療の道へと進めた。ヨウコの破天荒な性格と岡山弁は、まさに母親譲り。

高峰啓三(たかみね けいぞう)/生瀬勝久

不動産コンサルタント

院長の啓介の弟。外部で不動産コンサルタントとして働いて成功しており、高峰家唯一の金持ちとなり、兄の啓介を見下している。啓介が持つ聖まごころ病院の建物と土地を安く買い叩き、更地にして自身の新たな事業を企てている。

横山勝幸(よこやま かつゆき)/岡部たかし

内科・小児科

院内の内科・小児科医。「助けられる命は、すべて助ける」という啓介の考えには賛同し、彼に恩義を感じている。しかし、今は医者としてのプライドや向上心がすっかり薄れ、妻子持ちにもかかわらず、パパ活を夢見ている。

田島琢己(たじま たくみ)/馬場 徹

泌尿器科・性病科

院内の泌尿器科・性病科医師。専門はED治療であるが、歌舞伎町にはびこる性病や性に関する相談全般を一手に引き受けている。そのビジュアルは高身長かつイケメンゆえに、女性患者からの絶大な人気を得ている。歌舞伎町の“顔面偏差値ランキング”の上位にもランクインするなど、医者と“もうひとつ”の顔を持ち合わせている。

白木愛(しらき あい)/高畑淳子

経理担当

病院の“金庫番”兼経理担当を務める。病院の収入のためなら、どんな患者も積極的に受け入れる。長い歴史を誇る聖まごころ病院の内情にもやたらと詳しい情報通。院長のために、身を粉にして働き、嫌われ者の役も買ってでる。さらに、勘も鋭く、危ないシチュエーションに対するアンテナと嗅覚が優れたおつぼね。

高峰はずき(たかみね はずき)/平岩 紙

ソーシャルワーカー

聖まごころ病院に勤めるソーシャルワーカー。はずきは、聖まごころ病院の3代目院長・高峰啓介の娘。外科医を志したものの、5浪の末、医大受験を諦めて、現在はソーシャルワーカーとして働いているが、医師家系に生まれたのに自分自身に医師の資格がないことや、医師と結婚できていないことにコンプレックスを強く感じている。今は出会い系マッチングアプリを駆使して婚活中で、外科医と結婚して聖まごころ病院の後を継ぐという目標を諦めていない。

堀井しのぶ(ほりい しのぶ)/塚地武雅

看護師長

院内の看護師長。その振る舞いや言動にチャーミングさを兼ね備えており、病院に運び込まれてくるDV被害者、トー横キッズなど“ワケあり”患者たちに対しても、物怖じすることのないフランクな性格。その上、語学がなぜか堪能という聖まごころ病院のムードメーカー。

村木千佳(むらき ちか)/石川萌香

看護師

病院の看護師長・堀井とともに働く看護師。彼女には、トー横キッズだった過去があり、その御恩を感じながら、病院で日々「命」と向き合っている。

吉野勇介(よしの ゆうすけ)/萩原 護

看護師

院内において、村木の同僚である看護師。看護師として、村木と日々行動を共にしており、彼も過去に聖まごころ病院で助けられたことがある。

若井あかね(わかい あかね)/中井千聖

NPO法人『Not Alone』新宿エリア スタッフ

「貧しい命も富める命も皆平等」「人権は保障されるべきだ」という強い信念を持って活動するNPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞と共に働くスタッフ。その独特な個性がファッションや髪型ににじみ出ている。