新宿野戦病院

2024年4月スタート 毎週水曜よる10時放送

ニュース

2024.05.30

橋本愛さんが“NPO法人新宿エリア代表”に!
3度目の宮藤官九郎さん作品に
「夢がかなったような気持ち」
英語の劇中ナレーションにも挑戦!

フジテレビでは、2024年7月クールの水曜22時ドラマ枠(毎週水曜・22時~22時54分)で、小池栄子さんと仲野太賀さんのダブル主演、宮藤官九郎さんによる完全オリジナル脚本で送る新宿・歌舞伎町を舞台に“命”をテーマにした新たな“救急医療エンターテインメント”ドラマ『新宿野戦病院』を放送いたします。このたび、本作に橋本愛さんの出演が決定いたしました。橋本さんはこれまで、宮藤さんが脚本を手がけた連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年・NHK)、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年・NHK)に出演。今回、「またいつかご一緒できたら」と目標にしていた宮藤さん脚本作品に3度目の出演を果たします。さらに、橋本さんは本作の中で、物語のシーン転換などに流れるナレーションにも挑戦します!物語の舞台である東洋一の歓楽街・新宿歌舞伎町の世界へといざなう英語ナレーションにもぜひご注目ください。

本作は、新宿・歌舞伎町にたたずむ病院を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図を、“官九郎節”ともいえる、ときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメント。

橋本愛さんが信念の強い
“NPO法人新宿エリア代表”役に挑戦!

橋本さんが演じるのは、NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(みなみ・まい)。南は、ピュアな心の持ち主で、困っている人がいると放ってはおけない真っすぐな性格の持ち主。“貧しい命も富める命も皆平等”、“人権は保障されるべきだ”という強い信念を持って行動している。物語の序盤でひょんな出来事をきっかけに、破天荒なアメリカ国籍の元軍医・ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子さん)と父譲りの金もうけ主義者で、美容整形クリニックとしてリニューアルオープンする夢を持ったチャラく気取り屋気質の“美容皮膚科”医師・高峰享(たかみね・とおる/仲野太賀さん)と出会い、彼らとともに夜の街・新宿歌舞伎町の救済を志すことに―。しかし、その信念の強い思いの裏側には、他者には打ち明けられていない“秘めたもの”を抱え続けている。

橋本さんは、『Give and Go ギブ アンド ゴー』(2009)で映画デビューを飾り、映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)では、第36回『日本アカデミー賞新人俳優賞』を受賞。さらに、連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年・NHK)をはじめ、大河ドラマ『西郷どん』(2018年・NHK)、『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年・NHK)に立て続けに出演し、『青天を衝け』(2021年・NHK)では、渋沢栄一の妻・千代役に抜てきされ、慎み深い妻役の言動を繊細に表現し、仲むつまじい夫婦像を見事に演じてみせました。そして、『家庭教師のトラコ』(2022年・日本テレビ系)では主演を務め、2023年には『アナウンサーたちの戦争』(NHK)、『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(NHK)に出演。また、俳優業と並行してコラム、写真、ファッションの連載を持ち、幅広く活動しています。また、橋本さんは小池さんとは映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』(2019年)、仲野さんとは映画『熱のあとに』(2024年)においてそれぞれ共演歴があります。

橋本さんが、小池さんと仲野さんの凸凹でかみ合わなくも、どこか引き寄せ合い、互いにひとつの目標に向かっていくストーリーラインに個性的な役どころのエッセンスとして加わり、聖まごころ病院の医療チームとどのような化学反応を起こしていくのか。7月からスタートするフジテレビ水10枠新ドラマ『新宿野戦病院』に是非ご期待ください。

ストーリー

物語は、新宿区歌舞伎町の路地にひっそりと建つ、聖まごころ病院。その土地柄、救急外来を訪れる患者の多くは、貧しい路上生活者や在留外国人、ホストや風俗嬢など、一般の病院と違い、その特殊な“ワケあり”背景を持った患者たちが集う。そこに、突如としてアメリカ国籍の元軍医である謎の女性が歌舞伎町に降臨する。彼女は、軍医経験を持つ女医のヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)。やがて彼女は、歌舞伎町で繰り広げられるさまざまな闇を明るく照らし出す存在となっていく―。そして、年老いた叔父の病院に勤務する美容皮膚科医の仲野太賀演じる高峰享(たかみね・とおる)がヨウコと出会い、歯車が動き始める―。時代とともに大きな変貌を遂げていく歌舞伎町の中で、ポツリと小さく存在し、取り残されたボロい病院。ネオンを光らせ、人々の欲がうごめく夜の街・歌舞伎町の中で生きる人たちに、小さな病院の光が、ひとつの心のよりどころとして、病院にいる個性豊かな医師たちとともに街に明かりをともしていく―。

橋本愛さんコメント

作品出演について―

「宮藤(官九郎)さんとまたいつかご一緒できたらと目標として過ごしてきたので、夢がかなったような気持ちです。宮藤さんの作品で大好きなのは、いつも人間のだめなところ、足りないところ、欠けてるところを、その部分こそ愛おしく、面白く書いてくださるところです。私の演じる舞は、人権第一のNPO法人の代表です。私自身も日々、社会構造により不利益を被っていたり、人権を侵害されている状況を目の当たりにして、なんとか自分にできることはないかと勉強しているのですが、そうして培ったものを少しでも役や作品に還元できるように、また見てくださる方にとって、笑いながらも目を逸らせない作品になるよう、尽力できたらと思っています」

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