NEWS 2022.10.05

『親愛なる僕へ殺意をこめて』制作発表会見!

『親愛なる僕へ殺意をこめて』の制作発表会見が、今夜の初回放送を目前(10月5日[水]夜10時~)に行われました。登壇したのは主人公、浦島エイジ役の山田涼介さんとヒロイン・ナミ役の川栄李奈さんです。こちらでは、そんな制作発表会見の模様をお届けします。

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まずは、あらためて本作オファー時の感想は?
山田さん「僕はもともと原作を読んでいて、いつか実写化されるだろうなという思いを抱いていたのですが、まさか自分にオファーをいただけるとは思っていませんでした。ただ、この原作をどこまで表現出来るのだろうか?という疑問はすごくあったんですが、完成した1話を見させていただいて“これはすごく攻めたドラマがこの時代に生まれたな”という確かな手応えを感じているので、たくさんの方に見ていただきたいと思いました」
川栄さん「お話をいただいてから原作を読んだのですが、本当に面白くてやりたいなと思いました。私が演じるナミは、真明寺麗を内包したキャラクターでもあるので、みなさんに好かれるようなキャラクターを演じたいと思っています」(以下、敬称略)
撮影も進んでいますが、お互いに人見知りだとか?
山田「人見知りじゃないですよね?」
川栄「人見知りですよ!(笑)」
山田「実はですね、撮影自体はスタートしてから2ヶ月ぐらい経ったんですけど、川栄さんとのシーンはまだそんなに撮っていないんです」
川栄「そうですね」
山田「撮ってないんですけど、すごい“撮ってる感”があって(笑)、すごくお会いしている感じです。お会いした時の1シーン1シーンの比重が重いので…。このドラマは重いシーンが多い中でもナミとエイジの関係性がすごく大事になってくるドラマでもあるので、現場の空気感の作り方も含めて、二人でお芝居を深めていく中ですごく相性が良くなって来たと僕は勝手に感じています」
川栄「それでいいと思います」
山田「そんな?(笑)」
川栄「(山田さんは)グループで活動されているので、周りを良く見て気をつかって下さいます。それは私以外の(スタッフやキャストの)みなさんも、すごく居心地が良いんじゃないかな?と、思っています」
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改めてお互いの印象は?
山田「(川栄さんは)良い意味で全く裏表がないというか、イメージしていた通りに明るい方で、お会いしたら思っていた倍以上に明るかったです(笑)。現場ではちょっとしたことでも笑ってくれて、その笑顔がスタッフ、キャスト全員を和ませてくれています。川栄さんがいると、パッと花が咲いたように現場が明るくなるので、すごく助かっています」
川栄「山田さんの活躍は今回の現場に入る前からずっと見ていました。でも、ルックスは昔からずっと変わらないじゃないですか?なので、20代前半ぐらいの感覚でお話してしまうんですけど、撮影シーンが爽やかなエイジでカットがかかった瞬間に“疲れたー”って…」
山田「やめてよ!僕におじさん感出すのやめてよ(笑)」
川栄「そこで、現実に戻るみたいな(笑)。二面性が見えるんですけど、基本的に本当に明るく現場にいて下さるので、本当にありがたいです」
収録現場でのエピソードは?
山田「僕とヘアメイクさんでなぞなぞをよくやっていたんですけど、僕が“これ、川栄さんに出したら面白いんじゃない?”という提案をしました。それで、川栄さんを入れて3人でなぞなぞをやっています。」
川栄「意外と山田さんと(答えの)レベルは一緒でした(笑)」
山田「レベルは一緒でしたね(笑)」
川栄「楽しく過ごさせていただいています」
撮影は大変だと伺っていますが?
山田「僕の場合は二重人格の役なので、1日の間にエイジ、B一、エイジ、B一とやらなければいけない日もありますし、何日かエイジを演じてからB一に突然ならなくてはいけないみたいなスケジュールもあって…。物理的に大変、精神的に大変とかはあるんですけど、拷問シーンがあって。予告とかでもチラッと出ていますが、僕が拷問されるシーンは本当にされていて(笑)。“ウソでしょ?”と思われるかもしれないんですけど、本当にされているんですよ(笑)」
拷問されたのは初めてですか?
山田「普通はしないですから(笑)。松山監督がリアリティーを好むので…。山田涼介が苦しんでいる姿をただ単に見たいのかもしれませんけど(笑)。身体的な負担もすごくかかるドラマですので、全てを加味して今までに味わった事がない経験をしている大変なドラマだなと思っています」
川栄「私は体力的な面で、真夏の暑い中で冬服を着て朝から夕方まで撮影をする時がありました。その時はキツイなと思いましたね。あとは、本当に山田さんが毎日アザを作って現場に来ているので、もう本当にこっちも泣けてくるぐらい頑張って下さっているので、こちらも負けないようにとやっています」
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他の共演者のみなさんとは?
山田「シリアスなシーンが多いので、あまり表立って和気あいあいとした空気でやっていますという感じではないです。尾上松也さんがサイという役を演じられているのですが、原作でも結構クレイジーで怖いキャラクターなんですけど、その原作を超えているであろう怖さを出していらっしゃるんです。(松也さんご自身は)サイをすごく楽しんで演じているんだろうなという感じが、みなさんも1話から感じられると思います。それを僕は現場で、“この人、良い意味でイカれてるな?”と思いながら見ていました(笑)」
川栄「サイ役の松也さんのインパクトはすごいですね。サイだけでなく、全てのキャラクターの個性が後半に行くにつれて本当にどんどん出てくるので、見逃さずに見ていただきたいと思います」
山田さんが本作にかける思いは?
山田「20代最後に、今まで培って来たもの全てを出してやっと成立するような役というか…。自分の中にある知らない自分を模索しながら日々頑張っています。自分のことで言うと、今年はグループ(Hey! Say! JUMP)が15周年を迎えて、僕自身はGP帯のドラマの主演が15回目といろいろ重なっているので、すごく並々ならぬ思いを込めながらエイジを演じさせていただいています。このドラマをきっかけに、山田涼介の新たな表情を視聴者のみなさんに届けたいと思っています」
川栄さんは朝ドラ『カムカムエヴリバディ』以来の連ドラ出演となりますが、本作出演にあたり経験が活かされていることなどは?
川栄「技術的なことで言うと台本を覚えるのがすごく早くなりしました。朝ドラを終えて(本作の)撮影に入ったのですが、朝ドラのヒロインと同じぐらい山田さんの役は大変だと思います。拷問もそうですし、朝から晩までずっと撮影されて、他の仕事もやらなければならないので、“本当にこの人はすごいな”と近くで応援しながら私も撮影を頑張っています」
山田「次の朝ドラのヒロインは僕ですね(笑)」
みなさんより一足先に1話を見られたようですが、いかがですか?
山田「原作を知らない方は絶対に予想出来ない展開が、本当に1話から続々と登場します。そこから後半に進むに連れて裏切られたという気持ちを何度も何度も味わうことになるドラマだと思います。現場では松山監督が、すごく細かくカットを割りながら撮影しているんですけど、最初にも言った通り攻めたドラマが出来たなと思っています。今の時代にこういうドラマをやるということは、すごく意味のあることなのかなと。守りだけでなく、攻めの姿勢でお送りするドラマを、みなさんも久しぶりに味わえると思います」
川栄「時間があっという間に過ぎていくような感じになる作品です。1話から結構ハードなシーンがあるんですけど、1話以降もずっと続くドキドキ感を見逃さないで欲しいなと思います」
最後に本日放送に向けて、視聴者のみなさまにメッセージをお願いします。
川栄「本当に面白いのでたくさんの方にご覧いただきたいです。1話より2話、2話より3話と、最終話まで先が読めない展開が続きますので、1話も見逃さず、楽しみに見ていただきたいと思います!」
山田「原作を知っている方ももちろん楽しめるドラマだと思いますし、知らない方は本当にこのドラマを見て驚いて、ドキドキしてください。もう本当にこの言葉に尽きると思っています。毎週水曜夜10時は『親愛なる僕へ殺意をこめて』をみなさまに見ていただけたら、悩ましい夜になるのではないかな?と思います。ぜひ、楽しんで考察しながらご覧ください!」
それでは、第1話スタートまで残り数時間!みなさま、絶対に見逃さないでください!

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