若村麻由美さんが悲劇の母親を熱演!
ブラック企業のパワハラをテーマに
若手社員たちの悲痛な叫びを届ける、
怒りと涙の第五話に出演決定!
『シャーロック』、11月4日(月)放送の第五話ゲストに若村麻由美さん、葉山奨之さん、永井大さんが出演します。
第五話で若村さんと葉山さんは母子を演じます。乾千沙子(いぬい・ちさこ/若村麻由美)は、息子・貴之(たかゆき/葉山奨之)に精一杯愛情を注ぎ育ててきた母親。数年前、貴之が大手ゼネコンに内定した際は心から喜び、貴之の設計士になりたいという夢を全力で応援していました。しかし最近では、会社の人間関係で悩んでいる貴之を見ては心を痛めています。どうやらパワハラを受けている様子。そして息子に関心を持たない夫・貴久(たかひさ/小市慢太郎)のことも気に入りません。そんな矢先、貴之が行方不明になって…。
若村麻由美さんコメント
- 台本を読んだ感想はいかがでしたか?
- 「『白い巨塔』以来、脚本家・井上由美子さんのファンですが、五話の謎解きには“こうきたか!”と衝撃でした」
- 乾千沙子をどのように演じようと?
- 「子供の夢は私の夢、息子を愛してやまない母親の哀れを意識して演じました」
- 撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
- 「永山耕三監督をはじめとした“大人”な現場。キャストが背高メンズぞろいで見上げてばかりでした(笑)」
- ディーンさん演じる“シャーロック”は?
- 「住宅街でのロケで、ヨーロッパの貴族が歩いている?と思ったらディーンさん演じるシャーロックでした。ミステリアスですね」
- 視聴者のみなさまへメッセージをお願いします。
- 「母の執念と、シャーロックの名推理をお楽しみください」
若村さんは数々のドラマ・映画・時代劇・舞台で幅広く活躍。その演技の幅の広さは、各作品ごとに視聴者に新しい風を吹き込み、常に視聴者の心をとらえています。特に『科捜研の女』(テレビ朝日系)では、2008年から沢口靖子さん演じる榊マリコ(さかき・まりこ)のパートナーで、医学部教授・風丘早月(かざおか・さつき)を演じていて、視聴者にはおなじみ。また、今月26日(土)からは、日本で最初の女性医師・荻野吟子を描いた主演映画『一粒の麦 荻野吟子の生涯』が公開されたばかり。フジテレビ系ドラマでは、木曜劇場『白い巨塔』(2003~2004年)で唐沢寿明さん演じる財前五郎(ざいぜん・ごろう)の妻・財前杏子(ざいぜん・きょうこ)を好演したほか、『御家人斬九郎』(1995~2002年)、『夜桜お染』(2003~2004年)をはじめとした時代劇にも多く出演しています。
葉山奨之さんコメント
- 台本を読んだ感想はいかがでしたか?
- 「現代社会で問題視されているパワハラという題材をドラマで扱うことは挑戦だな、という印象を持ちました。そしてパワハラを受ける側として自分が演じることは、すごく責任を感じましたし、貴之という役がこういう思いをしている方々の代弁者になればいいなと思いました」
- 乾貴之はどのように演じようと?
- 「家族に見せる顔と、仕事でのパワハラを受けている時の顔との“めりはり”に注意して演じました。母親に接する時は、会社で起こっていることをなるべく見せないように、会社のことを引きずらないように特に意識しました」
- 撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
- 「永山耕三監督とは久しぶりにご一緒できてうれしかったです。演じる前から、ワクワク感がありましたし、実際現場に入って、“ああ、これだ”と感じました。若村さんは事務所の先輩でもあるのですが、今回が初共演なので、はじめはとても緊張しました。若村さんが演じられる愛情たっぷりのお母さんにすっと乗ることができたので、すごくいい空気感になったのではないかなと思います」
- ディーンさん演じる“シャーロック”は?
- 「格好いいですよね。見た目だけではなく、とにかくミステリアス。そこがこのドラマのキーになる部分なのかなと思っています」
- 視聴者のみなさまへのメッセージをお願いします。
- 「このドラマを見ている人がパワハラをどうとらえるか、人それぞれだとは思いますが、現実でもこういうことがあるのではないかと思うので、考えるきっかけになってくれればと思います」
葉山さんは2011年に『鈴木先生』(テレビ東京系)で俳優デビュー。2015年NHK連続テレビ小説『まれ』で土屋太鳳さんの弟役を演じ、一躍注目されます。その後も数々のドラマ・映画に出演。2018年4月期放送の木曜劇場『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』では、数奇な運命を辿る青年を熱演し、ディーンさんとも共演。存在感と演技力が注目される若手俳優です。また、その活躍は俳優業にとどまらず、2018年1月からは『TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS』にスタジオメンバーとして出演しています。
永井さんが演じるのは、貴之にパワハラをはたらく上司・町田卓夫(まちだ・たくお)。卓夫は過去にも何度か職場で部下にパワハラをはたらいていました。しかし、政治家の息子だということで見過ごされていたのです。卓夫にとってはまさに好都合。そして貴之を心身ともに追い込んでいたのですが、ある日貴之が失踪、さらに卓夫の自宅で大量の血痕が発見されるのです。
永井大さんコメント
- 台本を読んだ感想をお願いします。
- 「“一体、誰が犯人なの!?”と結果が気になるお話の構成で、脚本を読ませていただいた瞬間からこの物語のおもしろさを実感しました」
- 町田卓也はどのように演じようと思いましたか?
- 「町田は、政治家の息子で、親の権力を笠に着て生きてきた人物です。自分の感情をすぐに言動で示す人であり、何げない一言や感情表現が独特で、かつ、全く悪気なく言っている一言が、部下に対してパワハラ発言になっているという感じを意識しました。自分自身演じていて引くこともありました」
- 撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
- 「永山耕三監督とは、同じ月9枠の『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』で大変お世話になり、再度ご一緒できてうれしいです。今回も、監督が描くものを精一杯表現しよう、そう思わせていただける現場でした」
- ディーンさん演じる“シャーロック”の印象は?
- 「見た目の格好良さに加え、良い声で遠慮なくズバズバと物を言う格好良さが、観ていて気持ちよくて魅力的です」
- 視聴者のみなさまへメッセージをお願いします。
- 「町田は、犯人なのか?犯人ではないのか・・・キーパーソンになっております。誰が犯人なのか一緒に予想しながらお楽しみください!」
永井さんは演技のみならず、抜群の運動神経を俳優業でも生かして活躍。2008年10月期放送のテレビ朝日系『サラリーマン金太郎』では大胆なアクションシーンも披露し、話題となりました。そして、2009年7月期放送月9ドラマ『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』ではプロバスケットボール選手役を演じています。フジテレビ系ドラマには今年6月期放送のオトナの土ドラ『仮面同窓会』(フジテレビ・東海テレビ系)以来、月9ドラマは2018年4月期放送『コンフィデンスマンJP』以来、一年半ぶりの出演です。
永井さん演じる町田のパワハラによって、千沙子(若村)の溺愛する息子・貴之(葉山)が失踪してしまった今回の事件。貴之の身にいったい何が起こったのでしょうか?町田と事件の関係は?愛する息子が突如失踪してしまった母親の悲しみと葛藤を、若村さんがどのように演じ、そして、ディーンさんはこの事件をどのように解決していくのでしょうか?先の読めないスリリングな展開と、ディーンさんと若村さんの初共演にぜひともご期待ください。
太田大プロデユーサー
「働き方が見直されつつある今日の社会でも、いまだに多くの人々が悩み、悲痛な報道が絶えないパワハラとその犠牲になる若手社員とその家族を描く第五話は、テーマに見合った圧倒的な熱量を持って演じていただける方々におそろいいただけました。息子との距離が近く献身的な母親から一転して悲劇の母親になる女性を演じる若村麻由美さんには、その悲しみと苦しみを圧巻の説得力を持って表現していただき、大変光栄です。パワフルな魂の叫びをじっくり目撃していただきたく思います。そして、彼女の宝物である息子を演じる葉山奨之さんには、前途洋々の若手設計士を爽やかに愛らしく演じていただきました。『モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐−』で悲劇の悪人を演じていただいて以来、次はまぶしいくらいの好青年を演じていただきたかったので再びご一緒できてうれしく思います。また、永井大さんには人間の恐ろしさと卑しさを極限まで表現していただいています。スマートなルックスとイメージはそのままだからこそ、より狂気を感じとっていただけると思います。ぜひご期待ください」