SCHEDULE
スケジュール
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14:00
今日の実況は、神宮球場でのスワローズ戦。試合開始の4時間前には球場入りをします。立本アナ自身が野球部に所属していたこともあり、プロ野球実況にはより一層熱が入るとのこと。
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14:50
猛暑の中、2時間立ちっぱなしの取材。練習の邪魔にならないように気を配りながら、選手に声をかけていきます。質問内容はできるだけ具体的に、そしてファン目線を忘れないというのがモットーだそうです。
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15:45
選手から“いいネタ”を聞き出すためには、当然こちらも最新情報をインプットしておく必要があります。そのためにスポーツ紙のチェックはもちろん、移動中の車内でスポーツニュースを2倍速で見ることも。
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17:00
解説者、プロデューサーと打ち合わせ。談笑を交えながらも、放送の流れや注目選手などを確認、プレーボールに向けて気持ちを高めていきます。試合をする2チームの他に、ここにもプロのチームがありました。
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18:00
いよいよ試合開始。真剣な表情でマイクに向かいます。「実況席というのは、テレビの前で見るより、観客席で見るより、いちばんの特等席です」と、実況という仕事を心から楽しんでいる立本アナでした。
INTERVIEW
インタビュー

アナウンサーを目指したきっかけを教えてください!

立本
元々、格闘技が大好きでその実況をしたいというのが、アナウンサーを目指した動機です。
数あるテレビ局の中から、
なぜフジテレビだったんですか?

立本
当時、フジテレビは格闘技中継が多く、自然と入りたいと思うようになりました。今、スポーツの実況をやらせていただけるのは「楽しい!」 の一言です。

実況の仕事のやりがいを教えてください。

立本
自分が新人の頃に、スワローズの二軍グランドで取材していた同じく新人の選手たちが、一軍で活躍する姿を実況できるのは、やっぱり嬉しいです。それぞれ道は違いますが、「いっしょに上がっていこう」という気持ちは強いです。この仕事をがんばれる理由のひとつでもあります。私もようやく、最低限の経験と技術が身について、実況という土俵に片足くらいは上げられるようになったかなぁ。これからですね、そこに自分らしさを足していくのは。

立本アナの理想の実況とは?

立本
スポーツに限った話ではないですが、世の中にはもう少し深く知ることで、もっと面白くなることや楽しくなることがたくさんあると思うんです。それを自分の言葉でわかりやすく伝えていきたいです。私が理想とする実況は、“きちんとした居酒屋”です。きちんとしているところはきちんとしているんですけれど、ふざけるところは居酒屋トークのような、そんなメリハリの効いた楽しい実況が、私らしさかもしれません。

就活生へのメッセージをどうぞ!

立本
心持ち次第でどんな仕事も楽しいと思いますが、多分アナウンサーの仕事は、その楽しさの奥行きがすごく深いと感じています。中でも実況は、スポーツという純粋で美しいものをみなさんにお伝えするという、最高に贅沢な仕事だと思います。ですから、向き不向きを考える前に、ぜひトライして欲しいです。いちばん大切なのは、テレビ愛があること。これがある人は、全員この仕事に向いています。