- プロフィール
- 2024年入社
法政大学 人間環境学部 卒
- 所属(2026年10月現在)
- プラットフォーム事業局 プラットフォーム事業センター FOD事業部
- 主な担当番組・業務
- FOD事業部にて、ドラマ・バラエティの企画開発や購入を担当
INTERVIEW
インタビュー
FOD事業部はどのような仕事をしている部署ですか。

中村
フジテレビの動画配信サービス『FOD』と『FOD SHORT』の運営を行っている部署です。アプリ開発を行うエンジニアや、外部からコンテンツを買ってくる人、制作部門と連携したオリジナル作品の企画・プロデュース、マーケティングや事業の戦略を考える人など、多様なメンバーが協力しながらサービスを運営しています。
その中でも中村さんは主にどのような業務を担当していますか。

中村
主にドラマとバラエティコンテンツの開発や購入を担当しています。FODで「何を配信するか」「どう配信するか」を考えるなど、コンテンツの上流から下流まで一貫して携わる業務です。
まずはFODで視聴されているコンテンツのデータを分析のスペシャリストとともに解析し、その結果をもとに「どのようなコンテンツを制作するか」「どのようなコンテンツを購入するか」といった方針を決めます。そのうえで、コンテンツを制作することもあれば、外部のコンテンツを購入しに行くこともあります。実際に契約交渉まで担当しているので、制作部門と連携した企画立案から制作・購入まで幅広く関わる仕事ですね。
現在担当されている『キミはもっと=LOVEを愛せるか!!!』について、中村さんはどのような役割を担われているのですか。

中村
どうすればFODの会員を増やし、この番組をより多くの方に楽しんでいただけるのか。そうしたことを、制作現場と一緒に考える仕事をしています。
SNSを活用した発信方法はもちろん、コンテンツの内容や、どう収益につなげていくかという部分まで、プロデューサーと密に連携しながら進めています。番組の成功とFODの事業成長を両立させる役割を担っています。
コンテンツの企画から投資判断、プロモーションまで幅広い業務に携わる中で、中村さんが感じるこの仕事の魅力や面白さを教えてください。

中村
番組やコンテンツを世の中に届けるまでの一連の流れに関われることだと思っています。テレビ局では、番組を企画する部署や制作する部署、視聴者に情報を届ける広報など、多くの部署が連携しながらコンテンツを作っています。一方でFOD事業部では、企画の検討から投資判断、プロモーション、配信後の分析までを一つの部署で担っています。まるで一つの会社が持つ機能を、部署の中に凝縮したような環境なので、幅広い領域に携われることが大きな魅力です。
企画を検討し、投資するコンテンツを決め、配信に向けて戦略を立て、配信後もFODの中でどのような反響があったのかを分析しながらPDCAを回していきます。企画から投資判断、配信、効果検証まで一連の流れに関われる部署なので、そこはすごく楽しいですね。
そうした仕事の醍醐味を感じた経験はありますか。

中村
FOD限定コンテンツ『めちゃ×2イケてるッ!』の続編に携わった時ですね。もともとフジテレビが持っていた強いIPなので、部として「ここに投資すればFODの会員獲得にもつながるし、コンテンツとしても世の中に広く届くだろう」という算段を立てていました。実際に大きな投資を行い、プロモーションも含めて注力した結果、FODとしても非常に良い実績を残すことができましたし、世の中でも「めちゃイケが帰ってきた」と大きな話題になりました。
私自身、青春時代に見ていた番組だったので、その作品に自分たちのプラットフォームが貢献できたことはとても嬉しかったですね。
地上波と配信では、コンテンツの作り方や考え方にどのような違いがありますか。

中村
地上波は、本当に多くの人へリーチできるメディアだと思っています。だからこそ、幅広い視聴者に届けて、多くの人に面白いと思ってもらうことが求められます。
一方で配信は、そのコンテンツを強く好きになってくれる人がどれだけいるかという世界です。幅広く届けるというよりは、狭くても尖ったコンテンツをしっかり届けられることが、地上波との大きな違いだと思います。
そのため、ドラマやバラエティを検討する際は「このコンテンツはどんな人に刺さるのか」をより具体的にイメージしながら制作や購入の判断をしています。もちろん地上波でも視聴者を意識してコンテンツを作りますが、配信ではより明確なターゲットを設定し、その人たちに深く楽しんでもらうことが重要になります。そうした視点でコンテンツと向き合う点は、配信ならではの特徴だと思いますね。
地上波と配信の連携によって生まれた、印象的な事例はありますか。

中村
今、代表的な事例でいうとF1ですね。もともとは他のサービスで配信していたコンテンツですが、フジテレビが権利を持つことで、地上波を含めたさまざまな手段で盛り上げられることが大きな強みだと思っています。
例えば、FODやCSでは全レースを中継しているので、週1回『F1™サイドbyサイド』(関東ローカル)のような関連番組を放送し、全てのレース中継は見ないものの、成績は追っていきたいファンに向けたコンテンツを提供したり、今後は、ドラマやバラエティなどスポーツ以外のコンテンツとも連携しながら、これまでF1に興味がなかった人にも関心を持ってもらえるような仕掛けを作っていきたいと考えています。
そうやってF1というコンテンツの市場そのものを広げていけることが、フジテレビがF1を手掛ける意義だと思いますし、配信と地上波をうまく連携させていく一つのモデルケースにしていきたいですね。
数ある配信サービスの中で、FODならではの強みや魅力を教えてください。

中村
現在、民放テレビ局の中で自社の配信サービスを持っているのはフジテレビのみです。だからこそFODでは、視聴者がどのようなコンテンツを見ているのかといった行動データを踏まえながら、そのデータを活用して「今求められているコンテンツ」を考え、自分たちの手で生み出していくことができます。また、今までフジテレビが作ってきた番組が資産になっていることも大きな魅力です。長い歴史のなかで、ドラマやバラエティを代表するようなコンテンツを作り続けてきたからこそ、それを目当てに見に来てくれる人がいます。さらに、『101回目のプロポーズ』から『102回目のプロポーズ』を新しく作るように、過去の強いIPをもう一度リバイバルできることも、FODの大きな優位性だと思っています。
そうしたFODやフジテレビならではの魅力に惹かれ、転職を決意されたのでしょうか。

中村
エンタメは“規模の経済”だと思っていて、自分が携わった作品が届く数が多ければ多いほど、楽しいと感じています。その点、フジテレビには自社の中に配信があって、地上波や映画もあって、あとはイベント事業もある。コンテンツを広げていくために必要な機能が全部揃っているのがフジテレビだった、というのが大きな理由です。
あともう一つは、人が本当にいいところですね。先ほどデスクをご覧いただいたので、あの場のわちゃわちゃした雰囲気も伝わったと思うのですが(笑)。明るくて面白く、気持ちのいい人が多い職場だと思います。私自身もそうした人の魅力に惹かれて入社したのですが、実際に働いてみても、その印象は変わりませんでした。そこは入社して良かったと感じるところですね。
今後、FODをどのような存在にしていきたいと考えていますか。

中村
もちろん会員数を増やしていくことも必要ですが、それ以上に国内の配信サービスとして真っ先に名前が挙がるような存在になることが大きな目標です。
今は多くの競合がいる中で、FODはまだまだ成長していかなければならない立ち位置にあります。そのため、フジテレビの作品をしっかり届けて会員数を伸ばしていくことも大切ですし、新しいコンテンツを生み出し、それを大きく育てていくことも重要です。
FODは将来的に、現在フジテレビの収益を支えている広告収入に匹敵する規模へ成長できる可能性を持った事業だと思っています。
そのためにも、「FODのコンテンツといえばこれだよね」と言われる作品をもっと生み出し、日本を代表するようなコンテンツがFODから次々と生まれている、そんな状況を目指していきたいです。
最後に、配信事業に興味を持っている学生へメッセージをお願いします。

中村
FODの魅力は、これだけの事業規模を比較的少人数で運営していることだと思っていて、だからこそ、一人ひとりに任される範囲や責任も大きく、若いうちから自分で考えながら仕事を進める経験ができます。
実際にコンテンツへの投資や企画の意思決定に関わる機会もあり、扱う金額も決して小さくありません。成功しても失敗しても自分で責任を持つことになりますが、そういった経験は社会人としてすごく成長につながると思っています。
あとは、会社が変わろうとしているタイミングって一番面白いと思っていて。今は配信サービスの存在感もどんどん高まっていますし、コンテンツの届け方も大きく変わっています。だからこそ新しい事業やポジションも生まれていますし、若手にもたくさんチャンスがある環境だと思います。普段から配信サービスやエンターテインメントに触れながら、「自分だったらこうするのに」とか、「なんでこの作品は人気なんだろう」と考えることが好きな人には、すごく面白い環境だと思います。一緒に新しいエンターテインメントの形をつくっていけたら嬉しいですね。
SCHEDULE
1日のスケジュール
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10:00
出社
前日から届いているメールを確認し、関係各所に返信。 -
11:00
打ち合わせ
外部会社と次クールのドラマに関する打ち合わせ。 -
12:00
コンテンツ分析会議
FODの視聴データをもとに、コンテンツの視聴動向や今後の施策について議論します。 -
13:00
番組打ち合わせ
担当しているバラエティ番組の打ち合わせ。 -
14:00
収録対応
湾岸スタジオへ移動し、担当番組の収録立ち会い。 -
18:00
収録終了・退勤
収録終了後、業務を整理して退勤。