2021.10.4 MON. UPDATE ニュース #05

いよいよ本日放送スタート!
窪田 正孝さん&本田  翼さんからの
メッセージ!

いよいよ本日10月4日(月)よる9時からスタートする『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』。初回放送に先がけて、同日、東京・お台場のフジテレビで、五十嵐唯織役の窪田正孝さん、甘春杏役の本田翼さんをお迎えした取材会が行われました。さっそく、とれたてのおふたりのコメントをご紹介しましょう!

窪田 正孝さん&本田  翼さんのコメント

シーズン決定の知らせを聞いた時の率直なお気持ちは?
窪 田
またあの楽しい日々が帰ってくるな、という気持ちでした。みんなの仲の良さが詰まった作品だったので、2年越しにまたみんなと会える、という、より今のこの世の中の状況があったからこそ、よりそれが強く感じられました。シーズンを見てくださった方が凄く多くて、「ああ、あの青い服、着てる人!  あれ、面白いね」って、どうやら青しか覚えていないらしくて(笑)。でも、『ラジエーションハウス』のテーマカラーでもあるので嬉しかったですね。
本 田
私も、辛くも楽しい青春が帰ってくる、という気持ちでした。(シーズンをやるということに関しては)「あれね!」って言われました。「白衣着てる、あれね」って(笑)。
窪 田
そうだね、白いもんね。
本 田
そう、窪田くんは青で、私は白で。
シーズンから2年後のお話になりますが、ストーリーに合わせて、見せ方、演じ方で何か変わった部分はありますか?
窪 田
唯織は基本変えてないです。シーズンの最後にみんなとお別れをして、唯織はワシントンに留学をして……というところで終わって、そこから帰ってきたところからまた始まるんですけど、その2年間の中で彼が得たものというのは、セリフの中にはあまり描かれていないので、ちょっと重さのようなものは役として出せたらいいな、と思うんですけど、唯織自身が変わってしまうと作品全体が変わってしまうので。彼は絶対ブレちゃいけない軸だと思うんです。なので、そこは“変えない勇気”を持って演じました。
クランクインする前に、鈴木雅之監督と何かお話されたことは?
窪 田
いや……。衣装合わせが、今までやってきた衣装合わせの中で一番短くて。1分くらいで終わったんです(笑)。青いスクラブと、いつもの白シャツに、黒パンツに、いつものジャンパー。何も変わってない。「あ、ここに監督の“変えない勇気”が……」と感じたので、唯織は変わっちゃいけないんだな、という気持ちになりました。
本 田
甘春杏は、シーズンはかなり自分のことでいっぱいいっぱいで、周りにもキツく当たってしまうところがあったんですけど、シーズンになってからは、技師の方たちとも心が通じ合って。変わりましたね。とてもよく悩む女の子になりました。シーズンのときは「病院のために」といって割り切ったところがたくさんあったんですけど、シーズンは患者さんのためにどうしたらいいか、というのをずっと考えている、そんな女の子になりましたね。
唯織と杏の恋模様はどうなるんでしょうか?
本 田
引き続き、と言いますか……。
窪 田
なかなか、ね。
本 田
監督が好きですよね、くっつきそうでくっつかないやつを作るのが(笑)。
窪 田
どこまで引っ張んねん!  みたいな(笑)。それは、見てくれる人に委ねられる、みたいな。
本 田
多分、シーズンは少し恋模様にも変化がありましたね。
窪 田
そうだね。ちょっと距離が……。結構、はっきりモノを言えるようになったのは変化なのかな。
本 田
そして“伝説の四角関係”も待っていますね。辻村駿太郎(鈴木伸之)と広瀬裕乃(広瀬アリス)との。そこは、かなりの見どころになるんじゃないかと。
窪 田
キャラが濃くなったしね、みんな(笑)。一段と色濃くなっていて、台本からめっちゃ伝わってくるんですよ。
2年半ぶりに現場で会って、お互いの印象で何か変わった部分はありましたか?
本 田
(ふたり同時に話そうとしてしまい)相変わらず、こういうところでの気の合わなさは変わらないですね(笑)。目も合わないんです。お芝居をしていても、どこかで目を合わせて、という時に、こっちを見ても絶対私のことを見ていなくて、窪田さんが見ているときは私が全然見ていなくて。
窪 田
より合わなくなったよね。2年前の方が合っていたと思います。まあ、合わなくなったのは作品的には良いというか……。
本 田
すれ違う感じで。
窪 田
そう。
本 田
でも、窪田さんは健康志向になりました。あ、それは違うか?  あと何かありますか?
窪 田
監督が言っていたんだけど、一番最初の杏ちゃんとの芝居のときに監督に呼ばれて、「おい、あいつ何かあったのか?」って言われたんですよ。「あいつさ、めちゃくちゃ芝居上手くなったよな」って。
本 田
止めて、こんな公の場で言わないで!
窪 田
違う、違う。ホントに言ってたよ。自分は、杏としてじゃなくて、本田翼としての奥行きを感じるのね。普段、アリスちゃんとかと遊んでいるときはいつもの感じなんだけど、「よーい、スタート!」かかった時の重さというか、空気を変える力をまとったな、と感じました。
本 田
(照れながら小声で)ありがとうございます。素直に嬉しいです……。
新メンバーとして八嶋智人さん、髙嶋政宏さんが加わりましたが、それによって何かチームの雰囲気は変わりましたか?
本 田
印象的なエピソードはしゃべり切れないくらいたくさんあるんですけど、とにかく現場の明るさがパワーアップしました。
窪 田
ね。エンケンさん(遠藤憲一さん)が、チームの中心なのは変わらないんですけど、そこに八嶋さんが加わることで話が回るのが早い!  八嶋さんが来てくれたことで一番危機感を感じていたのはハマケンさん(浜野謙太さん)ですよ。『ラジハ』の中でふざけてもいい役を、(八嶋さん演じる)田中に奪われる、って。「軒下、危うし!」みたいなところも作品を見ていただければわかると思います。だから、ハマケンさんのお芝居もどんどん変化するんですよ。テストでやったことは、八嶋さんが厳しいので、「それ、まさか本番でやらないよね?」ってハードル、ガンガン上げてくるので。そんなこと言われたら、僕らもどんどんやるしかないじゃないですか(笑)。
本 田
髙嶋さんはオン/オフの差が凄いです。
窪 田
ホントだよね。白衣着た瞬間に、灰島院長になる。
本 田
あのオーラは凄いです。
唯織は天才放射線技師という役ですが、お互いの「ここが天才だな」と思うところは?
窪 田
本田さんは、多分、何を言っても許される存在です。あの……。
本 田
止めてよ、ヘンなこと言わないでよ!
窪 田
多分、超大御所の役者さんにタメ口きいても許される。僕は、エンケンさんとか八嶋さんとかには敬語だもん。(本田も)敬語だよ。でも、たまにツッコんだりするときとかには(タメ口に)なるじゃん。あれは、出来ません。山口紗弥加さんも出来ないです。あなたにしか出来ないものがある気がする。空気を変えてしまう力は彼女にしかないものだという気がしますね。その場にいるだけで柔らかくなるような……。
本 田
窪田さんは、今回難しいセリフがたくさんあって、聞き覚えがないような単語もたくさん出ているんですけど、それを当たり前のようにスラスラ言っていて。でも、それを覚えている痕跡というか、努力をまったく周りに見せないところですかね。
シーズンからまでのこの2年間に、新しく始めたことがあれば教えてください。
窪 田
食生活かもしれないですね。凄く健康志向になりました。現場も、みんな健康志向に引っ張られていったんだよね。
本 田
確かに。みんなお弁当持って来ていましたもんね。食堂に行かず……。私は、ジムですね。
窪 田
あんなに運動しなかったのに?
本 田
そう。ちゃんとジムに行って体力をつける、というのをやり始めました。そしたら、健康に、仕事も趣味も出来るので。
窪 田
シーズンのときは、廊下を1回走っただけで、次の日、筋肉痛になってたもんね。
本 田
そうそう。「足、痛~い!」って(笑)。
おふたりにとって、この作品はどのような意味を持つ作品でしょうか?
窪 田
個人的には、伝統ある月曜9時というところで、主役というポジションをやらせてもらえたことは凄く大きかったです。ドラマというやりがいと、そこにある難しさというものが同時に来て、どうしても出来ないことももちろんあるけど、出来ることの中で何を見いだしていくか、という答えをみんなで見つけていくことにやりがいも感じていました。そこを一番教えてくれたというか、経験を積ませてくれた作品だと思っています。
本 田
私は、ホームみたいな感覚です。ドラマの撮影の中でもかなり過酷な方の部類に入る作品だとは思うんですけど、でも、それを乗り越えられたのは、キャストのみなさん、スタッフのみなさんの人の良さだと思うんです。とても助けられました。私は、ドラマのとき、共演者の方々とめちゃくちゃ仲良くなる必要はないな、と思っているんです。でも『ラジエーションハウス』のみなさんは、そういう垣根も越えて、「何かあったら聞くよ」というスタンスでいてくれるし、自分で「ここ、苦手なんだよね」って言い合えるような、何でも言える場所だったので。ホントに、私にとって貴重な場所でした。
では最後に、おふたりから視聴者のみなさんへ向けて、メッセージをお願いします。
窪 田
大事なやつだ!
本 田
大事なやつですね。『ラジエーションハウス』、シーズンのときよりかなりパワーアップして帰ってきましたので、楽しくみなさんに見ていただけたらいいな、と思います。「どうなっちゃうの!?」という展開もたくさんあるので、楽しく、そして毎週見てくれたら嬉しいです!
窪 田
をやってをできる、というのはなかなかないことだと思いますし、継続できるというのは本当に嬉しいです。そこには、応援してくださるみなさんの力があったからこそだと思っています。というハードルは、何をするにしても、いろいろな場面でも大変なことだと思いますが、このシーズンから見てくださる方も置き去りにしないように作れていると思いますし、から見てくださっている方にももっと楽しんでもらえるようにスタッフ一同、みんなで作ったつもりです。是非最後まで、成長したみんなを見ていただけたら嬉しいです!

『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』は、本日10月4日(月)よる9時スタートです!  初回は90分拡大スペシャルでおおくりします。是非チェックしてください!

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