
このたび、独自の世界観で異彩を放つ映像作家・藤井亮によるポスターデザインと、劇伴界のトップランナー・岩崎太整が手掛ける音楽が、本作のスタイリッシュな劇伴を彩ることが決定した!
今回解禁されたポスタービジュアルを手掛けたのは、『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』(2022年/NHK Eテレ)や映画『大長編 タローマン 万博大爆発』(2025年/アスミック・エース)の監督・脚本をはじめ、多くのアーティストのMVや広告など数々の独創的な作品で国内外の賞を受賞し、海外でも高い評価を得ている映像作家・藤井亮。映像作品を中心に活躍する藤井が本作のポスターデザインを担当!
ビジュアルの舞台は、圧倒的なスケール感のある「札束プール」。莫大な政治の金を札束プールに見立てて、紙幣をあえて鮮やかな赤に染め上げることで、まるで舞い散る花びらのようにも見え、美しさとお金の恐ろしさが共存する抽象的かつエッジの効いたビジュアルが完成した。
登場人物4人それぞれが赤く染まった「金の世界」にどう浸かっているのか。ぜひ想像してみていただきたい!
「彼女が盗み出すのは……とりわけダークな、政治の金」――。
政界を舞台に繰り広げられる知的な騙し合いとスリリングな展開、そしてそれぞれの思惑や生き様が複雑に交錯する本作を想像させるポスタービジュアルとともに、放送をお楽しみいただきたい。
本作の音楽を手掛けるのは、映画『モテキ』(2011年/東宝)で第35回日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞し、映画『竜とそばかすの姫』(2021年/東宝)では第45回日本アカデミー賞最優秀音楽賞および、第36回日本ゴールドディスク大賞サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。近年では『全裸監督』(2019年・2021年/Netflix)、『First Love 初恋』(2022年/Netflix)、映画『TOKYOタクシー』(2025年/松竹)など数々の話題作で世界を魅了する劇伴界の最高峰・岩崎太整。
ジャズ、クラシック、ヒップホップ、ロック、エレクトロニカまで多種多様なジャンルを自在に横断し、スタイリッシュな洗練さとエモーショナルな熱量を併せ持つ岩崎の音楽は、野木亜紀子の描くエッジの効いた知的な世界とスリリングな物語をどのように鮮やかにいろどっていくのか、ぜひご期待いただきたい。
石原さとみ×野木亜紀子の強力タッグで送る怪盗エンターテインメント『ポリティカルパン』は、10月7日(水)スタート。ぜひお楽しみに!
「ドラマのポスタービジュアルは、作品そのものより先に人の目に触れることも多い、いわば作品の“入り口”であり“お店の看板”のようなものだと思っています。
その入り口で、うっかりお客さんを引き返させてしまうようなことがあってはいけない。そんな緊張する仕事です。
お店の中身がダメならば、『看板に偽りあり』と言われるのも覚悟で、せめて看板くらいは良く見せておこう……と、ある意味気楽に構えられるのですが、今回はなんといっても野木さんの脚本で、キャストもスタッフもこれ以上ない布陣です。これで『入り口の看板のせいで、そっぽを向かれてしまったらどうしよう』と、普段、自分の作品のビジュアルを作るとき以上に緊張しました。
そんなわけで、このドラマの世界を一枚の絵でどう表現するか、とても悩みました。
政治の世界を扱った物語ではありますが、政治色を前面に出しすぎると、ドラマへの敷居を高くしてしまうので避けたい。そこは僕も野木さんも北野プロデューサーも同じ意見でした。
そして“ルパン”とはいえ、派手なアクション作品に見えてしまっても違う。目指したのは、あくまで“ポリティカルなルパン”です。
やはり根っこにあるのは“お金”の物語なので、あれこれ考えているうちに、ふと頭に浮かんだのが“札束風呂”でした。
もちろん、そのままやれば成金感満載で、ギャグ寄りの生々しい絵になってしまう。
でも、これをもっと壮大にして、華やかさと、このドラマの持つスケール感を同時に出せないか。そう考えて提案したのが、今回の“札束プール”のビジュアルです。
国の隠れた莫大(ばくだい)な金が、そっくりそのままひとつのプールに流れ込んだような世界。
その中で、それぞれのキャラクターが“お金”というものにどう向き合うのか。表情やポーズからいろいろ想像しながら、ドラマへの期待を膨らませてもらえたら嬉(うれ)しいです。
今回はキービジュアルだけでなく、オープニング映像や小道具の一部など、作品のさまざまな部分に関わらせていただきました。
野木さんの脚本と、素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんが作るこの世界の一端を担えたことを、とても嬉(うれ)しく思っています」
「野木亜紀子さんの脚本は、作品ごとに千変万化しながらも、常に秘匿された真実を探り続けているように感じます。
時に軽妙に、時に重厚に、人々が見落としたり、気づかないふりをしたりするような暗がりを丁寧に照らし、その存在を伝える。
“物語”が本来的に担うべきものを、いつもあらためて気づかせてくれます。
脚本家のチャーリー・カウフマンはかつて、講演の中で『脚本とは探索であり、深淵へ踏み出すことでもある。テンプレートなどないし、あってはならない』と語りました。
野木さん、北野プロデューサー、高野舞さんをはじめとする演出陣、そして素晴らしい俳優の皆さんが、試行錯誤を重ねながら手探りで辿(たど)り着いた新しい物語に、音楽でほんの少し彩りを添えられることを、とても幸せに思います」
「タローマンの監督で有名な映像作家・藤井亮さんに物語の世界観を想像させるアート性の高いキービジュアル、そして、架空の国・ニッポニアが舞台の社会風刺とエンタメ性が融合した今回のドラマにふさわしいタイトルバックを作っていただきました。ぜひ注目して見ていただければと思います!
さらに、音楽は脚本野木さんとの前作『フェンス』にも参加していただいた岩崎太整さんにお願いしました。今回はブラックミュージックを基軸に幅広くスタイリッシュな劇伴を作っていただきました。ぜひこちらも楽しみにしていただけたら嬉(うれ)しいです!」