レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#091(03/12/03)インタビュー
×上戸彩さん
2003年10月14日 午后
砧 東京メディアシティ
『堂本兄弟』楽屋でインタビュー

上戸
初めてきくちさんに会ったのは私が中3ぐらいの時でしたよね。「こんなの担当してるの」って『堂本兄弟』のテレカをもらいました。
きくち
このスタジオの廊下でね。その時はまだ子供だったねー。まさかそれが、こんなに上戸さんのファンになろうとは(笑)。
上戸
ええ!? ホントですか?
きくち
もうね、表紙が上戸さんの雑誌は反射神経で買っちゃう。最初は別に普通だったんだけど…いっしょに仕事してからかな?わたし、歌で好きになるタイプだから。
上戸
そんな…全然下手ですよ。
きくち
確かにまだまだ未完成な感じもあるんだけど、そこがまた魅力的(笑)。
上戸
本当はもっと、自分の最高に上手い状態を見せたいんです。多少は慣れたけど、やっぱり生演奏は難しい。
きくち
そう?生演奏に向いてる、いい声だと思うよ。
上戸
ホント?音楽の仕事をしている人に言われて、うれしいです。
きくち
曲もね…今ありそうでない、いい曲を作ってもらってるよね。
上戸
あ、それわかる気がする。最初聴いた時は、難しいって感じる曲が多いんですよ。「Pureness」もそうだし。でも歌い慣れてくるとだんだん、好きになってくるんですよね。
きくち
新曲はどう?
上戸
(最初から)好きですね。
きくち
じゃあ、もう胸張って、正面切って歌えるね。
上戸
もっと慣れて、思いっきり歌いたいですね。…小心者なんで(笑)。
きくち
緊張とか全然、してないじゃない。『HEY!HEY!HEY!』の時もそう見えたし。
上戸
いや〜、本当はすごく緊張するんですよ。でも『HEY!』とかはお客さんが居るから、逆に安心する。自分の歌を笑顔で聞いているお客さんの姿を見ると、緊張が解けるんです。
きくち
じゃあライブツアーは楽しかったでしょう?行けなかったのは悔しいけど、でもDVDで見たよ。 
上戸
ありがとうございます。まだ慣れていなくて、精神的にはちょっと大変な部分もあるんですけど。 
きくち
ちょっと荒っぽい所があるのも、またよかった。まだ伸びしろがあるなって感じ。上戸さんは、どんな将来像を描いてるの?
上戸
ちゃんとプロになりたいですね。胸を張って「私は女優です。私は歌手です」と言えるような。
きくち
詞や曲を書くのはどう?ボーカリストが詞を書くと、聴く人によりたくさんの気持ちを伝えられる。手紙を書くのが好きなら、詞を書くのとかむいてると思うよ。
上戸
でも私、自分用のノートが苦手なんですよ。前に日記を書いたことがあるんだけど、次の日に自分が書いた文を読むと「何でこんなこと書いたんだろう」って、嫌になっちゃう。どちらかというと、言葉を書くより語るタイプなのかな?文章自体はスラスラ書けるんですけどね。
きくち
上戸さんはキレのいい詞を書きそうだから、ぜひ挑戦してくださいね。…そろそろ時間なので、話を切り上げなきゃいけない。残念、もったいないけど。
上戸
ハハハ(笑)。
きくち
なんか緊張しちゃう。どうしても目を見て話せない(笑)。
上戸
そうそう、今日一度も目を見てくれないんですよ。さっきからずっと、ここら辺の壁を見てる(笑)。
きくち
よく上戸さんのことで、(藤本)美貴ちゃんにはからかわれるの。口調もね、「上戸さん」ってさん付けで呼んでいるのに、微妙にタメ語だったり。
上戸
時々、「彩ちゃん」って呼んでる時もありますよ。
きくち
ある?話がもりあがっているとき?ごめんなさぃ。
上戸
でも、現場で不安な時とかにきくちさんが来てくれるとほっとするから、これからも話しかけてください。
きくち
ありがとう。ぜいろいろお仕事をしようね!

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