KIKCHY FACTORY

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#62(02/10/09)


浜崎あゆみさんとのあんなこと!そんなこと!

 浜崎あゆみさんと新番組をはじめることになりました。10月12日スタート。あの土曜の23時半。その名も『ayu ready?』アーユーレディと読みます。もう今週の放送ですから、今これを打っている9月25日はもはや2週間とちょっと前、生放送じゃないんだから、常識的にはもう初回の構成とかキメにキマってる、のがあたりまえなんですが、すみません、あいもかわらず、まだなんにもキマってません。正直ちょっとあせってますが、それだけでも、今週の第1回は必見です。『ayu ready?』いいタイトルですが、この期に及んで「準備できてんのか?」っていうのは、ちょっとどうなんでしょう?(笑)

 浜崎さんとはじめて逢ったのは95年春、『TK MUSIC CLAMP』という小室哲哉さんのはじめてのレギュラー番組の2回目の収録のときでした。前の秋にはじまった『HEY!』が「音楽の話をしない音楽番組」として軌道にのって、そのごほうびのようにはじまった「音楽の話しかしない音楽番組」エンディングで歌手デビューしていない女の子が、小室作品を小室さんをバックにうたうという企画があって、ともさかりえさん、遠峯ありささん、鈴木紗理奈さんと続いた6人目のヴォーカリストが彼女でした。うたったのは中山美穂さんの「JINGI・愛してもらいます」わたしが自分でディレクターとして録ったんですが、とにかくじょうずだったのと、目の力というか意志を感じる瞳が強くて、かなり印象的でした。小室さんもうたをほめてたなあ。ちなみにその次7回目が高知の中学生だった広末涼子さん、8回目が松本恵さん、というそんな時代でした。

 その次に浜崎さんと逢うのはもう98年、「poker face」でデビューした『HEY!』の収録のとき。ちょうど『MUSIC CLAMP』が終わった4月で、よかったねがんばって、とかそんな話とかして、いいかんじの再会を果たしました。

 以降の彼女の活躍はもうご存じのとおり。この10月まで『HEY!』で28回、『FNS歌謡祭』が3回、『LOVE LOVEあいしてる』も1回、あのときは「チャコの海岸物語」をうたっていただきました。

 一昨年レギュラー番組の話があったのですが、もうちょっとで成立できず、なので今回はわたしたち的にも満を持してのスタートです。何度も何度も浜崎さんと打合せもして、テンションもあがってきました!

 いっぱいいっぱいお仕事してるようですが、ここからがあたらしいはじまり。わたしたちと浜崎あゆみさんとのあんなこと!そんなこと!がはじまります。

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