12月5日水曜夜19時生放送『FNS歌謡祭』までちょうど2週間!今号の本誌にも載ってるはず。今日14日現在の構成案は第12稿、予定77曲中60曲を生演奏すべく、コラボレーション55曲をめざし、どこにもないオリジナルサゥンドトラックで音楽の「まつり」を盛り上げます。 音組名物のコラボというもの、発想から、交渉から、音楽的な作り込み、男女ならキーの折り合いなど、成立までが茨の道。1度できたものを再演するのは、それよりはるかにかんたんで、仕上がるクォリティも見えます。なので去年から1年間の音組のレギュラー3番組『僕らの音楽』『MUSIC FAIR』『堂本兄弟』でつくった音楽を20%の視聴者のみなさまの前で生放送で再演すること、そのうえに新しい何かを積めるよう努力します。そしてまた今回の『FNS』で初演となる新ネタを思いついて、アーティストの説得に努力して、「演ってよかった」「きくちにだまされて正解!」と納得いただける音楽を組み上げるのです。 一昨年初演の和田アキ子さん×徳永英明さんの名演の実現も、先ずタィミングの良い神戸まで徳永さんを説得に私が出かけて諒解いただいて、アッコさんのラジオへ。成立できたら、次はおふたりを裏切らない音楽的な作り込みを武部聡志音楽監督とバンドリハまで試行錯誤します。 昨年は吉川晃司さんの数々の名演の成立に賭けて、17日前に金沢へ出かけて直談判しました。吉川さんにも結果、喜んでもらえました。今年もまだまだです。決まってるのは久保田利伸さん×三代目、玉置浩二さん×V6、YUIちゃん×miwaちゃん、ゴールデンボンバー×郷ひろみさん、など数曲。未だ構成案に無い何かをここから思いついて実現が『FNS』の醍醐味です。
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