レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#207(08/06/04)インタビュー
×Superfly;志帆ちゃん
『僕らの音楽』
2008年5月16日 夕方
Superfly;志帆×相武紗季 対談収録場所 でインタビュー

きくち
いい対談だったね。今までの『僕らの音楽』で、一番かわいかった。
志帆
ありがとうございます。 
きくち
(相武)紗季ちゃんって、いい子だね。対談でファンになっちゃった。 
志帆
(笑)。すっごい楽しかったです。もっと女の子してる感じかなと思ってたんですけど、意外とサバサバしてて。 
きくち
そうね。かわいいってことと、サバサバしてるってのが共通項で。 
志帆
そう見えます? どっちかっていうと私、ねっちいですよ(笑)。 
きくち
それこそ「愛を込めて花束を」の、「私は泣くのが得意で最初から慰めを当てにしてたわ」って? 
志帆
まんまです(笑)。 
きくち
そうなんだ。でも、いい詞だよ。ちょっと、共感もしたし(笑)。昔はわりと内向的なタイプだったの? 
志帆
もう、しょっちゅう泣いてましたね。そういう自分がすごいイヤで、うたうようになったんですよ。 
きくち
そうなんだ。ああやって伸びやかにうたう姿から、想像つかないな。で、すごいなと思うのが、こんな声で、あんなオーバードライブにがーっとうたうのに、ちゃんと丁寧にうたうよね。 
志帆
ありがとうございますー。…実はあんま考えてうたってないから、よくわかんないですけど(笑)。 
きくち
うん、そんな気もする(笑)。そういう自由奔放なとこも含めて、いいと思うよ。また今回、選んだ曲もいいよね。「スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)」なんて、どこで知ったの? 時代的にはちょっと違ったりするんじゃない? 
志帆
そうですね、86年リリースなので。きっかけはよく覚えてないんですけど、昔から好きで、何かのときには よくうたったりしてたんです。 
きくち
そう言えばあれ、桑田佳祐さんがはじめてオリコンシングルチャートで1位を取った作品だったりするみたぃね。 
志帆
あ、そうなんですか? ああいう音楽性で1位取るの、すごいですよね。ちょっとB面っぽいというか(笑)。
きくち
なかなか1位は取らなそうな感じの(笑)。今となっては知らない人もいるだろうけど、この『僕らの音楽』を見て、聞いてくれたらうれしいよ。 
志帆
OA、すごい楽しみですね。 
きくち
ね。前に撮った「愛を込めて花束を」も、よかったけど。板谷ディレクターが大のお気に入りで。 
志帆
(笑)。でもあれ、私も好きですよ。この番組ってすごいですよね。なんか、より感情的になれる気がします。 
きくち
やっぱ、生演奏だしね。 
志帆
はい。照明やセットもきれいで、昔からあそこでうたいたいって思ってたんですよ。だからこうやって何度も出られて、すっごいうれしいです。 
きくち
こちらこそ何回もお仕事させてもらえて、光栄だよ。…そうそう、たぶんそうなってるはずだから言っとくけど、アルバム1位、おめでとう。 
志帆
ありがとうございます(笑)。でも、もしそうなっても、周りの方が助けていただいたおかげですから。 
きくち
素敵なスタッフが集まってるよね。それこそ、蔦谷好位置さんとか。 
志帆
ヘンな方ですよね?(笑) 
きくち
すばらしいよ。久しぶりに手放しで尊敬できる音楽プロデューサーに出会わせてもらえて、これも志帆ちゃんに感謝、感謝って感じだな。 
志帆
何もしてないし(笑)。でも環境にはすごく感謝してますね。私にできるのって、本当に歌だけなので。いろんな人にサポートしていただいてるからこそ、形にできると思ってるんです。 
きくち
いやいや。逆に言えば、Superflyの歌は志帆ちゃんしかうたえないってことだからね。アルバムも出したし、次はライブかな? 
志帆
そうですね、6月末から。ガツンと、こなして行きたいですね。 
きくち
急に忙しくなって、なんか参っちゃったりしない? 
志帆
今は作品を伝えていく作業なんで、楽しめてます。やっぱ製作期間はぐわーってなっちゃうから、ちょっと滅入ることもあったんですけど。 
きくち
いろいろ大変なこともあると思うけど、頑張ってね。本当に出会えてよかった。これからもよろしく。 
志帆
はい、よろしくお願いします。

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