レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#206(08/05/21)インタビュー
×いきものがかり
2008年4月29日夜『MUSIC FAIR』収録のあと
フジテレビ湾岸スタジオ 楽屋でインタビュー

きくち
『僕らの音楽』よかったね。ゆずとやり取りしてる姿を見て、すごいミュージシャンシップを感じた。
水野
楽しかったです。おこがましいんですけど、ゆずさんがやって来たことが、自分たちに近い感じがしました。
吉岡
あこがれてた人たちと一緒に、しかも音楽で話せるのがうれしくて。あれをやったことで、ひとつ上の意識を持てるようになった気がします。
きくち
スタッフはみんな聖恵ちゃんの声にやられて、いきものがかりのファンになってたよ。かわいかったし。
吉岡
うれしいですねえ~。普段、男子メンバーから女扱いされないので。
水野
娘扱いしちゃってるから(笑)。
きくち
(笑)。郷ひろみさんとやった『MUSIC FAIR』もおもしろかった。いいキャラしてるし。
水野
人見知りしないんで(笑)。
山下
会うまではみんな、物静かなイメージがあるらしいですよ。でも会うと、エライことになってますから。
吉岡
(笑)。どしたもんでしょうね?
きくち
そのままでいいんじゃない?「ですます」をつかうの、なんかへんな感じだよ(笑)。…いまさらですけどどうやって3人は出逢ったの?
水野
男子2人が小/中/高と一緒だったんですけど、ちょうど高校時代に路上ブームになって。よし、やろうと。
山下
郷さんは「モテるためにはモテようと思わない」って言ってたけど、正直、モテるためにはじめました(笑)。
きくち
なんか、ミュージシャンにありがちなステキな理由(笑)。
山下
…で、半年ぐらい経ったころに2人じゃ限界を感じはじめて、女の子のボーカルを探したんです。そしたらちょうど、同級生の妹に聖恵がいて。
きくち
よくこの声、見つけたね。
山下
巡り合わせですね。もう1人、違う子も候補でいたんですけど、タイミングが合わなかったりして。
吉岡
私もそのころ、ちょうどうたってみたかったりしたから「一緒にやらせて」ってお願いしたんですね。
水野
だから「誘われた」って記憶はないかもしれないですね。
きくち
そうなんだ。ふたりに逢う前は、うたってなかったの?
吉岡
路上ではうたってませんでしたね。ギターも弾けないし。ただ、歌は小さいときから好きで、合唱団に入ったり、ミュージカルをやったりしてて。
きくち
今、曲は?
水野
男子2人がそれぞれ、詞も曲も作って。持ち寄せみたいな感じです。
きくち
ボーカリストとプロデューサーチームに、はっきりわかれてるんだ。
山下
ですね。そういうシステムってほかではないので、そこは強みかなと。
きくち
確かに「SAKURA」は男子が書く詞ね。ステキだと思う。昔の日本語ロック、はっぴいえんどにおける松本隆さんっぽいというか。
水野
ありがとうございます(照笑)。
きくち
せっかくだから、いろいろ訊いちゃうけど、どんな音楽をうたってきたの?
吉岡
はじまりは童謡ですね。お母さんから、「赤い靴」や「赤とんぼ」を教わって。2歳ぐらいのときには、30曲ぐらいうたえたりしてました。
きくち
童謡ね。生演奏できるかな(笑)。
山下
(笑)。…でもある意味、ウチらしかできないかもね。
水野
そうだね。しかも、童謡だったら、どの世代の人も聴いてもらえるし。
きくち
じゃあ、童謡「音組」キープで(笑)。路上では?
山下
それこそゆずさんに、JUDY AND MARYさん、aikoさん。
吉岡
あと、小林明子さんの「恋におちて」もうたってましたね。これは必殺技で、やると大人の人が見てくれるんですよ。あんな若い子が…(声小さくなり)不倫の歌を、みたいな(笑)。
水野
(笑)。当時はそういうこと、まったくわかってなかったから。
きくち
いい話ね。「これが私の必殺技!」ってとこまで…。
水野&
山下
(笑)。 
きくち
いい感じ(笑)。いや、今日で見方が変わりました。まだ入り口ですけど、これからもよろしくね!
3人
よろしくお願いします。

聖恵ちゃん「MILKFED.」繋がり

このページ読むまで「聖恵」ちゃんて書くの知らなかった(笑)。吉岡ちゃんて呼んでたから。『MUSIC FAIR』の収録が終わったあと、大好きな「MILKFED.」のお話でもりあがって、なんかずっとなかよしになれました。ゆずコラボの前はほとんど知らないどうしだったのにね。中川翔子ちゃんとか、YUCALIちゃんとか、親友の深田恭子ちゃんも、ミルフェ繋がり、いっぱいです(笑)。

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