きくち |
まず、どうやって見つけられたのって話からしてもいいかなぁ…。 |
テルマ |
はい。最初は…13、4歳ぐらいのとき、ロスに住んでいたんですけど、毎年夏には日本に帰って来ていて。歌手になりたかったから、そのときにオーディションを受けてたんです。 |
きくち |
中学生ね、まだ。それから? |
テルマ |
デビューまでは結びつかなかったんですけど、レッスンは続けていて。そしたら先生から、レコード会社さんを紹介していただいたんです。 |
きくち |
ちょっと珍しい展開ね。 |
テルマ |
そうですね、もう本当に、奇跡のような出逢いだったなと。 |
きくち |
なるほど。…わたしも、出逢えてよかったよ。ジャケ写やPVの感じで見て、スカしてるイメージがあったのね。そしたらギャルというか(笑)、「テルマちゃん」って感じのキャラだったから、なんかかわいいくって。 |
テルマ |
もう、みんなに言われるんですよ(笑)。全然雰囲気が違うって。 |
きくち |
変な言いかただけど、笑うて思わなかったもん。 |
テルマ |
クールな感じ? |
きくち |
かと思ってたの。それがさ、ちょっと安室ちゃんっぽいていうか。話してて、なんか、かわいいじゃん。 |
テルマ |
うれしい! 今、楽屋で「安室ちゃんになりたーい!」って言ってたとこなんです(笑)。 |
きくち |
(笑)。これからもっともっとステキになっていくんだろうけどね。「テルマちゃんになりたーい!」て、言われるようになってくと思うの。 |
テルマ |
そうなれたら、うれしいですね。今、小学生からのファンレターもすごく多かったりするんですよ。そういうのを読むと、憧れの存在になりたいなって、すごく思ったりするので。 |
きくち |
もちろんキャラだけじゃなく、声もいいよねー。典型的な私の好きな声。サンプル盤いただいたときに、気づけよ、て話ですけど(笑)。 |
テルマ |
ありがとうございます。 |
きくち |
あらためてアルバム聴いて、ほんとボーカリストね、て感動した。ちょっと思ったのは、どして「あなたに会えてよかった」をカバーしたの? |
テルマ |
今、改めて歌詞を見たら、すっごいぐっと来て。デビューした経緯もそうだし、あの壁にぶち当たってなかったら今はなかったって、思えることが多かったんですよ。で、いろんな人に「あなたに会えてよかった」って言いたくなって(笑)、「カバーをさせてください!」って、頼んだんです。 |
きくち |
なるほどね。なんか意外で、ちょっと、びっくりしたの。 |
テルマ |
ありがとうございます。アルバムに入れてよかったー! |
きくち |
アルバムも出るし、あとはライブが観たいね。はっちゃけたMCも聴きたいし、みんなに聴かせたい(笑)。 |
テルマ |
頑張ります。ワンマンライブが実現したら、ぜひ来てくださいね。 |
きくち |
行く行く。もう、でっかいシャンパン持って行きます。 |
テルマ |
ありがとうございます(笑)。 |
きくち |
まあ、わたしに出来る応援としては、ここからたくさん、お仕事をお願いしようと。その前に今日の『僕らの音楽』だけどね。生放送で生演奏、どう? あんまり緊張しなそうなタイプな気はするけど(笑)。 |
テルマ |
いやいや、緊張しますよ。 |
きくち |
ごめんね、テルマちゃんの楽曲を生演奏でやるの、無理あるよね。 |
テルマ |
でも、本当に光栄です。やっぱり、生楽器ってライブでも迫力あるし、カッコイイし。一度やってみたいと思ってたので、すごく楽しみです。先日、リハーサルをCDにしたものをいただいたじゃないですか。あの段階でもう、気に入っちゃってますから。 |
きくち |
ボーカルがいいからだよ。 |
テルマ |
ありがとうございます。こんなに褒められて、大丈夫かな(笑)。 |
きくち |
来週の『MUSIC FAIR』も含めて、いっぱいやっていきましょう。12月の大きな番組まで(笑)。 |
テルマ |
よろしくお願いします。…インタビューっていうか、「褒められセッション」みたいでしたね(笑)。 |
きくち |
それ、いい言葉ね(笑)。 |