- きくち
- 1年ぶりに『堂本兄弟』でうたってみて、どうだった?
- 井上
- 去年はもう、私の中で最悪な感じだったので(笑)。そのとき不完全燃焼だったぶん、今回は頑張りました。ただ、やっぱり緊張はしましたね。
- きくち
- 真央ちゃんが、うたい出しをステージで何度も何度も練習してたから、お客さんに一体感が生まれてたね。
- 井上
- いっぱい心配かけました(笑)。こっちを見てる目が「頑張れっ!」て言ってくれてるんですよ。みんなお母さんの目になってましたね(笑)。
- きくち
- おかげでいいものができたと思うょ。なんだか、まさしく『ファースト・キス』って感じの歌になってて。
- 井上
- 甘酸っぱい感じでした?
- きくち
- そう、はじめてのチュッて感じ(笑)。わたしの中では、今年の真央ちゃんは去年とぜんぜん違ってるし。お正月にたまたま『花より男子2』を見ちゃって、それから毎週…(笑)。
- 井上
- 印象、変わりました?
- きくち
- 変わった、変わった。やっぱ女優さんてすごいな、て。
- 井上
- 意外と『花男』はつくし目線になって見てくれる方が多いんですよ。だから、道明寺や花沢類についてって語る人が結構多くて、すごい面白いですね。
- きくち
- 完全につくしで見た。だから泣ける泣ける。今話してても去年の井上真央となんにも変わってないのに、だけどつくしなのよね。こんな井上真央がいて、あんな井上真央もいる。これが女優さんなんだ、て。
- 井上
- わあ、素敵。うれしいです。
- きくち
- その話を『キッズウォー』から真央ちゃん見てるAPさんにしたら、「当たり前じゃないですか」みたいなリアクションされちゃったけど(笑)。
- 井上
- そうですねえ。昔はやっぱり、泣くと「すごいね、よくできたね」って言ってもらえたんですよ。でも、そう言われるってことは、まだ子役から抜けれないってことなんですよね。立派な大人の女優さんに「すごいね」とは、言わないじゃないですか。
- きくち
- 言わないね。
- 井上
- それが最近は「すごいね」っていうのもなく、でも見た人から「感動しました」って言ってもらえることが増えて。それはすごくうれしいですね。
- きくち
- わたしもその成長を確認したいんだけど『キッズ・ウォー』のDVD、どこ行っても見つかんないのよ。
- 井上
- 相当ありますよ。普通の連ドラが5作あって、スペシャルも3本ありますからね。全部DVDになってるかは、ちょっと分かんないですけど。
- きくち
- そんなにあるんだ? そりゃ探しがいがあるねー。
- 井上
- 全部そろったら教えてください(笑)。『花男2』は確か、もうDVDを予約してくれたんですよね?
- きくち
- それはもう。渋谷のTSUTAYAで一番に…ってさ、今度のドラマの話しなくちゃ、ね(笑)。
- 井上
- そうですね、他局だし(笑)。
- きくち
- 今度の『ファースト・キス』はどんなかんじの話なの?
- 井上
- 一応、“泣けるコメディ”っていうのがテーマのドラマなんです。でも難しいですよね。1時間っていう限られた中で、テンポよく笑えて、しかも泣けてってなると。
- きくち
- さっきちょっと聞いたんだけど、今度は病弱な役なんだって?それはどうなんでしょ、イメージが(笑)。
- 井上
- よく言われます(笑)。でもあんまり病弱で、健気でかわいそうって感じではないんですよ。どちらかというと生意気だし、本当に病気なのって子なので。だから病気ってことはあんまり気にしないでやろうと思ってます。
- きくち
- 役にあわせて髪も染めるって聞いててさ。エライことになってたらどうしよう、て思ってたんだけど。
- 井上
- 金髪とか?(笑)
- きくち
- そう。それでも真央ちゃんを好きでいられるかなー、て(笑)。
- 井上
- (笑)。これはギリセーフ?
- きくち
- うん、かわいい、かわいい。ファンの1人として、『ファースト・キス』はすごい楽しみにしてます。
- 井上
- はい。きくちさんの中で『花男』を超える作品めざして、頑張ります。
「SPECIAL THANKS!」
音楽のリアリティにマジ拍手
真央ちゃんの練習カラオケにお呼ばれしたとき「キューティハニー」上手でした。去年の『堂本』打合せ、『花男』観てない、真央ちゃんファンじゃないわたしが「『花男』だからっ」て無理矢理「プラネタリウム」にキメちゃったようだけど、ごめん、おぼえてないょ。でもあの曲が豪太さん大ちゃんが参加した今の堂本ブラザーズバンドの1曲目、だったのょね。
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