レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#168(06/12/06)インタビュー
×黒木瞳
2006年11月16日 午后
『2006 FNS歌謡祭』番宣スポット収録後
川崎 ラ チッタデッラでインタビュー

きくち
今年もまた『FNS歌謡祭』司会、よろしくお願いします。
黒木
ありがとうございます。完全燃焼したし、もう最初で最後と思っていたら、また大役をいただきまして。
きくち
草なぎ(剛)くんと黒木さんという、劇的な2人でしたからね。
黒木
ベストカップルでした?
きくち
と、思います。
黒木
プロの司会者じゃないですからね。迷いながらやってたんですけど。
きくち
お2人のショウにゲストが出演するような感じで、それがよかったと思うんです。今年観させていただいた、黒木さんの舞台に近い感覚ですね。あのかわいらしい黒木さんを、『FNS』でもお見せ出来たなら。
黒木
ただ2回目なので、鮮度をどう保つかというのも課題ですよね。
きくち
あの、演出的な狙いで言うと、あまり上手になられても…(笑)。
黒木
あ、大丈夫です、それは(笑)。
きくち
草なぎくんはどうでした?
黒木
私と同じぐらい緊張してたとは思います。でも、アーティストのみなさんも緊張してらしたようだし。
きくち
生演奏が多くて、真剣勝負ですからね、みんな。でも意外といちばん緊張してたのは、川端(健嗣)アナゥンサーだったかも(笑)。
黒木
「自分がなんとかしなきゃ」って、思ってたんじゃないですか(笑)。
きくち
いいチームでしたね。今年は高島彩アナゥンサーもはぃりますけど、基本勝ってるうちは変えずにいきたいです。“ジーコジャパン”じゃないですけど。
黒木
そうなんですか(笑)。
きくち
去年までの3年間、民放の音楽番組でただ1本の20%番組なんですよ。普段の『僕らの音楽』とかで好き勝手やらしてもらってるぶん、ちゃんと成績は残さないと。でも、ただ視聴率だけ追っかけたり、若い人だけが観る番組といぅのもどぅかと思っていて。
黒木
そうですよね。いろんな世代の方が見て聴いて、自分の青春を振り返れるような番組がいいですよね。私だったら、松山千春さんかな。
きくち
あ、千春さんお好きですか?
黒木
青春ですね。まだカセットテープあると思いますよ。『オールナイトニッポン』とかで、録音したのが。
きくち
わたしも聴いてました。当時、ラジオってすごいメディアでしたね。
黒木
夢中でした。今、「かざぐるま」なんて聴いたら、泣いちゃうかも。
きくち
わたしは「旅立ち」が好きで。
黒木
私も好きです。千春さん以外も、そのころのアーティストさんはみんな青春でした。ふきのとうにチューリップ、中島みゆきさんに井上陽水さん。
きくち
わかりました。今からマジで千春さん、がんばってみます(笑)。
黒木
実現したらうれしいですね。
きくち
去年目の前で聴いて、印象に残った人はいます?
黒木
うーん…、中島美嘉さんとか。歌というより、まず女優として『NANA』の芝居に惹かれたんです。その人がどんな歌をうたうのかなと。
きくち
いぃ歌ですね。届くというか。
黒木
来ますね。同性として惹かれるって人ですね。あとは世界の違う方々なので、みなさんから刺激を受けました。アーティストの方は短い時間に全てを表現するため、エネルギーを凝縮している感じがあるじゃないですか。で、自分だけの力でクライマックスを作っていくでしょう? それって役者にはない要素だし、すごいなと。子供のころ、歌手に憧れたんですけども…。
きくち
黒木さんも立派な歌手ですょ。
黒木
いえいえ。(浜崎)あゆちゃんとかを見たら、あきらめてよかったなと。今年は歌がないから、安心してます。
きくち
来年でも再来年でも、また。
黒木
(冗談っぽく)惜しかったな。司会決まってたら、CD出したのに(笑)。
きくち
そうですね(笑)。来年はまた『堂本兄弟』も『HEY!HEY!HEY!』も、全部やりましょ?(笑)

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