レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#146(06/02/01)インタビュー
×氷川きよし
2006年1月17日午后
『MUSIC FAIR』収録のあいま
お台場 フジテレビ 楽屋でインタビュー

きくち
このインタビューに演歌のかたが出るのははじめて。浜崎あゆみさんから始まって、もう3年近くなるんだけど。
氷川
あ『ayu ready?』のときですか?
きくち
そうそう。氷川くんにも出てもらったよね。
氷川
ああいうの、またやりたいですね。そうだ、今度は「キヨレディー」みたいなの、どうですか?
きくち
やる?“レディー”じゃないじゃん、って感じだけど(笑)。
氷川
じゃ、「キヨボーイ」(笑)。
きくち
いいねー(笑)。でももう冠番組持ってるし。
氷川
そうですね『きよしとこの夜』。
きくち
『旅の香り』もやってるし。歌じゃないお仕事っていうのは、どういうかんじなの?
氷川
やりがいもあるし、楽しいですよ。でも食べ物のコメントって難しいですね。せいぜい「香りがいいですね」ぐらいしか言えなくて。
きくち
あんましゃべれちゃうのもねっ、タレントさんじゃないから。
氷川
そう、歌がメインなので、それは忘れないように。一番好きな演歌に限らず、音楽全般が好きなんですよ。
きくち
ボーカリストなんだねー。
氷川
ですね。だからポップスとかうたって『HEY!HEY!HEY!』に出てみたいとも思いますよ。司会のお2人にツッコまれてみたいなと(笑)。まあ、夢ですね。夢は夢のままで。
きくち
(笑)。でも、ジャンルってなんなんだろう?うたって、線引きとかできないよね。
氷川
何にせよメッセージを音に乗せてるわけで、そこは同じですよね。違いと言えば、演歌には演じないといけない部分があるということですかね。
きくち
なるほど!そうゆうこと。
氷川
今度の「一剣」はわりと等身大なので、それほどでもないんですけど。でも曲によっては、自分とは違う人格を出す必要もあったりしますから。違いと言えば、そこが違うと思います。
きくち
氷川くんって最初から演歌をうたおうと思ったの?
氷川
いや、そんなことないですよ。
きくち
はじめて買ったCDって何?
氷川
中2ぐらいに買った、たまのシングルですね。流行ってたんですよ。
きくち
たま!
氷川
あとはX(X JAPAN)とか、かまいたちっていうバンドが好きでした。
きくち
かまいたち!マニアック(笑)。それに、たま、X…。そこからどうやってこの世界に入ったの?
氷川
オーディションですね、普通に。ポップスの…しかもユニットでやらないかって誘われたこともありますよ。
きくち
ユニット?
氷川
はい。でもそのころはもう演歌にハマってたし、1人でやりたいっていうのもあって。大勢だと心強いけど…人間関係も大変そうで(笑)。
きくち
まぁ、あるよね。
氷川
でも今もグループみたいなもんですね。スタッフとかマネージャーさんとか、みんなでやってるものだから。
きくち
人間関係が大事なのは、どこも同じだよね。特に演歌の世界なんて、上下関係キビしいだろうし。
氷川
いや、普通の社会と同じですよ。会社でも学校でも上下関係はあるし、先輩に敬意を払うのは当然ですから。そんな先輩のいいところを吸収して、今度は後輩の手本になれればなと。
きくち
もうすでに一つの目標だよね。氷川くんが「若い演歌の男のコ」ってジャンルつくって、引っぱってきた。
氷川
いやあ、僕なんかまだまだ。もっとパンチを付けて行かないと。
きくち
なるほどね(笑)。今年はお仕事をしようね。3年ぶりに。
氷川
それはもう、ぜひ。歌はもちろん、いろんなことやりたいですね。

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