レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#136(05/09/14)インタビュー
×YUI
2005年8月30日 夕方
お台場 フジテレビ
『MUSIC FAIR』楽屋でインタビュー

きくち
去年の10月にYUIちゃんのインディーズ盤もらったときはびっくりしたょ。(と「It's happyline」をパソコンで再生)これ!この最初のギターのストローク1発で、もうこれだけで「いい!」て思ったの(笑)。
YUI
あ…歌じゃないんですね(笑)
きくち
(笑)。でもね直感的に、まちがいなくこのボーカリスト、大好きだってわかった。そのまま声を聴いて、やっぱり、って。年明けにデビュー盤(「feel my soul」を再生)いただいて、月9のテーマと知ってまたびっくり!これも、ものすごくいいんだもん。ちゃんと(笑)。
YUI
(笑)。2nd(「Tomorrow's way」)はどうでした?
きくち
もちろん、よかった!
YUI
なんか、変わったというのは感じられなかったですか? 
きくち
わたしの中でYUIちゃんの音楽が(早くも)確立されて、だからもうどんな感じの曲が出てきても、普通に受け入れちゃうんだ。無条件で。
YUI
…いつ飽きちゃいますか?
きくち
いや、飽きない、と思うけど(笑)。うたい方がものすごく変わるとか、いっぱい曲を書きすぎちゃってYUIちゃん自身のなかでフレッシュな感じがなくなっちゃったらばわかんないかも。
YUI
あ、それはないと思います。
きくち
と、思ってるうちは大丈夫。
YUI
それはないです。変わらないし、(曲を書く思いは)終わらないと…。
きくち
(また曲を再生する)
YUI
(笑)。
きくち
流れてたほうが和むね。
YUI
(笑)。…なんか、載せれるようなこと話したほうがいいですよね?
きくち
いや、大丈夫だけど…でも、言いたいこと話そう。今、幸せでしょ?表現する場が、うたう場があって。
YUI
浮かれてますね(笑)。ありえないことだったですもん。人前で話すことも、うたうことも。
きくち
音楽はじめて何年?
YUI
3年くらいですね。
きくち
たった3年だもんね。
YUI
そうなんですよ。だからまだ自分から(音楽を)始めたっていう勇気もないくらいで。ホント、いろんな人に支えてもらってるなあと。もっとちゃんと…自分を見つめて行かないとなって。焦りとかもありますね。
きくち
焦りもあるの?普段のYUIちゃんを見てると想像つかないね
YUI
それとやっぱり、昔の自分と変わってるんじゃないかって不安もあって。もちろん変わる部分もあると思うんですけど、でも変えたくない部分…たとえば寂しい気持ちだったり、苦しい気持ち、小さいながらもつらい気持ち。それはちゃんと自分の心に入れておこうって思ってるんです。時々は忘れちゃったり、浮かれたり、汚れたりすることもあるかもしれないけど。
きくち
ここから楽しみだね。これだけ無条件に好きになったヴォーカリストってひさしぶりかも。今、アルバムがたのしみでしょうがないもん。
YUI
まあ、逃げ道作ってるのかもしれないけど、そこは期待せずに
きくち
そんな言われても(笑)。あんま期待されたくない?
YUI
いや、期待に精一杯応えようとすると今の自分を認められなくなってきちゃうじゃないですか。過度に自分を大きく見せようとすると、足りない部分がたくさん出てきちゃうから。
きくち
でもわたしも含めて、ユーザーが聴きたいのは等身大のYUIちゃんが書いた楽曲だったりうただったり、だと思うよ。だから今みたいな気持ちでうたってくれるうちは、だいじょぶ。
YUI
あの、なんか変わっちゃったら怒ってください、ぜひ。
きくち
たぶんね、嘘が言えないタイプなんで、なるべくさりげなく言うとは思うけど。そのときはごめんね(笑)。

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