レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#108(04/08/04)インタビュー
「KIKCHY FACTORY」
×坂崎幸之助(THE ALFEE)
『第3回ともえちゃんフォークジャンボリー』
2004年6月23日夕方
かめありリリオホール 楽屋でインタビュー

きくち
坂崎さんに『Mu-Mu』のとき勝手にインタビューさせていただいた、あの連載が今こうなってます(笑)。
坂崎
ああ、それがずっと続いてんの?
きくち
「所のうたのよさとかってのはまだ知られてないけど(笑)」っていうような話でした。
坂崎
ああ、4年くらい前かな。あれから会ってねえもんな、所と。
きくち
それ、すごいですよね。
坂崎
早く会わしてよ、なんかで(笑)。
きくち
去年『フォーク村』のときに最大限努力したんですけどねー。(笑)
坂崎
(笑)。今年は『フォーク村』なんとか所に出てもらいたいね。
きくち
ずっと引きずってますけど最終日のあの「坂崎・なぎらの日本放送禁止歌大全」あれは考えさせられました。ある意味去年いちばんの作品かも。
坂崎
やっぱりああいう番組をやってかないとね。ただ単になんの根拠もないままさあ、なんでかけちゃいけないかわかんない歌、いっぱいあんだもんね。そういうのをやっぱり、ちゃんと番組でやっていく必要絶対あるよね。
きくち
ただ歌を殺すだけになっちゃいますよね。考える機会とかも。
坂崎
そうそう。名曲もいっぱいあるしね。逆にそういう曲を聴いていろんなことを考えるきっかけになること多いからね。そういうのをやっぱり紹介、発掘して…ね。テレビで流せるっていうのはね、すごい意味がありますよ。
きくち
で、これ発売が8月4日なんで『第3回フォークジャンボリー』、昨年・一昨年とすごかったですね。
坂崎
すごかったね。こないだたまたま BEGIN、ラジオのゲスト来て、「あの時「涙そうそう」やりましたっけ?」って言ってたのよ。
きくち
やりましたやりました。
坂崎
「出来たてでまだこんなスタンダードな曲になる前だった」って話をしてて。夕陽にこうインパクトのある画が、非常によかったよね、あれ。
きくち
去年の第2部のそのハロプロもおもしろかったですね。ジャンプしてましたもんね(笑)。
坂崎
すごいね。あの光景はなかなか見られない。うん、面白かった。
きくち
インパクトがあったのはやっぱり、圧倒的にあの、平川地一丁目。
坂崎
平川地はね。初見ですよね、あのときね。すごかったね、やっぱ。
きくち
あのビジュアルと声で、ギターもちゃんと弾けてる。坂崎さんの教則本を使って練習してたんですよね。
坂崎
あれ出したの、つい最近だと思ってたけどなあ。時の経つのは早いね。
きくち
その本でギターを練習した少年が、プロになってるんですから。
坂崎
もう下手なこと書けない。「2週間で弾ける」とか書いてあったけど、和田アキ子さんに「嘘言っちゃいけないよ」って言われちゃったし(笑)。
きくち
(笑)。今年はどうしましょ?元々はこれ「真夏のお台場の屋外に高田渡」さんがテーマでしたけど(笑)。
坂崎
それが加川良さんや中川五郎さんまで来ちゃった。
きくち
三輪車とか同期なんですよね?
坂崎
同期、同期。六文銭も。あとふきのとうとか、ちゃんちゃことか…。
きくち
同期ってことはみんな30周年ですよね。それ面白いかも。30周年のフォークシンガー。でもそうすると欲が出てアンコールで2人(桜井賢と高見沢俊彦)も来ないかなぁって(笑)。
坂崎
どうだろ(笑)。
きくち
で、8月25日に30周年を迎えるアルフィー、記念のアルバムを出すわけですが…すごいですね、これ。
坂崎
37+1曲。「メリーアン」からだからね。途中で誰かが気がついたんだけど、全部ベスト10入ってるらしいんだよ。だからもし途切れたら歌ってるヤツが悪い、みたいな(笑)。
きくち
並んでる曲もすごいし、バンドで30年続けるのはたいへんすぎる。
坂崎
親子とか恋人じゃないけど、長く一緒にいるとなあなあになっちゃう部分もあるから。
きくち
もうでも、アルフィーはそんなの乗り越えちゃったんでしょう?
坂崎
乗り越えるも何も、うちらはそういう性格じゃないみたい。結構1人ずつ好きなことやってるし、今さら解散する理由もないよ。
きくち
アルフィーはこのまま40年、50年続けていくんでしょうね。…老衰まで(笑)。
坂崎
そうかもね(笑)。

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