レポート
サンスポ 連載:きくち伸話
タイトルも見出しもわたしがキメたわけでは決してありません
オリジナル原稿 #76(04/04/16)


僕らの音楽』に松浦亜弥がふさわしいか
みなさんが見て聞いて、判断してください


 毎週土曜夜の新しい音楽番組『僕らの音楽』。明日夜23時半からの第3回放送は、松浦亜弥さんが出演します。
 松任谷正隆さん武部聡志さんの2台のピアノで「LOVE涙色」を、作詞作曲をした谷村新司さんと「風信子」をアコースティックに共演、ここには平原綾香さんのお父さん;平原まことさんがクラリネットで参加しています。もう1曲、中学2年の松浦さんが姫路から上京する日にともだちが家の前に集まってうったてくれた、花*花の「さよなら大好きな人」をチェロのソリスト溝口肇さんと14人のストリングスでうたいました。いずれもドラムやパーカッション、ベースなどのない編成で、彼女の声がそのまま届く音楽につくりこみました。
 番組公式ホームページの掲示板で視聴者のみなさんが番組と音楽について熱い意見交換をしていて、特に「『僕らの音楽』に松浦亜弥はふさわしいか」という議論になっていました。わたしはテレビの音楽番組に携わって20年目になりますが、そうやってきて思うのは「音楽に貴賤はない」ということ。わたしは売れていない音楽だけがかっこよくて売れている音楽がかっこわるいなんて全然思わない。音楽に絶対的な「いい」「わるい」は存在しなくてあるのは個人個人の「好き」「嫌い」。「好き」がたくさん集まった音楽が一般的に「売れる」わけで、「いい」「わるい」というのはそういう評価の相対的な集積である、と考えます。ですから松浦さんを「アイドル」と切り捨てる、のは個人の「好き」「嫌い」であっていわゆる売れている音楽全般を批判することも基本的にちがうと思うのです。わたしは逆差別はしない。売れてる音楽には支持される理由が必ずあります。松浦を評価するのは、松浦のうたを聴いてからにしてほしい。
 明日の放送が、わたしたちの解答です。森山直太朗くんが、次週の松浦さんを評して言っていたのが、「松浦さんはつんくさんのデモテープを真似せずに自分のうたをうたっていると思う」ということ。また、鳥越俊太郎さんの松浦へのインタビューの中で、「あなたは何者ですか?」「松浦亜弥です。」「じゃあ肩書きは?」「歌手です。」というやりとりがありました。わたしもそう思う。彼女は、今のニッポンにただひとりだけの、アイドル「歌手」だと、わたしは思います。
 松浦亜弥が『僕らの音楽』にふさわしいか、『僕らの音楽』が松浦亜弥にふさわしいのか、みなさんの耳で目でご判断ください。もちろん、どうかリアルタイムで(笑)

フジテレビ きくち
 

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