過去の作品

火盗

第8シリーズ


第7話「同門対決」(どうもんたいけつ)

1998年5月27日放送


船宿「鶴や」にふたり組の男女がやってきた。その顔を見た密偵・小房の粂八(蟹江敬三)は、すぐさま隠し部屋へ行き、のぞき穴からふたりを見た。女は、かつて野槌の弥平一味の引き込み役をしていた砂蟹のおけい(根岸季衣)で、男のほうは、笠倉の太平(石丸謙二郎)という役者あがりの盗っ人だった。おけいと太平は、盗みばたらきの話をしており、おけいは今、長沼又兵衛(森次晃嗣)の配下だと言っていた。粂八から話を聞いた平蔵(中村吉右衛門)は、すぐさま見張りをつけ、一味の狙いが巣鴨の徳善寺であることをつかむ。徳善寺の念誉和尚は、高利の金を諸方に貸し付けており、王子権現と音羽・護国寺前に料理屋を持つほど羽振りが良かった。また、又兵衛は高杉道場で平蔵と同門であり、竜虎と呼ばれた間柄だった。だが、師匠の高杉銀平は、どうしても又兵衛に免許皆伝を許さず、又兵衛は寝間に忍び込んで免許皆伝の書付を盗み出し、行方をくらましていたのだった。


キャスト・スタッフ
原作
池波正太郎
脚本
櫻井康裕
監督
舛田明廣
音楽
津島利章
キャスト
中村吉右衛門
多岐川裕美
尾美としのり
中村歌昇
蟹江敬三
江戸家猫八
藤巻 潤
梶芽衣子
森次晃嗣
根岸季衣
石丸謙二郎


主な登場人物