過去の作品

火盗

第3シリーズ


第6話「いろおとこ」

1992年1月29日放送


寺田源三郎(鷲尾 功)は、兄・又三郎(鷲尾 功/二役)のお役目を継ぎ、火付盗賊改方同心と なった。又三郎は、非道の盗賊・鹿熊の音蔵(浜田 晃)一味によって殺されていた。源三郎は、その恨みを晴らすべく音蔵一味の行方を追う。ある日、源三郎は、又三郎のかつての密偵・おせつ(山下智子)と出会った。おせつは、船見の長兵衛という盗賊の配下で、引き込みのつなぎをしていたが、今は足を洗って叔父の市兵衛(中井啓輔)がやっている居酒屋「山市」で働いていた。おせつから、又三郎が音蔵のあとを付けた先で命を落としたと聞いた源三郎は、ひとりで調べを進める。それを知った平蔵(中村吉右衛門)は、探索は火付盗賊改方にまかせ、源三郎には音蔵の件に介入しないよう命じる。だが、源三郎は次第におせつとの仲を深めていき、音蔵と昔馴染みだという市兵衛の手引きで、音蔵の盗人宿まで案内してもらう手筈を整えてしまうのであった。


キャスト・スタッフ
原作
池波正太郎
脚本
笠原和夫
監督
加島幹也
音楽
津島利章
キャスト
中村吉右衛門
多岐川裕美
尾美としのり
藤巻 潤
江戸家猫八
梶芽衣子
鷲生 功
山下智子


主な登場人物