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2024.10.03

ニュース 06

反町隆史さん、杉野遥亮さんら
豪華キャスト陣が登場!
『オクラ~迷宮入り事件捜査~』
制作発表リポート!

反町隆史さん&杉野遥亮さんのW主演でおくる新火9ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(10月8日スタート 毎週火曜よる9時~9時54分)の制作発表会見が行われました。登壇したのは、人情溢れる昭和刑事・飛鷹千寿を演じる反町さん、クールな令和刑事・不破利己を演じる杉野さんを始め、白石麻衣さん、前田旺志郎さん、青木さやかさん、橋本じゅんさん、宇梶剛士さん、平山祐介さん、中村俊介さん、観月ありささんという豪華な顔ぶれ。司会進行は、上垣皓太朗アナウンサーが務めました。

まずは、最新のシーン写真や撮影合間のオフショットを紹介しながらキャストのみなさんに今回の役柄や撮影の裏話を伺いました。最初に紹介されたのは、千寿が利己に手錠をかけられてしまう第1話のシーン。このシーンに関して反町さんは「初めてのシーンがこれだったので……テスト入れて、何回やったかな?」と杉野さんに振ると、「初めてだったので僕も緊張もしますし、そもそもまだ慣れていない部分、分からない部分もたくさんある中で、『手錠かけるの嫌だな』と思いながら(笑)。実際、テストから20回くらいやったんですけど、かけ方も不慣れなもので、叩きつけてしまったりとかして、反町さんの手首が跡だらけになってしまって……。でも(何も言わずに)黙っていてくれて、『優しいな』って思いました。」と明かしてくれました。刑事ドラマに初挑戦の杉野さんは「まだまだこれからだな、という部分はもちろんありますし、自分なりに勉強して行きたいと思っています。ただ手錠のかけ方に関しては、(撮影後に)反町さんから『ここを押えてこうやればいいよ』と教えていただきました。もうちょっと早く知りたかったな、と(笑)」と杉野さん。続いて紹介されたのは『オクラ』メンバーが勢揃いした部署でのシーン。今回、元ヤンキーの結城倫子を演じる白石さんは「元ヤンということでちょっと言葉遣いが乱暴だったり、当たりが強かったりしてしまうところがあるんですけど、でもお仕事には真っ直ぐで真面目な性格のキャラクターです。最初に今回の役柄を聞いたときは“元ヤン”という設定に囚われすぎで、インターネットで『元ヤン 女性』みたいな感じで検索して、どう役作りをしようか考えたんです。でも、撮影に入ってみたらそこまでではなく、元ヤンですけど痛めつけない感じで(笑)、ちゃんとやってます。気持ちは強い、という感じですね。」明かしてくれました。いつも寝てばかりいる定年間近の刑事・鷲沢泰造を演じる宇梶さんは「反町さんの現場での居方が、みんなをリラックスさせているんだと思うんです。だから、かなり自然体で現場にいられます。そういう雰囲気を作ってくれているのか、元々(反町さんが)そういう方なのか……いずれにせよ、とてもリラックスした、良い感じでやらせてもらっています。寝ているのは演技ですけど(笑)」とコメント。『オクラ』の室長で、ギャンブル狂の幾多学を演じる橋本さんは「本当にギャンブル狂だったら公僕として職務を執行できないので、捜査とか正義の下に、犯人を逮捕できるかどうかという賭けに(幾多という役の)精神性はもっていきたいなと思っています。」と話してくれました。元公安部の主婦刑事・牧原祈里役を演じる青木さんは「公安っていうと、何にも動じないような印象を受けるんですけど、私自身はとてもあたふたする人間なので……。でも反町さんとお話をさせていただくと自然に笑えて緊張感がほぐれていく感じがあります。」とのこと。

一方、千寿の元相棒で倫子の父親でもある結城真一を演じる平山さんは「(反町さん演じる千寿とのバディは)バチバチ、イケイケですね(笑)。利己とのバディは、反町さん演じる千寿がこれから利己を育てていくというバディの関係性だと思うので、真一の場合は、お互いの背中を任せられるというか、完全に仕上がった空気感を出したかった。」と話してくれました。捜査一課長の加勢英雄を演じる中村さんは「大体、『オクラ』メンバーから言われることに関しては『NO!』なんです。『○○してください!』『NO!』、『○○お願いします!』『NO!』という感じで、“NOと言う日本人”です。仕事に関してはもの凄く出来る人なんですけど、人の意見を聞かないような、多分“上司にしたくない人”です。多分みんな、俺のこと嫌いだと思います。」と言って会場を沸かせてくれました。天才ハッカーの吉岡雷役を演じる前田さんは「天才ハッカーということで、タイピングの練習を凄くしました。大学に通っているときもパソコンは使っていたので割と得意だとは思っていたんですけど、ちゃんとしたやり方というか効率の良いタイピングの仕方を知って、いかに今まで自己流で適当に打っていかを身に染みて感じました。手の置き方とか、どの指でどのアルファベットを打つとか……。まだ手元の寄りはないですけど。どこかで見せられたら良いですね。」とおっしゃっていました。科捜研所属の研究員で、千寿の元妻でもある井伏愁を演じる観月さんは、『ナースのお仕事』シリーズ以来の約22年ぶりの久々“火9”枠出演となりました。「今回はナース姿ではなく、科捜研の白衣です。この作品でまた“火9”のドラマが復活するということで、私も凄く思い入れのある枠なので、出演することが出来て嬉しいです。現場は……22年とか経っているので当然のことなんですけど、スタッフが本当に若くなっていて。最近はどの現場に行ってもそうなんですけど、プロデューサーさんも監督もそうですし、各部署のみなさんも若返っていて、技術のスタッフの中でも女性が多くなってきたな、という風に思っていて。力仕事とかでも、男性に負けないくらい女性が活躍していますし。若い世代の方、女性がこうして活躍されていくんだな、というのを改めて感じました。」と観月さん。

そして今作のキャスト陣は、ドラマや映画の出演経験が豊富な方ばかり、ということで、改めてその共演歴にもスポットを当てる企画も。例えば、反町さんと宇梶さんはドラマ『未成年』(1995年・TBS系)や映画『GTO』(1999年)でも共演されていますし、杉野さんと平山さんは7月クールのドラマ『マウンテンドクター』に続き2クール連続で共演が実現――というようにそれぞれが様々な形で共演されてきたわけですが、その中で驚かされたのは、反町さんと観月さんが何と今作が初共演ということでしょう。「僕も観月さんをずっとテレビで見ていたので、元妻役と聞いて嬉しくて……。現場に入っても、昔から知っている感じが、芝居とかじゃなくちょっと出ている感じがしました。」と反町さんが言えば、観月さんも「共演機会がホントになかったんですよね。今回、元夫婦ということで距離感が近い役なんですけど、『お互い同じ時代を戦ってきたよね、私たち』みたいな感じがあって。だから、初共演ではあるんですが、距離感が近い感じというのは表現がしやすかったと思います。こうしてご一緒できて、とても嬉しく思います。」と話してくれました。

反町さんから、「杉野さんの運転で一緒にドライブに行きたい。」発言も飛び出すなど、みなさん終始笑顔で賑やかなムードの中で行われた今回の会見。最後に、主演のおふたり、反町さん、杉野さんからメッセージをいただきました。

「僕もフジテレビは久々の主演なんですけど、10年くらい『相棒』というドラマをやっていて、そこでたくさんのことを先輩方から学びながら刑事物のドラマというものを作らせていただきました。今回こういった形で良い機会を与えてくださったスタッフのみなさんには心から感謝します。さっき、観月さんもおっしゃっていたように、現場も凄く若かったりするので、先輩方から受け継いだものを少しでも形にしながら、ひとつずつ伝えていけたらな、と思っています。」(反町さん)

「この『オクラ』というドラマは、いろんな形の見方がありますし、それこそ1話の最後からどんでん返しがあります。まだ台本がすべて上がっているわけじゃないので、これから先、どういう展開になっていくのかは僕たちもわからないところですが、そのドキドキとか、そこでもらった高揚感みたいなものをみなさんにお伝えすることが出来たら良いなと思っています。反町さんを中心に、日を追うごとに良いチーム感が出来ているような気もするので、そういった感じも画面を通して伝えることが出来たらいいなと思っています。一緒に盛り上がっていけるようなドラマになればと思っています。」(杉野さん)

新火9ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』は、10月8日スタート(毎週火曜よる9時~9時54分)です!是非、チェックしてください!

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