OKEHAZAMA
3月26日(金)21時~23時32分
2021.3.18 更新
フジテレビでは、市川海老蔵主演の特別ドラマを3月26日(金)21時~23時32分に放送する。ドラマは、今川義元の大軍を数的に遥かに劣る織田軍が打ち破り、日本史上最大の逆転劇と謳(うた)われ、織田信長を一躍戦国時代の主役に押し上げた伝説の一戦、“桶狭間の戦い”を題材とした本格歴史エンターテインメント、十三代目市川團十郎白猿襲名披露特別企画『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』。海老蔵が織田信長を演じる他、三上博史、広瀬すず、中尾明慶、竹中直人、北村一輝、味方良介、鈴鹿央士、堀井新太、市川ぼたん、堀越勸玄、松田龍平、黒木瞳、佐藤浩市の豪華キャストの出演が決定している。
このたび今作の主題歌を宮本浩次が書き下ろすことが決定した。宮本は日本を代表するロックバンド、エレファントカシマシのボーカル兼ギターを務め、2019年からはソロ活動を開始した。昨年3月にはファーストソロアルバム『宮本、独歩。』を発売し、11月に発売されたカバーアルバム『ROMANCE』がオリコン週間アルバムランキング、Billboard JAPAN 総合アルバム・チャート “HOT ALBUMS” で、自身初の1位を獲得した。それらの活動の成果が認められ、今月3日には、第71回芸術選奨 文部科学大臣賞を受賞した。
その宮本の注目される2021年の新曲は『shinng』。依頼を受けた宮本は、海老蔵演じる織田信長をはじめ、登場人物たちに思いをはせながら楽曲を制作。激情と哀切が入り混じるサウンドに、ダイナミックでエモーショナルな宮本の歌、そして主人公信長の生き様にも重ね合わせられる歌詞が乗せられた、特別ドラマにふさわしい楽曲でありながら、まさに宮本にしか生み出すことができない楽曲が誕生した。待望の新曲にご期待いただきたい。
あらゆるエンターテインメント作品が中止、または制約を受ける中、今できる最大限のこと・・・“テレビドラマという形でエンターテインメントをお届けしたい”という海老蔵本人の強いメッセ-ジが込められた今作品。『shining』はより一層の深みを与えてくれる楽曲だ。
市川海老蔵
『桶狭間』という作品を観て、私を見て歌を作ってくださったと聞きました。改めて、宮本さんの曲を拝聴して思うことは、“芸術だな”ということ。ご自身の世界観に対して素直に美しい声を出す人物なんだろうと感じました。ですから、改めて、もう一回聴きたいという気持ちが沸き立ってくるんです。宮本さんのストイックな感じが、歌からも聴こえてくる。声からも感じられて、私もすっかり宮本さんのファンになりました。
プロデューサー・高井一郎
宮本浩次
随所に挿入される海老蔵さんの信長と広瀬すずさんの濃姫のシーンは、うるおいとやさしさにあふれていて見るものをほっと温かい気持ちにさせるシーンで印象的でした。
この作品のエンディングはさらにひとつの独立した作品として展開していて、監督はじめ制作スタッフはかなり明快なイメージとこだわりを持っておられました。数度にわたる会議を経て私もその都度気持ちを引き締めなおし、この仕事に全力で取り組むことができました。自分にとっても新境地を開けたと実感できる苦しくも楽しい時間でございました。なお『shining』というこの曲のタイトル、桶狭間を一度通して見た後に自然に浮かんできたワードで、この作品を象徴する言葉なのではないかとわたくしなりに考えております。 ドラマともどもこの曲が流れることが誇らしいです。どうかみなさん楽しんでください。