
徳川家治役
亀梨和也さん
- 本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
- 「僕自身、今回が初めての時代劇なのですが、その一発目がこの歴史ある『大奥』という作品に声を掛けていただいたこと、大変光栄に思っております。本当に有名なシリーズですので、これから頑張っていこうと思っています」
- 『大奥』という作品の印象はいかがですか?
- 「女性たちのドロドロした作品というイメージです(笑)」
- 今回は“愛”をテーマにした『大奥』ですが、台本を読んだ感想は?
- 「この今の時代とリンクしたようなものを感じ取れますし、女性たちのドロドロした部分だけでなく、本当にさまざまな角度からさまざまなキャラクターの立場、状況、心情などが描かれていると感じています。僕自身も将軍を演じさせていただくのですが、『大奥』という作品に対して、ここまで将軍側の心情やバックボーンを掘り下げるイメージがなかったので、この辺りが新しい『大奥』を作っていく上で頑張って表現できたらいいなと思っております」
- 亀梨さんが演じられる徳川家治という役の印象や役作りについて教えてください。
- 「家治は、特に序盤は一見冷たい印象を持たれると思いますが、後半にかけてしっかりと物語の内容を捉えていただくと、その前半の家治の意味合いが分かるような、見え方が変わるようなキャラクターなので、そこをうまく自分の中でも整理していきたいなと考えています。人間誰しもA面B面があると思いますが、片方しか見えていないという妙をうまく演じられたらいいなと思っています」
- 今回主演を務められる小芝風花さんの印象は?
- 「小芝さんがまだ10代のときに『セカンド・ラブ』という作品で共演させていただきました。がっつり一緒にお芝居をするシーンはあまりなかったのですが、まだどこか幼さが残っていながらも、10代ながらすごいしっかりされた方だなと思っていました。この前別のスタジオでたまたま2回もお会いしまして、何かご縁を感じています。とにかくお忙しそうなのですが、いつお会いしてもすてきな笑顔を向けてくださるので、今回の役柄的には将軍なのですが、僕としてはいい家臣となって小芝さんを支えていけたらなと思っています」
- 後輩の宮舘涼太さんとの共演についての思いを教えてください。
- 「仕事現場で会うことは、彼がジュニアの頃からKAT-TUNのバックについてくれたり、最近も別の現場で一緒になったこともありましたが、がっつりお芝居の現場で一緒になるのは今回が初めてなので不思議な感じがしています。でも、時代劇というものに関しては彼の方が先輩なので、いろいろと学ばせていただきたいなと思っています」
- 最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
- 「2024年1月からスタートします。年の初めにきらびやかで、深く重厚な物語を皆さんの生活の中にお届けし、少しでも彩りを添えることができたらいいなと思います。今回の『大奥』は愛がテーマになっているので、恋愛のみならず家族や友人との人間関係など、人とのつながりを感じてもらえる作品になれたらいいなと思っています。僕は序盤ちょっと冷たい男ですが(笑)、本当は心に温かいものを持っているキャラクターだと思うので、その辺りを時間がたつにつれて、春の訪れとともにぬくもりを感じていただけたらと思います。ぜひ楽しみに待っていてください!」