2007年12月13日(木) 02:38~03:38 放送(2007年12月12日(水) 26:38~27:38 放送)
“桑田真澄のたった一度の野球人生を、大切に、そして誠実に生きたい”
2006年9月23日
読売巨人軍の公式ホームページにこの言葉とともに、チームを去る決意を掲載した
桑田 真澄 投手(現在39歳)
巨人のエースナンバー18を背負い、21年間で173勝141敗1980奪三振。
沢村賞、ゴールデングラブ賞、最優秀防御率、奪三振王、最優秀勝率、MVP…数々の栄誉を手にし、走り続けた、球界を代表する孤高の投手。
そんな稀代の右腕、桑田真澄投手が巨人を去る。
常勝を求められ続けた21年間…
そこにはエースナンバー“18”を背負った者だけが知る、栄華と賞賛、その裏の孤独と苦悩があった。
そして、大リーグへの挑戦の真意…。
これまでカメラの前で語られることの無かった、桑田真澄の新たな物語に独占密着。38歳での挑戦…父として、夫として、男として果てる事のない、夢と情熱の全てをドキュメントします。
これは、栄光と挫折を背負い続けた男の新たなる旅立ちの物語…
目標は200勝だった。
1985年に巨人軍からドラフト一位指名を受けエースナンバー18を背負って21年…目標達成まであと27勝に迫っていた。
けれども、2006年9月22日。
桑田真澄投手は清武球団代表から事実上の戦力外通告を受ける。
巨人軍のエースであることの意味を誰よりも知っている彼が選んだ道は、退団、そして新たな挑戦だった。
桑田真澄投手が掲げた壮大な目標…。
それは、アメリカメジャーリーグへの挑戦。
番組はその道程に密着ドキュメント。
投げられるマウンドがあれば、国内外を問わずどこへでもゆく。
桑田の胸に秘められた野球への想いとは、プライド、情熱、意地、それとも未練なのか…。
38歳…桑田真澄の米メジャーリーグ挑戦を密着取材。
崖っぷちに立ちながらも、自らの野球への想いに真摯に向き合い、家族への深い愛情を胸に、果てしない夢の実現に向かう。
孤高のエース、桑田真澄の新たな物語を私たちは目撃する。