2005年3月30日(水) 02:35~03:30 放送 (2005年3月29日(火) 26:35~27:30 放送)
憲法改正論議が各政党で検討される中、一般の人々の意識はどうなっているのか?まず議論するという行為が大切なのではないか?という視点から企画しました。
日常生活では憲法についてほとんど考えた事のない市民達がどのように考えを深め、問題を捉えていくか、揺れ動く自分と考える事が大切だ、と確信していく両面を描きます。
合宿参加当初はそれぞれがなんとなく改憲、なんとなく護憲、という人々が、議論を重ねるうちにどのように変わっていくのか?この姿こそ今、日本で必要とされている形の縮図であると番組では考えています。
「国民的憲法合宿」完全ドキュメント~憲法96条を考える。
会社員、フリーター、主婦・・・立場や信条も違う6人の一般市民が一泊二日の「国民的憲法合宿」を開催。
合宿に参加したメンバーはゲスト講師の改憲派・小林節教授(慶應大学)と、護憲派・水島朝穂教授(早稲田大学)から改憲論・護憲論のそれぞれの意見を勉強。
改憲派、護憲派に別れ、それぞれの意見を戦わせ、相手を説き伏せる、あるいは妥協する・・・というプロセスをドキュメント。果たして6人の合宿メンバーはどんな考えを持つ事になるのでしょうか?
彼らの「憲法合宿」を通して、「日本国憲法」のあり方と「改正」の行方をみつめます。