2022.6.13 Mon. Update
NEWS 27

満島真之介さんが涙のクランクアップ!
間宮祥太朗さんも涙で、
「花束渡したくねーよー!」

『ナンバMG5』では、難破家の長男・猛役の満島真之介さんがクランクアップ!  満島さんは、「今まで自分の家族にも見せたことがない姿」と振り返るほど、涙があふれるクランクアップとなりました。

猛は、千葉では誰もが知るヤンキー一家の長男で主人公、剛(間宮祥太朗)の兄。高校在学中に関東を完全制覇し、地元のヤンキーたちから「カリスマ」とあがめられる最強の男です。しかし、高校卒業後は定職につかず主な収入源はパチンコ、ということで家族から「ニート」といじられています。最強かつ豪快な男ながら義理人情にも厚く、曲がったことは大嫌い。時におちゃめな顔を見せる、愛すべき“兄ちゃん”キャラです。

満島さんは撮影で多くのシーンを熱く演じきっただけでなく、他のキャストたちが「真之介さんが難破家の中心的存在」「ムードメーカー」と口をそろえるほど、常に現場のテンションを上げ、皆の士気を高めてきました。カメラが止まるとおちゃめにおどけたり、ある時はセリフをアレンジして監督たちスタッフと盛り上がったり…『ナンバMG5』のまさにアニキ的な存在となっていました。

そんな満島さんが挑んだ最後のシーンは、弟の秘密を知った猛が剛と対峙(たいじ)する場面。剛が家族にうそをついていたことが許せず、すっかり変わってしまったと怒りを抑えられない猛。一方、剛は大好きな兄に理解してもらえないことが悔しくて…。

カットがかかると、スタッフから「ただいまのシーンをもちまして、難破猛役の満島真之介さん、オールアップです!」の声が。拍手が沸き起こる中、花束を持って登場したのは間宮さんでしたが、目は涙であふれ「本当は(花束を)渡したくねーよー!」と叫びながら、満島さんに手渡しました。そして、ふたりは強い抱擁を。あいさつのコメントを求められた満島さんも、泣きながら声をつまらせ「あー、やべぇ。こんな風になったのは初めてで、皆さんありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、そして「ヤンキードラマは、自分たちの中にあるヤンキーの概念をどのように形にしていくのか、楽しみでもあり不安もありました。でも、間宮くんが真っすぐしっかり立ってくれて、自分の家族にもまさる人たちとチームに出会えたことは奇跡です。本当に幸せだと思います」とコメント。そして、「クランクアップしましたが、長い撮休に入ると思って、猛(のキャラクター)をもっと作ってきますから!  帰ってくるよ!」と、改めて作品への強い思いを語りました。

6月15日(水)放送の第9話、そして22日(水)放送の最終回(第10話)は、猛と剛の絆に大いに泣いて笑って、そして共感していただけること間違いなしです。是非ご期待ください!

満島真之介さんコメント

クランクアップした瞬間、喜怒哀楽では捉えられないほどの感情が体中からあふれて震えていました。剛(間宮)の泣いている姿を見ちゃったら、俺も涙を止められなかった。難破家の絆を深く感じています。明るく終わるつもりだったんですが、全然だめでしたね。あんなにも子どものように泣く自分を見せたのは初めてですよ。『ナンバMG5』は計り知れないほどの愛と優しさが結集した作品です。スタッフ、キャスト皆がファミリーなんです!

こんなところにいられるなんて、僕は幸せ者ですね。生きていてよかった。そう思わせてくれました。 役としての出会いだけではなく、人間と人間の出会いを深く感じ、“ここに来るまでが僕のひとつの人生”だったんでしょうね。どの言葉で表現しても足りないくらい素晴らしい人たちと、作品に巡り会えた奇跡を今かみしめています。

難破家の愛と笑顔が全国のみなさんにこれからもブッチギリで届くことを願って、僕はひとまずこの場を去ります。しかし、難破家は永久に不滅!  必ずまた、パワーアップして戻ってきますから!  難破最強!  難破最高!  間宮くん、本当にありがとね。

バックナンバー