2019.09.26更新
9月27日(金)21時からフジテレビ『ニッポンの超絶技巧!直美&千鳥のこまったときのお直しさん』が放送される。
この番組は、どうしても直したい“大切なモノ”をプロの手で修復し、それにまつわる人間ドラマを描くハートウォーミングなバラエティ。MCは渡辺直美と千鳥、ゲストに新木優子、IKKO、田中美佐子を迎える。
お直しを依頼したひとりが、歯に衣着せぬコメントで大人気のセレブタレント、デヴィ夫人。どうしても直したいものとは一体何なのか。
60年前の大切な写真
スタッフが都内某所の豪邸を訪れると、「もう諦めていたんですけどね」と言いながら1枚の写真を取り出す。ずっと大切に手元においていたというそれは、“デヴィ夫人”誕生の瞬間を切り取った思い入れのある1枚だという。
その意味を探るため、再現VTRを交えてデヴィ夫人の人生を探っていく。
日本で生まれ、根本七保子(なおこ)という名前で育ったデヴィ夫人は、高級クラブで働いていたときに、インドネシアのスカルノ大統領と出会う。
「稲妻に打たれたような感じでした」と当時を振り返るデヴィ夫人。すぐに恋に落ちた二人は、インドネシアを旅行中に結婚を約束。デヴィ夫人が「こんな美しい言葉は、100年生きていても聞けないんじゃないかと思った」と語るプロポーズの言葉も明かされ、二人の美しい恋物語に「すごい素敵~」と直美とIKKOはうっとりする。
プロポーズを受けて、1962年に結婚し、根本七保子からデヴィ・スカルノになったデヴィ夫人。その時撮られた写真が今回の依頼品で、まさに“デヴィ夫人”誕生の瞬間を切り取った思い出の1枚というわけだ。
しかし、60年の歳月を経て色があせて全体的にぼやけてしまった…。
そこで、デヴィ夫人の大切な写真を修復するため、番組スタッフは北海道・札幌市にある老舗の印刷会社「アイワード」を訪れる。国や研究機関から依頼された貴重な写真や絵画などの修復を行うこちらは、光を使い色を復元させるこの会社だけの特殊な技術で知られる。ここにいる最新技術を持ったスゴ腕の“お直しさん”たちに修復を依頼することに。
デヴィ夫人の写真を見た奥山敏康社長は「相当傷んでいますね。一般的には復元することができないレベル」と語るが、一体どうやって修復するのだろうか!?
匠は、「分光測色計」という特殊装置を使い、写真に特殊な光を当て、その跳ね返ってきた光で古くなった写真にどんな色が残っているのかを測定。復元に至るまでの大事な色情報を割り出していく。
「デヴィ夫人にとって最も輝いていた時代。それを象徴する写真だから、ふさわしい復元をしなくてはならない」と意気込む社長。膨大な作業が深夜にまで及ぶほど、修復は困難を極める。
そして、2週間かけてお直しが完了。写真がデヴィ夫人のもとに届けられると…。
ほか、番組では「廃車寸前!?昭和の電車が神ワザで見事復活」、「たった1時間の手術で腰痛を治すスーパードクターに密着!」、「予約半年待ち!赤羽の神が“秘密のクスリ”でウェディングドレスの汚れを激落ち!」と、超絶技巧のお直し&ハートウォーミングなストーリーが紹介される。
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。