2019.09.07更新
左から)佐藤浩市、三谷幸喜、中井貴一
毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集いトークを繰り広げるフジテレビ『ボクらの時代』。今回は、中井貴一、佐藤浩市、三谷幸喜のトークを9月8日、15日と2週にわたって放送する。
脚本家・監督として活躍する三谷、そしてこれまで多くの三谷作品に出演してきた中井と佐藤。同世代の3人が、仕事や人間関係、家族について語り合う。
自分が司会だと主張する三谷は、着席するなり「今日君たちに集まってもらったのは、役者・中井貴一、役者・佐藤浩市の生きざまを語ってもらう、と。それが結果的に映画『記憶にございません!』の宣伝になる」と切り出し、中井と佐藤を苦笑させる。
三谷が脚本と監督を担当した9月13日公開の映画「記憶にございません!」で、中井は嫌われ者の総理大臣を、佐藤は謎のフリーライターを演じている。中井は映画の宣伝で取材を受けていると映画の内容が「実にタイムリーですね」とよく言われるが、「三谷さんは(映画の企画を)10年前に考えているはず」と答えるという。
中井:何のきっかけでこういうものをやろうと思ったんですか?
三谷:別にタイムリーなものをやろうとは思っていないじゃないですか、作るときに。思いつくのはひょんなことから、としか言えないんだけど。一国の最高権力者が突然記憶を失うって面白いなって思ったのが10年前。
佐藤:それってストックしておくわけ?思いついたことを書き留めて…。
三谷:書かないですね。心の中に留めておく感じ。
着想から作品になるまでの10年の間に、ほかの作品も世に送り出している三谷。その発想の基準や劇作家になろうと思ったきっかけなどを明かす。その中で、子供のころの遊び方について、佐藤と三谷が意気投合!中井が「お金持ち」だと評したその遊び方とは?
また、共に「父親が名優」である中井と佐藤は、役者を目指すきっかけとなった父との関わりを語る。その、日本映画史にとっても貴重とも思われそうなエピソードに、中井は「結構長い付き合いだけど、浩市が若かりしころ何を目指していたとか、そういう話って初めて聞いた」と驚きをもらす。
さらに、佐藤が若いころに撮影現場で経験した映画界のスターたちとの交流秘話を実名を挙げて明かすと、「2人の話を聞いてると大御所のトークショーみたい」「出てくる名前がすごい」と三谷がうなる。
ほかにも、中井と佐藤が共に意識している同世代の俳優の話、三谷のトレードマークでもある「ネクタイ」についてなど、気心の知れた3人ならではのトークを繰り広げる。
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