2019.08.24更新
遠藤憲一演じる“被害者の父”志方恭一郎と、田中美里演じる“加害者の母”八巻はつみの“禁断愛”が動き出し、ますます目が離せないオトナの土ドラ『それぞれの断崖』。
第4話では、はつみ(田中)が、恭一郎(遠藤)の息子を殺害し少年院送致となった息子・満(清水大登)の面会に行く。丸刈り姿の満は、礼儀正しく挨拶をするが、目を合わさず「もう面会には来ないで」と、冷たく言い放つ。
八巻満を演じるのは、清水大登15歳。今回が初めてのドラマ出演だが、田中美里は「堂々としていて肝が据わっている」「計算のない芝居ですごくリアル」と絶賛する。
そしてこの夏、清水が初体験したのはドラマだけではなかった。
ビフォー
同級生を殺害したにもかかわらず、14歳に満たなかったため少年院に送られた満。清水は、その役作りのため、人生初の丸刈りとなったのだ。
“断髪式”は夏休み初日、都内の美容室で行われた。髪にバリカンが入れられ、徐々に丸刈りが出来上がってくると「コレはキツいな…」と一瞬トーンダウン。
しかし、美容師やスタッフから「全然いいよ!カッコイイ」「頭の形も綺麗だし」と褒められると「(満の)反省感、出てます?」「更生できそうです!」とすっかりご機嫌に。中学生らしいいつもの清水に戻った。
アフター!お似合いです
そんな清水に、主演の遠藤について聞いてみると「最初のうちは『怖ぇー』って思いましたよね、オーラが何か違って。田中美里さんにもオーラを感じましたが、それとはまた違う感じがものすごく伝わってきて、これは一緒に(演技を)やれるのかと。でも遠藤さんの方から話しかけてくださって、そのうち打ち解けて『ああ、いい人なんだな』って。元々サングラスが似合いそうで、いつもタキシード着て『おいっ!』とか言ってそうなイメージだったのが、だいぶ薄れてきました(笑)」と、これまた中学生らしいコメント。
初めてづくしとなった中学生最後の夏、清水の今後の成長に期待が集まる。
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