Muscat~フジテレビの番組情報

2019.08.23更新

遠藤憲一「実は高所恐怖症」高さ50メートルの“断崖”ロケを敢行

8月24日(土)23時40分~『それぞれの断崖』

遠藤憲一演じる“被害者の父”志方恭一郎と、田中美里演じる“加害者の母”八巻はつみの“禁断愛”が動き出し、ますます目が離せないオトナの土ドラ『それぞれの断崖』。

第4話では、はつみ(田中)が勤めるクラブに、恭一郎(遠藤)が素性を隠して訪れる。明るく振る舞う中にも、はつみが見せる陰りに、苦悩や悲しみを感じた恭一郎は、何も告げられぬまま立ち去る。

恭一郎の妻・雪子(田中美佐子)は「あの家族にはもう関わらないで」と言う。その矢先、出社した恭一郎を待っていたのは、思いがけない部署への異動の辞令。懲罰人事のような仕打ちに、恭一郎は打ちひしがれる…。

志方恭一郎(遠藤憲一)、 丹野忠臣(梨本謙次郎)

シリアスな展開が続くなか、陽だまりのようなシーンもある。それが梨本謙次郎演じる丹野忠臣とのシーンだ。

丹野は、恭一郎の取引先の営業部長だったが、志方の会社の都合で契約を破棄され、地方へ左遷となる。そこを恭一郎が訪ね、旧交を温める。丹野が誘った場所が、タイトルにもある断崖というわけだ。

断崖での撮影は、静岡県南伊豆の石廊崎で行われた。崖の高さは約50m。断崖まではジャングルのようなゴツゴツした道をひたすら歩く。30度越えの暑さの中、何度も往復しながら撮影機材を運ぶスタッフ。断崖の手前にはテントが張られ日陰を作り、給水コーナーも設けられた。とはいえ、出演者には日傘とうちわと氷嚢(ひょうのう)があるのみ。吹き出る汗にメイク直しの回数も増える。

遠藤と梨本は、体に安全帯を付けて撮影に臨み、それぞれに安全を管理するスタッフがつく。またカメラマンもカメラワークで“ギリギリに立っている感”を演出していく。

実は、遠藤は高所恐怖症。ロケの前「断崖と言っても、360度海しかないと言われたら怖いけど、後ろには地面もあるでしょう。でも、ギリギリまで行ったらやっぱり怖いだろうね。今の心境としてはちょっとドキドキかな」と、不安定で高い場所は得意ではないと話していた。

しかし、出演者とスタッフが一丸となった“断崖”シーンの撮影は、無事に終了。遠藤は、「もっとギリギリまで行かされてたらヤバかったけど、大丈夫だった。(大変なのは)怖さより暑さだったね、今日は。心配なのはコレ(と、足元を指し)。明日は筋肉痛だね(笑)」と笑顔を見せた。

また遠藤同様、子どものころから高所恐怖症だったという梨本も「地面が平らじゃないから、遠藤さんがヨロめくシーンなんか、本当にコロッていっちゃうんじゃないかと怖かった。でも遠藤さんが『丹野との場面は、唯一笑顔で芝居ができるシーンだ』と話していて、志方さんがなごむ、癒しを求めて会いに来る場面なので、結構暗いドラマのなかでは救いのシーンになると思うんです。2人でニコニコできるようなシーンがいくつか撮れたので、それが良かったなと思います。まぁ、最後は衝撃的な事が待ってるので、この先どうなるのか、お楽しみに!」と、意味深なコメントでしめた。

<ロケ地情報>

今回のロケ地は、ガイドがついている場合のみ一般の人も訪れることができる。

恭一郎と丹野が見た壮大な景色を見たい方は、「石廊崎オーシャンパーク」までお問い合わせを。この崖を含む、往復約50分の特別絶景ツアーを開催中。
(問い合わせ先「石廊崎オーシャンパーク」TEL : 0558-65-1600)

番組概要

オトナの土ドラ『それぞれの断崖』
<放送>
8月24日(土)23時40分~24時35分
<出演者>
遠藤憲一
田中美里
清水大登
渡邉 蒼
永瀬莉子
仁村紗和 
内田 滋
梨本謙次郎
目黒祐樹 
 ・
田中美佐子

ほか

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。