2019.08.21更新
“ものまね四天王”として人気を博したコロッケ、清水アキラ、モト冬樹と、原口あきまさ&ミラクルひかる、そして人気急上昇中のりんごちゃん、ビューティーこくぶ、アンドーひであきといった新旧のものまね芸人が集結。
番組開始早々、吉幾三~武田鉄矢~大友康平のものまねメドレーに挑んだりんごちゃん、パントマイム・ダンス・顔まねなどを融合させた“アンドロイドものまね”を披露したアンドーひであき、米米CLUBや布施明の「初期の歌い方と今の歌い方の違い」を見事に再現したビューティーこくぶによる、新世代モノマネ芸人ショーにスタジオは大盛り上がり。
コロッケは、千昌夫や野口五郎のネタが年々デフォルメを重ねていった様子を、懐かしの映像とともに振り返った。梅沢富美男からその理由を問われ、「3割似ていれば、あとの7割は“別の生きもの”でいいと思っていた」と告白する。
「あ!ここで(鼻を)ほじるんじゃないかな?」という、なんとも勝手な思いつきから野口五郎のネタが生まれたことを知った吉村崇は、「やりすぎじゃなくて、(野口さんは)やってないんですよ!」とコロッケに指摘。
また、コロッケの持ちネタである岩崎宏美、美川憲一、森進一などの顔芸を「私もできる」と、りんごちゃんが披露するも、吉村から「全部コロッケさんだろ!」とツッコミが。
すると、ミラクルひかるも「私もコロッケさんの顔まねでクラスでちょっと人気者になった時期があった」と“コロッケの森進一”を披露。
後輩たちが、顔芸の“ものまね”をしていたと知ったコロッケは「責任感じる」と言いながら、本家・森進一の顔芸でトドメを刺し、スタジオは爆笑に包まれた。
清水アキラは、山本譲二の「みちのくひとり旅」を「ビチグソひとり旅」と“改題”するなど、下品なネタやセロテープを使った顔芸で子どもに大人気に。
下品なネタが大嫌いな審査員の淡谷のり子が清水を叱りつけるのがものまね番組の定番だったが、清水は淡谷のものまねをした際に「ババァ」と言い放った際の心の迷いについて告白する。
ネタのギリギリまで「ババァ」と言っていいものか、清水は迷っていたという。しかし淡谷の顔を見て「やりたいことをやらなきゃ」と思ったという清水の言葉に、一同爆笑。小峠英二や原口は、清水のエロネタで「お茶の間に不穏な空気が流れた」と幼少期の思い出を語った。
マニアックな洋楽ネタとモト冬樹のハゲネタで高得点を連発したビジー・フォー。モト冬樹は、「視聴者や審査員どころか、ものまねをしている本人たちすらサイモン&ガーファンクルなど“ご本人”のことがよくわかっていなかった。だから、その程度なんだよね」と衝撃の告白。
吉村が「一番適当じゃないですか!」とツッコむと、「(当時は)実際のライブビデオはなかったから」と開き直った。
坂本冬休みが由紀さおりに変身!
またコロッケは「嫉妬するほど脅威に感じた若手ものまね芸人」として、坂本冬休みを紹介。
「にっぽん演歌の夢祭り」という、日本武道館で行われ、石川さゆり、五木ひろし、藤あや子らが出演する公演で、「武道館が揺れるくらいウケた。もう、ちょっと悔しいくらい。すごかった」という力量を持つという。
スタジオに登場した坂本冬休みは、坂本冬美から生着替えで由紀さおりに変わるネタを披露。その場で着物からドレスに早着替え、さらに声から顔、雰囲気が見事に一変する変身ぶりに、スタジオは大興奮!生着替えの途中で、口元のほくろを取り外してわきの下に隠すという小ネタも効いており、梅沢は「すばらしいものを見せてもらいました」と絶賛した。
井上陽水の「リバーサイドホテル」を歌う2人
尾崎豊の「I LOVE YOU」の宇多田ヒカルバージョンに玉置浩二が乱入!?
番組の最後には、りんごちゃんがコロッケとの“W武田鉄矢”、清水アキラとの“W井上陽水”で夢の新旧コラボショーが実現。
コロッケとミラクルひかるは、玉置浩二と宇多田ヒカルのデュエットに挑戦。これでもかというほどの、コロッケ版“玉置浩二”の暴走に、スタジオは大爆笑!
コロッケは「もっとふざけたい」とスタジオを笑わせた。
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