Muscat~フジテレビの番組情報

2019.08.09更新

村上信五「むちゃくちゃカッコええ!」柔道・大野将平に感銘

8月18日(日)25時55分~『村上信五∞情熱の鼓動』

東京2020オリンピック・パラリンピックで活躍が期待されるアスリートたちに密着するスポーツ番組として、昨年10月にスタートした『村上信五∞情熱の鼓動』。

今回は、柔道・リオオリンピック金メダリストの大野将平、バドミントン・リオオリンピック女子シングルス銅メダリストの奥原希望をゲストに迎え、リオオリンピックを終えてからの3年間をどのように過ごし、どのような進化を遂げているのか?に迫る。

頂上のその先を見据える大野将平

大野将平は、2013年世界柔道選手権、2016年リオオリンピックでともに金メダルを獲得。名実ともに王者に君臨した。

対談を行った日は、今月25日から開催される「2019世界柔道選手権」に向けた稽古の真っただ中。最近、大野が「リオとは違う、新しい自分を見せたい」と語っていると聞いた村上は、「どんな高みを見てはんのやろね」と、頂上のその先を見据える彼と対峙することに。東京オリンピックが来年に迫る中、大野は何を思うのか?

話題は、今年度の中学の道徳の教科書にも採用された、大野の「礼節を重んじる」というスタイルにも及ぶ。

また、リオオリンピックの金メダルを披露してもらうのだが、そこにも大野ならではのこだわりが。アスリートとして自分がメダルを取るまで、あえて先輩方のメダルに一切触らないようにしていたという。「触ってしまうと、自分が一生メダルを取れないと思った」と、その理由を聞いた村上は「それでほんまに(金メダルを)取ったから、むちゃくちゃカッコええ!」と感銘を受ける。

リオオリンピック後、1年間の休養をとった大野。その間に自分と対話して出した結論は、「自分の柔道人生で、今後楽しいことは一切無い」ということ。村上が「悟り」と称した大野の境地とは?

バドミントン奥原希望「リオオリンピックは“過去”」

また、村上はバドミントンの奥原希望の練習施設を訪ねる。

奥原は、2011年に史上最年少記録の16歳8ヵ月で全日本総合選手権大会を制し、2016年全英オープンでは日本勢39年ぶりとなる優勝。同年リオオリンピックでは、女子シングルスで日本勢初の銅メダルに輝いた。

東京オリンピックでのバドミントン日本代表は、2020年4月末時点の世界ランキングで出場者が決定する。出場枠は2つ。女子シングルスは現在、奥原と山口茜が大きくリードしている。そんな奥原が東京オリンピックにかける思いとは?

対談の中で、「リオオリンピックをいま振り返ると?」と聞かれた奥原は、「過去」と答え、村上が思わず耳を疑い聞き返す。銅メダルで悔しい思いと、形になるものを残せて嬉しい思いを感じつつ、それは奥原にとって「過去」で、終わった出来事だという。

そして、彼女は今年1月からプロ転向という決断を下した。それは、東京オリンピックに全てをかけるために選んだ道。

前へ前へと進み続ける奥原にとって、「バドミントンとは?」と尋ねると、「バドミントンをやっていたからこそ楽しい毎日を過ごせる」との答えに、先日取材した大野とのギャップを感じた村上が「大野選手聞いた?」と画面を通じて語りかける場面も。

大野、奥原と、2人のトップアスリートの強さの秘密のみならず、それぞれの競技への考え方、アプローチの違いを感じられるインタビューになっている。

番組概要

『村上信五∞情熱の鼓動』
<放送>
8月18日(日)25時55分~26時55分
※関東ローカル
<出演>
【ナビゲーター】
村上信五、宮司愛海(フジテレビアナウンサー)

【ゲスト】
大野将平(柔道)
奥原希望(バドミントン)  

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。