2019.08.06更新
左から)小島奉文(atmos)、レイザーラモンRG、矢作兼、石橋貴明
石橋貴明をはじめ、矢作兼、そしてお笑い界一のスニーカーフリークとして知られるレイザーラモンRGらスニーカー愛あふれるメンバーと、スニーカーのセレクトショップatmosのクリエイティブディレクターの小島奉文を迎えてスニーカーの魅力を語りつくした「通ぶれるスニーカー」を放送。
石橋は、ナイキのAIR FORCE 1 ULTRA FLYKNIT
矢作は、コンバースのJACK PURCELL
お宝スニーカーを前に話が止まらない一同だが、まずは収録に履いてきた自前のスニーカーをチェック。
石橋が履いてきたのは「夏場はこれ」という最新のニット構造で軽いナイキのAIR FORCE 1 ULTRA FLYKNIT。矢作は「人生で5、6回は買っている」というコンバースのJACK PURCELLで登場した。
スニーカーを400足近く所持しているというレイザーラモンRG。石橋が「バグっちゃうじゃん?」と、スニーカーの底の部分に含んだ水分が化学物質と反応してひび割れする現象を心配すると、RGと小島は「加水分解ですね」と解説。
90年代以降のものは10年くらい経過すると加水分解が起こって靴底がぼろぼろに劣化してしまうという。
石橋は、大事にしていたAIR MAX NM(通称・野茂マックス)が両足とも「バグって」しまったのだと語る。「加水分解」よりも「バグる」のほうが通っぽいという矢作の指摘に「これからバグるにしましょう」とRGと小島はうなずいた。
また、世界的にも人気の高いスニーカーをデザインしている小島が、ウィンブルドン選手権5連覇を達成したテニス選手ロジャー・フェデラーとatmosのコラボモデルも作ったと知って、テニスフリークの石橋はうなる。
番組では「通ぶれるスニーカー」を以下の6項目に分けて紹介した。
【その1】通ぶれるブランドの特徴
スニーカーの誕生はおよそ120年前、1895年にのちのリーボックの創業者によって作られた競技用のスパイクシューズが人類初のスニーカーとされている。そこからさまざまなブランドが誕生ししのぎを削ることで進化を遂げてきた。
◆ナイキ
ナイキはクッション性を飛躍的に向上させた技術「エア」を開発。初期のモデルは外から見えない仕様だった。さらに、バスケットボール選手マイケル・ジョーダンが履いた「エアジョーダン」が1980年代の大ブームに。現在も「エアジョーダン33」まで続く大人気シリーズになっている。
1995年には、AIR MAX95を発売。特にイエローグラデとよばれるカラーは熱狂的人気を誇った。
◆アディダス
ドイツの靴職人「ダスラー兄弟商会」の弟、アドルフが立ち上げたブランド(兄、ルドルフは対抗してプーマを立ち上げた)。特徴的な3本線はもともと革が伸び過ぎないよう抑制、補強するために縫い付けられたものだった。
1971年には、STAN SMITHを発売。シンプルでどんな服にもコーディネートしやすいということで女性にも人気のモデルに。
◆コンバース
1917年にALL STARを発売。定番スニーカーとして発売当初からほとんど形を変えずに多くの人の支持を集めている。
◆リーボック
1994年に発売した、ボタンを押すことで空気が注入され靴ひもがなくなったモデル、インスタポンプフューリーでスニーカー界に革命を起こした。
【その2】スニーカーに搭載されている最新技術
1989年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』に登場した、自動で靴ひもがしまるスニーカーが2011年に限定で発売されて話題になったが、その1足がスタジオに登場。
さらに石橋が靴ひもいらずの電動シューレース調整システム搭載のナイキの最新スニーカー「ADAPT BB」を体感。ボタン一つでぴったりのフィット感を得られる履き心地に「すごい!」と感動。見ていた矢作も「かっこいい!居酒屋の出口で靴箱(下駄箱)から取ってやりたい(自慢したい)」と妄想を膨らませた。
【その3】今、流行っているの一応コレ!
ハイブランドが出している“ダサかっこいい”スニーカーが最新トレンド。さらに、“スニーカーの神”小島は「透けている素材のものがトレンド」だと解説し、杉原アナが最新トレンドの靴を履いてみるも、石橋から「靴下が、おやじ!」とダメ出しをされてしまった。
【その4】女子にも人気!スニ女急増中
一般人ながら1万人のフォロワーを持つスニーカー女子の代表・岩崎藍さんに密着。スニーカー優先のコーディネート、130足を越えるスニーカーが並ぶ自宅などを紹介し、スニーカーの魅力を語り、給料の半分はスニーカーにつぎ込んでいるという“スニ女”ぶりを紹介した。
【その5】通の履き方
小島とRGが購入した最新スニーカーをすぐに履かずに「寝かせる」と言うと、石橋も「俺もそうなんだよ!その靴の旨み成分が出てから履くのよ」と熱弁した。
【その6】手入れ法
小島は、外気の湿気を予防しUVカット率80パーセント以上を実現した「スニーカー パック ドレッシング ルーム」を使用し、さらに乾燥材を入れてスニーカーを保管していると話す。石橋は「それがあったら(野茂マックス)バグらなかったな~」と、残念がった。
そのほか、石橋が約45年前にあこがれた幻のシューズ「ハリマヤ」のスニーカーも登場。
小島も「初見です」というハリマヤの「チャレンジスター」に「27.5!俺のサイズじゃん!」「履いていいの?履いたらもうもらうよ?」と興奮する石橋だったが、履いてみると「うわ~、ちょっと小っちぇーや!足死んじゃう」と、サイズが小さかったようで、泣く泣くGETを断念。テンションが下がったまま番組のエンディングを迎えた。
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