2019.08.09更新
今回の「ジャンクFOCUS」は、柔道・大野将平(おおの・しょうへい)選手、27歳に密着。
2つ年上の兄の影響で、7歳から本格的に柔道を開始。彼が一躍注目を浴びたのは、2013年に大学4年で迎えた(当時21歳/天理大学)初の世界柔道。
そこで大野選手は、なんと6試合すべてオール一本勝ちで世界王者に輝き、衝撃の世界デビューを果たした。
そして迎えた2016年のリオデジャネイロオリンピック。初出場ながら、全5戦中4つの一本勝ちという圧勝劇で金メダル。その存在感を見せつけた。
大野選手が脚光を浴びたのにはもう一つ理由があった。
それは、金メダル獲得直後に見せた、美しいまでの「礼」。この姿が話題となり、中学校の道徳の教科書に、「日本の心」として掲載された。
「名門と呼ばれるところ(弦巻中学・講道学舎、世田谷学園高校、天理大学)
で柔道をやらせてもらっていたので、自然とそういった作法も身についたんじゃないかなと感じています」と語る大野選手。
金メダルの瞬間は、どんな選手でも手放しで喜びそうなものだが、大野選手は対戦相手に敬意を払い、畳をおりるまで決して笑顔を見せなかった。
そんな大野選手に、8月25日に開幕する世界柔道選手権への意気込みを聞いてみると、「攻撃的な柔道スタイルで、日本武道館を沸かせたいですし、我慢強い執念を持った戦いを見ていただけたらうれしいです」。
スタッフが「あと一つ自分に必要だなと思うことはありますか?」と尋ねると、
「浜田さんの焼肉!」との回答が。
そんな大野選手に、浜田が送ったエールとは…。
8月11日(日)の『ジャンクSPORTS』は、元サッカー日本代表の中澤佑二、ボクシングで日本人2人目の4階級制覇を目指す八重樫東、選手・監督として東京ヤクルトスワローズひと筋の真中満、シドニー五輪・柔道100キロ超級銀メダリスト篠原信一らをスタジオに招き、「スポーツの疑問徹底調査SP」をお送りする。
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。