2019.07.29更新
神野三鈴
『監察医 朝顔』の第4話に、神野三鈴が救急救命医役で出演することが決定した。
神野は、1992年に舞台『グリーン・ベンチ』(作:柳美里/演出:三枝健起)で本格女優デビュー。
以後、『太鼓たたいて笛吹いて』(作:井上ひさし/演出:栗山民也)、『兄おとうと』(作:井上ひさし/演出:鵜山仁)、『組曲虐殺』(作:井上ひさし/演出:栗山民也)といった井上ひさし作品や、三谷版『桜の園』(作:アントン・チェーホフ/演出:三谷幸喜)といった三谷作品を始め、40作品以上もの舞台に出演。
2012年には、三谷版『桜の園』と『組曲虐殺』での演技により、第47回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞し、この10月には『組曲虐殺』が待望の3度目の再演となるなど、希代の舞台女優として活躍している。
神野は、月9ドラマ初出演となる。
第4話は、衝撃の展開が待っている。とあるマンションの一室で亡くなっている女子大生が発見される。傍らには空の瓶が転がっており、桑原真也(風間俊介)たちは、瓶に何かの薬が入っていたのではないかと推察。
朝顔たちが解剖した結果、女性は青酸カリウムを服毒していたことが判明する。だが、そんな中で事態は急展開。朝顔が意識不明の重体で病院に運ばれることに。朝顔の処置にあたる救急救命医の小野寺(神野)。はたして朝顔に何が…そして事件の真相は…!?
Q.今回が初の月9ドラマ出演。ご感想をお願いします。
今までチャンスをいただいたのに実現できなかった特別な存在…月9!命と人の想いに真摯に向き合いスタッフ・キャストが一丸となって挑んでいるこの作品で参加できたことを幸せに感じます。私の出番はわずかですが、大切な役割をいただき、心から感謝しています。
Q.撮影はいかがでしたでしょうか?上野さんと初共演ともなりましたが・・・。
なんて素晴らしい役者さんなんでしょう!目の前に朝顔さんがいる!傷つきながらも必死に生きて、そして人に、命に真っ直ぐ向かっていく。あっという間に作品の世界に連れて行ってくださいました。至らない私のミスに対しても、人としても深くて優しくて…もう恋に落ちてしまいそうでした…。いつか上野さんともっとお芝居がしたいという夢をいただきました。
Q.視聴者の皆さんへ見どころなど、メッセージをお願いします。
朝顔…このドラマは災害…事件…そのひとつひとつに、かけがえのない命があることを、今を生きている私達が忘れずに想いを巡らすこと…少しでも助け合えることを感じさせてくれます。そして、もう乗り越えられないかもしれない悲しみも、だれかと繋がることで、時間が動き出すかもしれない…。だれかの物語ではなく、わたしたちの物語だと。
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