2019.07.28更新
「がんばれ!ニッポン!®柔道日本代表応援フェスタ」に参加した選手たち
8月25日(日)から開幕する「2019世界柔道選手権 東京大会」(以下、世界選手権)に出場する選手14人が参加したイベント「がんばれ!ニッポン!®柔道日本代表応援フェスタ」が、27日(土)に開催された。
このイベントは、東京オリンピックでメダル獲得が大いに期待されている柔道の魅力や楽しさを、より多くの人に伝えるために催されたもの。
三部制で行われたイベントの第一部では、シドニーオリンピック100㎏超級の銀メダリスト・篠原信一の解説による「オリンピックの柔道名勝負5戦!」を、選手たちの実践をまじえながら紹介。
篠原信一
篠原は「監督時代は私自身の勉強不足で、知識をもっと蓄えて選手に接していれば、銅メダルが銀メダルに、銀メダルが金メダルになったんじゃないか」と悔やみながらも、「日本の柔道は亡くなられた斎藤仁先生が土を耕し、私が種を蒔いて、井上康生が花を咲かせたと思っています。今年の世界選手権に続いて、来年にはこの東京でオリンピックが行われますから、選手同士、切磋琢磨しながら頑張ってほしい」とエールを送った。
第二部には、東京オリンピックの選考対象となる、世界選手権に出場する選手たちが登場。代表選考大会、および、東京オリンピックに向けた意気込みを語った。
「今年の世界選手権では、昨年できなかった優勝を目指して頑張りたいと思います。一つひとつの試合で優勝し、2020年の東京オリンピックでも優勝できるように頑張ります」
「今年の世界選手権は東京で開催されるということで、皆さんの応援を力に変えて、2連覇できるように頑張ります。2020年の東京オリンピックでは、この階級ではまだ金メダルを獲った選手がいないので、自分が一番をとれるようしっかり頑張りたいと思います」
「今年の世界選手権を含めて大事な試合が続くので、そこでしっかりと勝って、オリンピックの代表権を勝ち取りたいと思います」
「“ケツ股”の芳田です。世界選手権ではケツ股をしっかり活かして、冷静かつ大胆にたくさんの人を魅了するような柔道をして、優勝を目指したいと思います」
「リオオリンピックが終わってからの3年間、『もう一度オリンピックの舞台に立って金メダルが獲りたい』という強い気持ちをもって過ごしてきました。世界選手権でしっかり金メダルを獲って、東京オリンピックにつなげたいです」
「来年行われる東京オリンピックにつなげるためにも、まずは8月29日に出場する世界選手権で3連覇をとりにいきます」
「今年も得意の寝技で勝ち上がって、2連覇できるように頑張ります」
「東京オリンピックと違ってチケットは抽選ではないので、私たちの闘う姿を生で見ていただけたら幸いです。金メダルをふたつ獲って、いい形でオリンピックにつなげられるよう頑張ります」
「多分、みんな阿部兄妹ばかり見てるので、僕のことを見てないと思うんですけど(笑)、なんとしても金メダルを獲って、日本チーム全体に勢いをつけられるよう頑張ります。僕の柔道は最近『つまらない』と言われるんですけど、もうちょっと面白く一本をとっていこうと。僕の階級では永山竜樹選手というものすごく強い選手がいるので、僕と永山選手で世界選手権初日に頂上決戦をやりたいと思います」
「今年の世界選手権は3連覇がかかっているのでしっかり自分の柔道をして、兄妹でも2連覇がかかってるので、兄妹同日優勝を目指したいと思います。東京2020では豪快な柔道をして自分らしさをアピールして、そこでも兄妹で優勝したいです」
「去年、決勝で負けた借りを返すためにこの1年頑張ってきました。今年の世界選手権は自分の夢であるオリンピックに近づけるよう、少しずつ強くなりますので応援よろしくお願いします」
「今日は自分だけのためにありがとうございます(笑)。世界選手権では他の階級は観なくてもいいので、自分の階級だけしっかり観るようにお願いします。冗談です(笑)」
「去年は世界選手権で優勝することができなかったんですけど、今年は結果を出せるようにしっかりと頑張りたいと思います」
「“橋本スペシャル”の橋本です。僕は団体戦に出場するので、日本の勝利に貢献できるよう頑張ります」
第三部では、小学生以下の子どもが参加できる「君も柔道選手!柔道着を着て写真を撮ろう!」が行われ、幅広い世代の柔道ファンがイベントを楽しんだ。
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