2019.07.28更新
2軒目は、芸歴57年の俳優・小林稔侍が登場。
浜田とは1991年にドラマ『パパとなっちゃん』で共演しており、松本が当時の浜田の印象を聞くと、「あの頃は今みたいに東京に住んでる方はいなかったですよね」と、多くの芸人が大阪から東京へ通って仕事していたことを述懐。
「彼(浜田)は1シーンか2シーンを撮って帰っちゃうから、ひょっとして寂しく感じてるんじゃないかと思って、わざと『師匠、師匠』って呼んでた」と小林ならではの気遣いを明かした。
1962年にデビューし、映画やドラマなど629本もの作品に出演してきた小林の、ちょっと変わった私生活を長男の小林健と長女の小林千晴が証言。
「父の小銭入れは医薬品の缶」「急に雨が降ってきたので、車の中にあった傘をさしたら、四方八方に『小林稔侍』と書いてあった」と名優らしからぬ事実が発覚する。
借りてきた鞄を坂上が開けると、蓋にNENJIと書かれた医薬品の缶がお目見え。小林は「パーキングとかで100円玉いるでしょ?コンビニへ行って、『ここからお金を取ってくれ』ってこれを出す」と説明した。
そして、鞄の内側には大きく「小林稔侍」の手書き文字が。「僕たちの育った時代がそうだから。終戦後、畳敷きの映画館へ行って、(下駄を)抱えながら観ないと、スーッとなくなっちゃうんだよ。名前を書くのはその頃からの習性」だと語った。
小林といえば、ちょっとエッチなおじさんとしても知られるが、共演女優からもタレコミが。高橋ひとみは「お尻を触られたりは普通。2ヵ月間のニューヨークロケで、ホテルのお部屋に呼ばれたりして、あわや…みたいな。丁寧にお断りしましたけど」と笑顔。
麻生祐未は「すごく嬉しそうに『触るよ、触るよ』という顔をして触る。地方ロケへ行く飛行機に乗った時、CAさんみんなと仲良くなってるんですよ。『これだけもらっちゃった』って電話番号を見せてもらったことがあります」と女好きエピソード満載ながら、「ただのスケベな人だったらイヤだけど、稔侍さんは許される」と皆が小林の行動を容認していると明かした。
小島瑠璃子が「ここまでやりたい放題やっていて嫌われないのは、人望があるから」と感心するも、ドラマで共演経験のある坂上は「(小林を)嫌ってない人が2人(高橋、麻生)だったっていう話。目撃者の1人として…」と話を続けようとすると、小林がこっそり後ろから手を伸ばして坂上の首根っこをつかみ、ストップをかけようとする一幕も。
坂上は「『西村京太郎シリーズ』はブルートレインや列車がカギを握っていて、ブルートレインなんて1日に1本しか通らないから、一発勝負の撮影なんですよ。まず、ある女優さんが乗る、次に稔侍さんが乗る、最後に僕が乗り込もうとしたら、稔侍さんが(カメラの死角になる位置で)その女優さんを羽交い絞めにして体を震わせていて、僕は『ウッ!』となってしまった」と暴露。
小林は「いや~、僕の武勇伝を覚えてくれてて嬉しいよ」と満面の笑み。小島が「やんちゃ時代のことを大っぴらに話す方がどんどん少なくなってるから、こういうお話を聞けるのはいいですよね」と絶賛するも、坂上は「こじるりちゃん、昔話じゃない。現役の話だよ。ですよね?先輩」と確認した。
小林は「もう昔の話だよ。今は触りたいなと思っても、お尻なんか触れません」。松本が「触りたいという気持ちはあるんですね」とツッコむと、「年とっても男だからね、お尻どころか…」とデレデレにニヤけていた。
また、「稔侍さんに言い寄られたらどうする?」と聞かれた小島は、「流行りのアプリとかで盛り上げてやり過ごすかもしれない」と防御法を紹介。実際にスマホが登場し、子ども顔になったり、セクシーな女性の顔になることのできるアプリでお互いを撮り合い、トークは大いに盛り上がりをみせた。
次回8月2日(金)の『ダウンタウンなう』は、ゲストに大迫勇也、三浦瑠麗が登場。
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。