2019.07.23更新
日本人よりも日本に詳しい「世界選抜チーム」と、東大卒4人を含む「日本代表チーム」が対戦した『ネプリーグSP~インテリ世界戦!』。
今回、地理担当の村瀬哲史先生と現代文担当の林修先生が教えてくれた「誰かに話したくなるウンチク」は?
子どもから大人まで誰もが一度は目にしたことがある駄菓子の代表格といえば、「キャベツ太郎」だ。そのパッケージには、なぜカエルが描いてあるのか?そんな素朴な疑問に、村瀬先生が答えてくれた。
カエルがキャラクターに選ばれた理由のヒントは、パッケージのカエルが警察官の扮装をしていること。そして、カエルが虫を補食することだそうなのだが…?
このパッケージに描かれているカエルは、“芽キャベツ畑を青虫などから守る、カエルのおまわりさん”という設定だそう。カエルは、害虫は食べるけれどキャベツは食べないので、パッケージのキャラに選ばれたのだ。
「練習する」という意味や「習い事」などの意味で使われている「稽古」という言葉は、もともと違う意味で使われていたという。林先生によると、もとの意味を探るヒントは「稽」の字の“訓読み”に隠されているそうなのだが、何と読むのだろうか?
答えは「稽える」=「かんがえる」。本来、稽古という言葉は、「古(いにしえ)のことを稽(かんが)える」、つまり昔のことを学んで正しい道を知るという意味で使われていたのだ。昔のことを学んで自分を豊かにするということから転じて、学問や武道などを学ぶ、という意味で使われるようになったそうだ。
「デスジャナイサーキット」の出題問題の中では、「エイ」と「カモノハシ」がそれぞれ何類なのかという問題で間違った人が多かった。村瀬先生の解説を聞いて、分類を覚えておこう!
日本の近海にも多く生息しているエイは、魚類。ただし、エイの中には、メスが体内で卵を孵化させて子どもを育てる種類もいるという。
一方、カモノハシはほ乳類。卵を産む動物なので「ほ乳類ジャナイのでは…」と迷ってしまいがちだが、母親の母乳を飲んで育つので、ほ乳類に分類されるそうだ。
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