2019.07.18更新
長嶋一茂
今回は、国民的スーパースター・長嶋茂雄の息子、長嶋一茂に密着。
その自由奔放な発言で、今やテレビで見ない日はないほどの人気を誇る一茂へのインタビューやプライベートに密着し、素顔に迫っていく。
父の影響で小学生から野球を始めた一茂。父のことは幼少期から遠い存在だと感じていたが、プロ野球の世界に入り一茂が最初につけた背番号は、父と同じ「3」。 同じチームの監督・選手という間柄でも、会話を交わすことはほとんどなかったが、引退した際に一茂に引導を渡したのは父だったと明らかにする。 「あの長嶋茂雄の息子として、これで良かったのかなという思いはすごくある」と胸中を吐露。
また、12年前に他界した母・亜希子さんへの思いをテレビ初告白。幼少期、誰よりも一茂と多くの時間を過ごしてくれた亜希子さんは、ドラフト1位指名を受け本人も自身の活躍を疑っていなかったが「あなたは2軍からスタートしなさい」と厳しい助言をしたという。当時の一茂はこの助言に聞く耳を持たなかったが、わずか9年後に引退する際に自分がプロ野球の世界を甘く見ていたことを実感、母の言葉を素直に受け入れることができなかったことを強く後悔した。
現役引退後、一茂は芸能界に進み俳優業にも挑戦していく。2008年には自ら主演、さらには製作総指揮まで務めた映画『ポストマン』を公開する。身銭をきってまで製作し、結果的に大赤字となってしまったこの映画には、一茂がどうしても亜希子さんに見せたいという執念が込められていた。その背景にあった小学1年生の学芸会での出来事とはー。
さらに、一茂は現役を引退する直前の30歳で「パニック障害」に襲われたことも激白。当時は狭い空間に入ると、そこから逃げ出せないような恐怖を覚え、車、新幹線、飛行機などに乗れず、突然襲われる過呼吸のためにポリ袋を手放せなかったという。タレント活動や俳優業を続けながら人知れず「パニック障害」と闘い続けていた一茂を救ったのは、愛する双子の娘たちだった。
そして番組は、一茂のプライベートに密着。控え室に入ってわずか5秒でメイクを始めるせっかちな一面や、現役を引退してから始めた空手のトレーニング風景なども追っていく。
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