2019.07.03更新
関ジャニ∞の村上信五が、2020年のオリンピック・パラリンピックで活躍が期待されるアスリートたちに密着するスポーツ番組『村上信五∞情熱の鼓動』。これまでに競泳・瀬戸大也、卓球・張本智和、バレーボール・古賀紗理那をはじめとするアスリートたちと対面、その強さの秘密に迫ってきた。
次回、7月5日の放送には、リオ五輪陸上4×100メートルリレーの銀メダリスト・山県亮太が登場。山県は6月末に行われた第103回日本陸上競技選手権大会を肺の病気で安静が必要と診断されたために欠場したが、村上はその約1ヵ月前に取材をしていた。
5月下旬、村上は山県の練習拠点である慶應義塾大学競走部のトレーニングルームを訪問。初対面の2人だが、村上は会ってすぐに山県の体が大きいことに気づき「(体が大きいと走る際に)邪魔になるんじゃないか?」と問いかける。
さらに、山県の上半身に触れてみて「めちゃくちゃ締まってる。脂肪というか無駄なところは全然ない。腹筋もめちゃくちゃ割れてる、背筋こんもりしてタクシーの真ん中みたいになってる!」と例えてみせる。
世界的レベルのスプリンターでありながら、技術コーチを付けずに練習し“異色のランナー”と言われる山県だが、「どうしたらもっと速く走れるのか?」と、走りを極めようとする探求心が男子4×100メートルリレーでの歴史的快挙を生んだ。
対談では、山県に「100メートル走の歩数が決まっているか」を質問。すると「調子によりますが良い時は47.5歩」という細かくて正確な答えに驚く。練習で歩数を数えていることも分かり、山県が“精密機械”と呼ばれるゆえんを垣間見る。
また、100メートル走での意外な事実に、陸上競技の奥深さを知った村上は「100メートルの見方が変わりますね」と感心しきりだった。
この番組では初めて陸上の選手を村上さんに取材していただきました。スタートが武器である山県選手に、スタートの技術を教えてもらう場面も。山県選手がどれだけ緻密に考え、トレーニングを積んでいるか、ぜひご覧いただけたらと思います。
最後に、山県選手ができるだけ早く復帰されることを心より願っております。
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。